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改修住宅・平群のすまい<住宅医限定・研究見学会>~その翌日は畑拓さんの撮影です。

2月18日火曜日、奈良県生駒郡にある「平群のすまい」の住宅医限定・研究見学会が行われました。

全国の住宅医に呼びかけての研究見学会ですが、竣工時の見学会の日程が来まるのは2~3週間前が限界。告知が遅くなるために、集まる人は限られ、全国から4~5人程度です。ただ、この人数が見学会のベスト人数。オープンハウスのような大人数の見学会は、基本的にMsでは行わないことにしています。来てくださったかたに、じっくり説明出来る方が、後味が良く、お互いの満足度も上がると思うからです。

住宅医限定ですが、右手、梅田工務店の梅田社長は今回特別ゲスト。この改修住宅で、何かとお世話になったからです。(その理由はのちほど)
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まず詳細調査の報告書をお見せしながら、既存住宅がどのような状況であったかを、性能評価も含めて詳しく説明しています。

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次は耐震補強について。
真ん中奥で帽子をかぶった人が、今回施工担当の羽根建築工房監督の和田洋明さん。
梅田社長の鋭い質問に、テキパキと答えて、さすがの梅田社長も感心顔です。
基礎補強と金物の入れ方や、補強梁の位置や入れ方など、かなり詳しく説明できました。

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基礎断熱なので、床下の断熱材を、吹き出し口を兼ねた点検口からのぞき込む住宅医たち。

断熱補強では、床、壁、屋根、そして開口部と、断熱材の材料から入れ方や工夫、細部の施工方法など、これも和田さんの説明は説得力がありました。実際手を動かした人の説明は貴重です。

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床下からの吹き出し口というのは、今回、パッシブ冷暖を採用したからです。
担当のMs宮本君が、床下用エアコンの前の格子建具を取り外し、その説明をしています。今回Ms温熱コーチの中野弘嗣さんの指導のおかげで、しっかり勉強した成果を、この説明で発揮していました。

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客間の和室です。もともと家事室兼、客間だったのが、床の間をつくったおかげで、良い和室になってしまいした。今回梅田社長をお呼びしたのも、この和室の床の間の両脇2本の床柱を、緊急で、梅田工務店から調達したからです。
右手は、杉の錆び丸太。これはしっかり代金を支払い致しましたが、左の杉のナグリ仕立ての床柱は、梅田工務店の倉庫に埋もれていたもの。「死ぬまで使わないから、文子さんにあげるわ。」とタダでプレゼントされたものです。
「死ぬまで使わない。」と言われたのは、どうも「野暮くさい。」と思っていたようで、この床柱を現場に持ち帰って、現場棟梁の入江さんに見せても「銘木屋でよく見るやつや。」と、これもちょっと「野暮くさい。」と思っている節がありました。
その2本の床柱が活かされた床の間を、皆さんに披露し、このいきさつもお話して大笑いでした。


さて、翌日の梅田社長の御礼のメールをここで、ご披露いたしましょう。

エムズ設計事務所御中
三澤文子様 宮本様

昨日は 長時間 特別現場完成説明会 お招きいただき
エムズのノウハウ惜しげもなく公開頂き
恐縮致しました。大変刺激と参考になりました
少数で色々詳しく質問でき大変勉強になりました
今後とも宜しくお願い致します。

また
床柱も当社では埃をかぶって お蔵入りのところ
文子さんの見立てで抜擢していただき
素晴らしい和室で主役になり
誇らしげに喜んでいることと思います。
                 
梅田工務店 梅田宗春  

このメールを頂き、あたかもナグリの床柱が、生きて魂を持っているように思え、不思議に楽しい気分になったのです。



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研究見学会も無事終わったその翌日は、カメラマン畑拓さんの撮影が行われました。
暖かくなってお天気も良く快調に撮影が進んだようです。

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造園もプランタの清野陽介さんにより完了。お庭の梅の木も、つぼみがすっかり全開しています。
夕暮れになるまで、粘って撮影を行う畑拓さん。これか終わったら、神奈川まで、帰路につかれます。

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内部の灯りに照らされた木の色は暖かくて、お家が恋しくなる色だと思います。


三澤文子


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