胡桃山荘便り

宿泊体験の感想~材料の確認~ :2013年5月 7日

先日着工をしましたIM邸の住まい手さんは、プレゼンテーションの後、建物の実際の仕様を確認するために胡桃山荘に宿泊体験されました。自分たちの家に使われる実際の材料、薪ストーブ、空間の大きさ。IMさんから感想を頂きましたのでご紹介させていただきます。

着工のときのMs日記 http://www.ms-a.com/post_103.html

(以下、文章・写真ともIMさんから頂きました)

2月の三連休に、胡桃山荘に泊まらせていただきました。

三澤先生に我が家を設計していただくにあたり、Jパネルの床などの全体の雰囲気はもちろん、韓紙の壁紙、吊戸棚など、細かい部分を確認し実際にそれを我が家にとりいれるかどうかを決めるという目的でおうかがいしました。

胡桃山荘に着いたのは、もう日も暮れかけている時間、氷点下の寒さです。鍵を借りに行ったお隣の北沢建築さんの建物や工場も素敵で、じっくりと外観を拝見。

さっそく胡桃山荘の中に入り、とりあえず薪ストーブに火をつけようと、おいてある説明のとおりに火をつけましたが、そんなすぐには冷えきった室内は暖まりません。。。

暖まるまで、夕食の調達に地元のスーパーに行き、鯉やきのこ、りんごジュースなど地元食材をたっぷり買い込んできました。

さあさっそく夕食の準備、なのですがまだ部屋が暖まりません。薪を追加したり、空気を送ったりして薪を激しく燃やすと、今度は薪ストーブ自体が高温になってしまい、慌てて温度を下げたり、、と奮闘し、夕食が終わる頃にやっと部屋全体が暖まってきました。

「薪ストーブ」を新居の主暖房にし、これだけにしようと思っていました。が、この状況に、一日の大半は家にいない共働きの我が家では、「灯油ストーブとの併用」も少し考えたほうがいいのでは。。。そして、一晩でなんと2束も薪を使ってしまい、「一冬でいったいどれだけ薪がいるの?」とそちらにも不安が。(あとで三澤先生にお聞きすると、やはり一週間以上暖房していないので家が冷えきっていたのでは、とのことでした。そして薪の燃やし方も私たちの方法はバーベキューをするときの方法ということが判明。正しい方法も教えていただきました!)

夕食のあとは、子どもが楽しみにしていた「マシュマロ焼き」をしました。マシュマロを串にさして薪ストーブに近づけるだけなのですが、コンガリ焼けて中はとろっとなってとってもおいしい!我が家ではバーベキューの時にマシュマロ焼きをよくやるのですが、薪ストーブがあると冬は毎日家でこれができるからと、息子は薪ストーブにとっても前向きでした。

その後は、寒いながらも外に出て、星空観察。「星座」に興味を持ち出した息子はオリオン座を探していましたが、オリオン座が目立たないくらいの星の多さで、あんなにきれいな星空を見たのは久しぶりです。

冷えた体を温めようと、お風呂にお湯をはり、木のいい香りの中、体の芯から温まりました。

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翌朝も子どもは家の中をあっちに行ったりこっちにいったりと楽しんでいましたが、どこにいても息子の気配がわかる家のつくりとコンパクトさ。ちょうど新居も胡桃山荘くらいのサイズなので「このくらいのサイズがいいね」と改めて実感しました。

リビングの大きな窓とデッキ、木の質感が感じられる床、そして薪ストーブと、これから建つ我が家への夢がふくらむ滞在でした。このたびは、ありがとうございました!

(以上、IMさんからの感想)

 

プレゼンテーションのときには使用する材料のサンプルや写真を駆使してできるだけ分かりやすく説明をしているつもりですが、実際に生活をしてみる事が一番確実に住まいの雰囲気が分かります。百聞は一見に如かずです。IMさんの期待にこたえられる、素敵な家ができるよう頑張ります。

 
 

宿泊体験の感想~名栗の足触り~ :2013年4月24日

前回の宿泊体験の感想から少し間が空きましたが、お陰様で色々な方に宿泊体験して頂いています。3月中旬に宿泊頂いたIさんから頂いた感想をご紹介させて頂きます。

(以下、文章・写真ともIさんから頂きました)

新居を建てるにあたりいろいろ調べていくうちにやっぱり木の家がいい!との思いが強くなり調べていくうちに、こちらに行き着きました。薪ストーブがどれほど暖かいものなのか、木の家のメリット・デメリットを知りたくて胡桃山荘を1泊させていただきました。建築家さんの建てた家に宿泊体験させていただけるとのこと、住み心地ならびにインテリアなども楽しみに伺いました。

行ってみたところ...

素敵でした!デザインはもちろん、機能的であり、遊び心あり、木の良さがふんだんに味わえる家でした。一言に木と言っても、材質、加工、仕上げでいろんな表情があるんですね。私が一番気に入ったのは、赤いなみなみ廊下?です。もともと赤が好きなのもあるのですが、モダンなような温かみのあるような色。そして、足触りのよさ!これは体験しないとわからないですね。DSC_0052

どの窓からも季節を感じられるのですが、ダイニングからの眺めも最高で、こんなところで毎日ご飯が食べれたらもっと感性豊かになれそう...薪ストーブ前のローテーブル&ローチェアーもなんとも落ち着く高さで、とてもくつ ろげました。そんなに広くはないのですが、いたるところに居場所(座る場所)があり、ずっと家にいてもあきないのです。子供たちも始めはあちこちのぞきまわっていましたが、薪ストーブの火を眺めたり、2階で本を読んだり、自分の居場所を見つけて楽しんでいました。まだ、夜は0度近くまで冷え込む寒さでしたが、家はどこも適温でした。本当に感性が豊かになったひとときでした。やっぱり木の家・薪ストーブいいです ね!主人も木の家・薪ストーブに理解を深めてくれたようでした。ありがとうございました。

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(以上、Iさんからの感想)

Iさんに気に入って頂いた"赤いなみなみ廊下"の正体は、、、Jパネルです。胡桃山荘の床・壁・天井に使用しているJパネルと同じです。Jパネルに名栗加工を施してから漆塗りをしています。触感というのは文字でも写真でも伝わりません。五感をフル活用して胡桃山荘を満喫して頂いた様子が伺えます。

 
 

宿泊体験の感想 :2013年2月27日

 先日プレゼンテーションを終えたM邸の住まい手さんは、プレゼンテーションに先立ち胡桃山荘に宿泊体験されました。以前にもMsの竣工物件を見学頂いていたMさんですが、実際に「木の住まい」で1日を過ごすことで色々なことを体感していただけたようです。Mさんから頂いた感想をご紹介いたします。

 

(以下、文章・写真ともMさんから頂きました)

この度、Ms 設計事務所に自宅新築の設計を依頼したのをきっかけに、実際、Ms が設計した木造の家を実感するため、2014 年 2 月 16 日から 17 日にかけて家族 3 人で胡桃山荘を宿泊利用させていただきました。あえて厳冬の 2 月中旬を選んだのは、「真冬」の「そよ風」の威力を体感したかったためです。大阪から塩尻までは電車を乗り継ぎ、塩尻からはレンタカーで胡桃山荘へ。訪問前日に雪が降って積もっていたため、少し車の運転が心配でしたが、ほぼ問題ありませんでした(胡桃山荘の駐車スペースに出し入れするときは、水路に落ちそうになるのが怖くて、相当、慎重になりました)。

胡桃山荘には午後 2 時過ぎに到着。北沢建築のスタッフさんに案内され、いよいよ山荘に入場。室内はそんなに寒くない!というのが、第一感想。北沢建築のスタッフさんの言うことには、屋根に雪が積もっているため、太陽光の集熱による「そよ風」の暖房機能は働いていないとのことでした。しかし、南側の窓からそそぐ太陽の光でも結構暖かく、室温は 12 度くらい。外気温は-2℃くらいだったので、かなり暖かさを感じました。

1 時間ほど山荘内外を「探検」。実際にすべて「木」で建造された建物を体感。早速、薪ストーブもチャレンジしたかったのですが、とりあえず陽が落ちる前に買い物(ただ、雪道が怖く、三澤さんお勧めの温泉には行けなかったのが心残りでした)。午後 4 時過ぎに山荘へ戻り、息子(5 歳)と雪だるまを作って遊ぶものの、室内の寒さが気になり、4 時半頃から薪ストーブにチャレンジ。火は問題なく着きました。息子は、薪に興味津々で、室内にストックがあるにも関わらず、わざわざ雪の中、外へ出て何本か持ってくる始末。

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部屋が徐々に暖まっていく中、パスタとビールで夕食。ビールを飲んで、薪ストーブの前に座っていると、暖かくて、猫になった状態で動けません。息子は、薪を投入したくてウズウズしていました。就寝前の室温は 19 度くらい、外気温は-11 度でした。「そよ風」の循環機能をオンにしていたせいか、2 階もほぼ同様のほんのりした暖かさで、ぐっすりと寝ることができました。ただ、お風呂場は寒かったですね。翌日、朝 6 時半に起床。妻と息子は熟睡。下の降りると、薪ストーブは完全に消えていましたが、室温は 13℃。外気温は-12℃。朝食後、息子と掃除をして、胡桃山荘を後にしました。
  妻はダイニングのチークのテーブル、息子は木のお風呂が気に入ったようです。
  これから、いよいよ本格的に家造りが始まります。胡桃山荘は、その意味でも色いろなヒントを得ることができたと思っております。改めて胡桃山荘宿泊の機会を与えてくださった三澤さん、Ms のスタッフの方々に心より感謝いたします。ありがとうございました。

(以上、Mさんからの感想)

Mさんとのプレゼンテーションでは、胡桃山荘の仕上げなどを中心にお話できたので写真や図面、模型だけでなく実感としてのイメージを共有できたのではないでしょうか。「イメージ」というのは共有できそうでなかなかできないものですが、お互いに知る実在するものを介しては話ができるととてもスムーズです。Mさんの住まいつくりも始まったばっかり。またMs日記でご報告させて頂きたいと思います。

 
 

宿泊体験の感想~断熱性能実測(冬期)~ :2013年2月26日

以前、夏の胡桃山荘の断熱性能実測をされた岐阜県立森林文化アカデミーの学生さんが再度胡桃山荘を訪問されました。(以前の記事はこちら)今回はもちろん冬の胡桃山荘の実測です。学生さんから感想を頂いたので早速ご紹介したいと思います。

(以下、学生さんから頂いた文章・写真)

1月9日から11日、胡桃山荘へ宿泊体験させていただきました。夏に断熱性能を数値で計測させていただきました学生です。引き続き、冬の測定のため宿泊体験させていただきましたのでレポートさせていただきたいと思います。

胡桃山荘の冬の目玉といえば、薪ストーブです。宿泊された方のほとんどが、薪ストーブの心地よい暖かさに魅了されたことでしょう。また、電気もガスも使わないエコな暖房というのも、薪ストーブの魅力の一つでもあります。エコな暖房といえば、胡桃山荘ではもう一つ忘れてはならないのが「太陽」です。太陽熱屋根集熱式ソーラーシステム「そよかぜ」が胡桃山荘の大きな特徴ではありますが、今回注目したいのは南に向いた眺めの良い、大きな「窓」です。下の写真は胡桃山荘の夏と冬の写真です。

写真2

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夏は庇がしっかりと太陽を防いでくれていますが(写真下)、冬は部屋の隅々まで暖かな光が行き渡るよう設計されているのがわかります(写真上)。

写真3

川にツララができるほどに冷え込むなか、建物の性能を測定するために「薪ストーブ」も「そよかぜ」も使用しない状態での実測でした。しかし太陽によって暖められた床や壁は、室内をぽかぽかと暖めます。また床壁天井に使用されているJパネルは、無垢の木なので触っても冷たくなく、厚さも一般的な合板フローリングの2倍ほどあるので熱を蓄えます。明け方の外気温―7度に対し屋内は無暖房で7度もあり、おどろきました。おかげさまで、長野の真冬を無事に2泊3日過ごすことができました。もちろんこのように上手くいくには、しっかりと断熱をすることが重要になってきます。大きな窓は、夜には打って変わって熱が逃げる弱点ともなり得ますが、胡桃山荘では性能の良いガラスとしっかりと締まるサッシュ、足元まで降りるロールスクリーンを使用し、窓の断熱もしっかり考えられています。

今回も実測ということで、本来の胡桃山荘の楽しみ方とは少し違った滞在でしたが、純粋に建物の性能を肌で感じられる、貴重な経験ができました。せっかくの「薪ストーブ」や「そよかぜ」を使わないことはお勧めしませんが、太陽にあたりぽかぽかする木の空間は、とても魅力的でした。ありがとうございます。

(以上、学生さんからの感想)

 
 

冬の胡桃山荘 2013年2月 :2013年2月22日

先日ひさしぶりに胡桃山荘に宿泊しました。

住まい手の宿泊体験はというと、昨年12月~2月の間、ひと月に2組ほどありました。

また、仕事をする上でもこの胡桃山荘は大いに役立っています。

胡桃山荘が長野県にあるため、中京圏の仕事をいただいたときの拠点としての機能を

果たします。


さて、ここ数年で一番の大雪でした。

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私たちが訪れる前日まで中央道が不通だったそうです。(びっくりしました)

胡桃山荘ができて、2回目の冬を迎えます。

断熱性能がよい胡桃山荘は薪ストーブひとつですが、

明け方の外気温―12度に対し屋内は17度と、とても快適です。

薪ストーブ用の乾燥した薪も入荷してあるので、バッチリです。

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スタッフは朝食後、南側デッキの雪掻きです。

雪は凍っているので、思うより体力を使う作業です。

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室内から見た景色。

スキー場のゲレンデに来たようです。

三澤