サワラ板のヤニ拭き取り作業

Msでは、自分たちで木材を購入し、管理しています。

今回は在庫のサワラ板のヤニ取りをするため、材を保管させていただいている中田木材さんにお邪魔しました!

作業を行うこのサワラ板は事務所の代表であった故三澤康彦が、生前この材を気に入り購入したものです。

サワラは耐水性・耐湿性が高く、やわらかいので、加工もしやすい材です。また、材質がおとなしく、狂いも少ない材でもあります。

購入時は丸太の状態でしたので、製材し、フローリング材となっています。

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ヤニは樹脂など、木材中から分泌された液状のものを指します。

住む上ではあまりあって欲しくないといようにネガティブなイメージもあるかもしれません。

ですが、ヤニにはポジティブな面もあります。

基本的にサワラ等の桧系のヤニは施工後に出ることはありませんが、

桧やサワラでヤニ(油分)が多いということは、木が良いことにつながります。

また、香りも油分から出ることが多かったりと、良い材の特徴でもあります。

良い材を見極めるひとつの指標にもなるヤニですが、ベタつきは取っていきたいので、ヤニを拭き取っていきます。

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上の写真は右がヤニの付いた状態の材で、左がほとんどヤニの付いていない状態の材になります。

橙色になっている部分がヤニの付いている箇所です。

ヤニはアルコールで拭き取ることができ、薬局などで、無水エタノールや消毒用エタノールが購入できます。

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これを布などに付けて拭き取ると....

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お分かり頂けますでしょうか。橙色の部分が少し薄くなり、ヤニが拭き取れています。

石とは違い、製材後も変化が起こるので、改めて木材は生きているんだなと実感します。

スタッフ宮本