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大阪ガスNEXT21 「風香る舎」工事の終盤から完成へ ~熟年パワー頑張る。

昨年9月から工事に入った大阪ガスNEXT21 の住戸改修、名付けて「風香る舎」。

集合住宅であっても、風通しが良く、かつ、木の香りのする空間ということを意味していますが、合わせて、集合住宅でZET達成、そして健康維持(向上)住宅を目指しています。

そんな現場に、通い続けて7か月、定例のあった毎週水曜日、最後の現場監理は3月11日でした。
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この写真が3/11です。 
共用廊下から玄関を見ているのですが、内部は想像通り、ごった返しの状況でありました。次の水曜日、3/18には監理者検査があるのに、大丈夫か?!と、みんなが心配していましたが、私は、意外にも、きっとできるはずだ。との確信が・・・

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そして1週間後の 3/18の、ほぼ同じアングルの写真。ダメ工事は数々ありましたが、なんとか出来上がっています。

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内部垂れ壁の吹き出し口は、金属の格子を普通に勧めてくれた設備工事の担当の方の意見を聞かずに、最後の最後までデザインを考えたおかげで、ギリギリになり詳細図を出し、現場所長には、白い目で見られたものの、検査の日には可愛い吹き出し口が完成。思った以上の可愛さに喜びひとしおでした。

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RC造ラーメン構造の中に木造の架構を入れるという、まさしくスケルトンインフィル。
木組みがなされた差し鴨居は、兵庫県宍粟の杉材、上下芯去り材です。樹芯を上下にはさんでの木取りは、大径木でしかできません。
また、戸袋は征の3層クロスパネルで厚さは30㎜これも宍粟の杉、名付けて「しそうパネル」です

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そして、木工事担当の2人とスリーショット。
私の横は木工事監督の村山さん。向かって右手が親方の久世さん。二人とも私より年上で、ムラさんは私のひとまわり上。その若さと馬力に脱帽です。この現場は年配の大工さんがたくさん入りましたが、無垢の木の仕事をして、きっと仕事寿命を延ばしたことと思います。

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検査から5日目の3/23、この日はインテリアの設営です。
Ms定番のトヨさんの椅子、男の椅子など、「低座の生活のススメ」を提案しています。このタモのテーブルも高さは650㎜。ほかにはない高さです。

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リビングの天井は岐阜県産材の杉赤味板。無地で綺麗に色味が揃っています。リビングの向こうには和室がありますが、和室の天井は、天井高さを押えて天井裏収納(ここでは、設備空間)をつくっているので、梁組みの上に床板といった、戸建て感覚の空間です。

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玄関土間からリビングを覗きます。照明の具合もほぼ良いようです。

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これは、玄関外部横のインターホン。インターホンの下に、小さな何かが・・・
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実はこのロゴが入っています。
「風香る舎」(かぜかおるや)
風という漢字のなりたちが、「大昔、中国の人々が、大きな鳥の姿をした神様が風を起こすと信じていた。」ということから、鳥のロゴになったのですが、「鳥は実を運び、木に生命を与え、森を豊かにする。」ということから、Ms住宅インテリアでは鳥のモチーフを良く使います。ですので、木の空間の提案である今回のこの住戸の改修にぴったりのロゴだと思っています。
さて「風香る舎」の中には、この鳥がところどころにおります。見学にこられる際は、何羽いるのか数えてみてくださいね。
【※4月1日からの公開見学が5月1日開始に延期になりました。】


三澤文子

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