胡桃山荘便り

宿泊体験の感想~夏の胡桃山荘1 :2015年8月31日

お盆を過ぎた頃より少しずつ暑さも落ち着き、秋の訪れを予感させるこの頃。

酷暑真っただ中にあった大阪を離れ、胡桃山荘へ宿泊されたMsの住まい手Yさんから

感想を頂きましたのでご紹介いたします。

(以下、文章・写真ともYさんから頂きました)

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大きく茂った木立の向こうに小さな木の家を見付けた時、

「あ、かわいい・・・!」と小さく叫びました。

背の高い萩やキンシバイや雑草たちの緑に包まれてひっそりと佇むその姿。

ドライフラワーのように色褪せたアジサイの花が、同じく雨風に晒されて少し汚れた

外壁の杉の肌とよく調和していたのがとても印象的でした。

たった1泊でしたが、台所では長野の新鮮な野菜を使ってご飯を作ったり、

大きなソファで昼寝したり、またあらゆる場所を採寸してまわり、

図面で見るのと実際との見え方の違いや、寸法の感覚を肌で感じる事が出来ました。

そして、ここでは時間の経過がとても緩やかでした。

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テラ スで夕暮れを過ごした後、夏でも少し肌寒くなり中へ入ると、

だんだん夜が降りてくる気配を静かな室内から感じます。

ユーミンの「翳りゆく部屋」という歌にーランプを灯せば街は沈み、窓には部屋が映るー

という一節がありますが、まさに夜の室内は歌詞のような叙情的な世界で、

灯りが木目をぼんやり照らして、昼間のカラッとした感じとはまた違う表情でした。

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一番心に感じた事は、木の肌は、一日のあらゆる時間帯の空の色とも調和するという事です。

ということは、きっとあらゆる天候、あらゆる季節にも柔らかく溶けて、

忙しい生活を美しくしてくれるのだろうと思います。

今回は夏の晴れた日でしたが、違う季節や雨の日もしっとりしていて良さそうです。

本当に楽しいひとときを過ごす事が出来ました。

お世話になった皆様に心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

(以上、Yさんからの感想)

歌詞に表れるささやかな場景に目が留まるということも、胡桃山荘ならでは。

情報に溢れた日常を離れ、場所と時間だけの胡桃山荘に宿泊することで、本当に必要とするものは何かが見えてくるのかもしれません。

住まいをお考えの方は是非一度、胡桃山荘へ体験宿泊にいらしてください。

スタッフ戎野

 
 

宿泊体験の感想~初夏の胡桃山荘 :2015年7月 6日

梅雨らしくシトシトと雨が降る日が続いていますが、気温が低いからでしょうか、例年より過ごしやすく感じます。

さて、西宮で改修工事の設計依頼をいただいている住まい手のTさんが、胡桃山荘に宿泊されましたので感想をご紹介いたします。


(以下、文章・写真ともTさんから頂きました)


今回Msさんにリフォームの設計を依頼することになり、胡桃山荘を2泊させていただきました。

かねてより、日本アルプスに囲まれた避暑地に滞在型コテージがあったらいいなあと、思っていたのでさっそく申し込みました。

西宮の自宅を出発し、午後4時頃山荘に到着し、北沢建築さんへ行き案内していただきました。

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胡桃山荘の国産無垢材で建てられた家の佇まい。また北沢建築さんの事務所、工場棟や茶室も見ているだけで十分満足してしまう佇まいで、毎日この環境で生活出来たらすごく幸せだろうと思いました。

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山荘の2つの扉を開けて中に入り、国産無垢材体験。ここではスリッパを履かずに、木の温もりを直に感じてほしいと、Msさんがおっしゃっていますとのことでした。

その一言で、この山荘のすべてを言い尽くしているのではないかと思います。

次は薪ストーブ体験。案内の方にレクチャーしいていただき、始めて薪をくべた時の感動そして薪が燃えた時の感激、ここに到着してからテンションあがりっぱなしです。

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部屋の間取りや玄関内正面の物置き部屋、家事室の必要性、お風呂場とトイレのコラボは圧巻で設計のセンスが光ります。

キッチンのウォールナットのカウンターに、その上の照明の美しいデザイン、キッチン収納の自由な寸法の仕上がりや、主人絶賛のドイツ製掃出し窓とその掃出し窓からの眺め、借景やくるみの木が見える窓辺のカウンター等、ここにこんなのがあったらいいなあと思うものが既に存在し、住まい手の心を満足させる出来上がりが素晴らしすぎて刺激され、すごく勉強になりました。

木の温もりに包まれて眠る幸せ、明日への活力になります。

2日目の朝、昨日の薪ストーブの暖かさが微かに残っているのは『そよ風』の威力でしょうか?

昨夜は山の方で雪が降ったとのこと。

山荘の宿泊は私の日常では体験出来ない生活空間でした。

この素敵な体験をさせていただき本当に有難うございました。

そして、これからのリフォームがとても楽しみですし、どんなことでも相談にのってくださったり、こちらの要望も聞いてくださる、またベストな提案も提示していただける建築設計のクォリティーの高さは、Msさんだからこそだと思います。

山荘では冬でも薪ストーブだけで暖を取るとのこと。今度は冬の山荘も体験したいです。


(以上、Tさんからの感想)


胡桃山荘は非常にコンパクトな設計で余分なものが有りません。だからこそ窓や床、キッチン、家具等、住まいを構成する要素の一つ一つに込められた工夫や配慮、普段感じない臭いや肌触りが経験として強く感じることができます。

宿泊体験を通じてリフォームの夢がより一層、具体化されたのではないでしょうか。

Tさんのリフォーム工事はMs日記などでも更新予定です。こちらもお楽しみに。

スタッフ戎野

 
 

宿泊体験の感想~初春の胡桃山荘 :2015年3月17日

お彼岸も近づき、ずいぶんと暖かくなって参りました。梅の花が咲き、桜の開花が待ち遠しいと思う今日この頃。

まだ冬の寒さが残る胡桃山荘に、宿泊されたMさんからご感想をいただきましたのでご紹介いたします。

MさんはMSD(大阪福島事務所)に勤務している同僚なのですが、胡桃山荘での宿泊は未経験。

ご家族のスケジュールがこの度合い、念願かなっての宿泊です。

(以下、文章・写真ともMさんから頂きました)

3月14日、15日を、胡桃山荘で過ごさせていただきました。

週末のお休みを利用し、この胡桃山荘へ家族4人でやってまいりました。

大阪から胡桃山荘まで車で320キロと伺っておりました。

大阪から実家のある広島までとほぼ同じ。ですが、また全然違った日本の景色におどろきながらのドライブとなりました。日本アルプスといわれる、遠くに白い頂が連なる景色、そこから緩やかにつながる裾野の台地。道路には、雪解け用の塩化ナトリウムの残りで白くなっているアスファルト。

00山々

薪ストーブと高断熱性能、そして、木の空間の体験。とても楽しみにしておりました。

玄関扉を開けると、

北沢建築の天野さんに案内していただき、さっそく、ストーブレクチャー。

所長、三澤康彦さん手書きの取扱説明書!?に目を通し、いざ、点火へ。

01ストーブ取扱い説明書  02ストーブレクチャー03ストーブ点火前 04ストーブ炎

普段、炎を見ない生活。ガスコンロの青い火程度ですが、ストーブでは赤い炎がわきました。ストーブ横に、薪・木片・木端・段ボールを丸めたもの、火の付きやすいものから投入していけば思ったより簡単に火をおこせました。次は、空気の流入の調整方法をレクチャー、頑丈な鉄のストーブ内で安心はありますが、一度ストーブに入れたものを、外に出すことの危険性、でも、ストーブ周りのタイルの上へ置いておけば安全だということもわかりました。(熱くなった火ばさみなど)

驚いたことに!火をつけていても、空気の流入をきっちり最小限に抑えていれば、少しの間なら目を離しても大丈夫とのこと。胡桃山荘をストーブで温めている間に、北沢建築さんの加工場とモデルルームを見学。ちょうど夕方で西日が木の架構を照らし幻想的な加工場でした。北沢社長の「普段住宅に使われている木材で」というコンセプトが、構造設計稲山さん、所長、三澤文子さんの手により、美しい骨組みを作り上げているんだと感動しました。

05北沢建築加工場  06胡桃山荘

再び胡桃山荘へ戻り、ストーブチェック。1本加えた薪が、墨となって赤くこごって、部屋の空気はほんのりあたたくなっていました。

キッチン体験するために、調理具材を買ってきていました。

キッチン床がリビングの床より低くなっていることで、調理中でも、座った人と話す目線の高さの差が、同じ床高の我が家より話しやすかった気がします。また、土鍋でのご飯炊き、置いてある食器を使うのも楽しみの一つでした。しめじとごぼうと人参を買ってきて、炊き込みご飯と豚汁をつくりました。地元のワインも楽しみました。

07ストーブ  08晩御飯

やっぱり、家事室の威力は、絶大だった気がします。陰に隠れた力持ちです。

コート、持ってきた荷物は、すべてここにまとまり、それ以上広がらない。胡桃山荘のキッチン・ダイニング・リビング・階段を含めた大きな空間を、より満喫するための重要な部屋でした。

また、夜の2階は15℃、ストーブ円卓の上で17℃、家事室ベンチ上で16℃くらいだったかと思います。じっとしているとストーブに近づきたくなる感じですが、調理などしていたり、トイレ、2階へベットメイキングしに行くのも苦でない感じです。でも、大阪のマンションの我が家で同じ温度まで上げたとしても、寒いし、エアコンでどんどん温めても、上下の空気の温度の違いや、対流やエアコンの風とで快適には程遠いです。

やっぱり胡桃山荘の断熱性能と木の温かみとストーブの輻射熱の威力は、同じ輻射熱効果を期待する床暖房ともちょっと違っていました。ほんのり暖かい、そして対流が強くない静かなおちついたあたたかみが快適を生み出していました。

子供たちは、テレビがなく、毎週見ているものが気になっていたようですが、階段・家事室・デイベットでずっと遊んでいました。次の日、お日様が上ると家の周りに出て、石ひろいなどしていました。家の中は「そよ風」が稼働を始め、無暖房とは思えないくらいの暖かさです。2階バルコニー、1階テラスデッキも魅力的な場所でした。

09デイベット  10階段

性能を持ち備えた上での、上質な空間設計、材料選び、Ms・MSDの創る空間が、多くの住まい手に選ばれているのだと心にしみました。

三澤康彦様、三澤文子様、北沢建築 北沢宗則社長、天野貴信様、

良い体験をさせていただき、ありがとうございました。

(以上、Mさんからの感想)

小さな胡桃山荘だからこそ、随所にちりばめられた工夫や空間性、温熱環境が手に取るように体感いただけたのだと思います。

今回の宿泊体験が普段の設計業務の刺激材料になれば素晴らしいことだと思います。

スタッフ戎野

 
 

宿泊体験の感想~冬の胡桃山荘~ :2014年12月19日

日本全国寒波が押し寄せていますが、皆さんの地域はいかがでしょうか。Ms建築設計事務所のある大阪でも雪が舞う日もありました。デッキの水鉢には氷のリンクが出来上がっています。現場(外)で作業している職人さんには本当に頭があがりません。インフルエンザも流行っているようなので、年末年始にかけて体調を整えていきたいところです。

さて、大阪で建て方進行中物件の住まい手さんのHさんが胡桃山荘に宿泊されましたので感想をご紹介いたします。

(以下、文章・写真ともHさんから頂きました)

12月11日より1泊2日家族5人で宿泊させて頂きました。

今回が初めてなので実際到着してみると。。。まず、木の香りに癒されて中の仕様にも驚きました。
オシャレな椅子が沢山あり、ベンチクッションやテーブル、玄関周りもシンプルですがとても落ち着いた感じでどことなくホッとしました。
子供達は山荘がとても気に入った様子でずっと裸足で走りまわったり探検したり階段の周りからのぞきこんだりと翌日も朝から双眼鏡で鳥や周りの景色を見て楽しそうに話して遊んでいました。

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お風呂は今回使用できませんでしたが(オススメの温泉へ行ってきました。ここもとても良かったです。)
木を使った内装なども実際に見れてとても良かったです。薪ストーブも初めてでどうなるかと思いましたが、とても暖かく火がゆらゆらとしているのを見ているととても心和みました。
深夜、火が消えてもとても暖かく子供たちもグッスリと朝まで寝ていました。現在Msにて建築中の新居にも薪ストーブがあるので、使いこなせる様にしていきたいと思います。
ダイニングも使いやすく土鍋でご飯を炊いてとても美味しく頂きました。使い勝手がとても良く新居でも参考にさせて頂こうかと思います。
現在、テレビがない生活はめったに体験出来ません。今回宿泊してこんなに心も体もリラックス出来たのは薪ストーブに始まり全てがとても居心地良くゆったりと過ごせた山荘のお陰だと思います。

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子供達もまた来たいと言っており、私達夫婦もまた来たいと思う胡桃山荘でした。
素敵な時間を過ごさせて頂き有難うございました。

(以上、Hさんからの感想)

お子さんが素足で過ごせるのは杉の床があたたかいから。胡桃山荘の階段板は鳥取県智頭(ちず)のサカモトさんのうづくり仕上げの階段板(キッズデザイン賞)を使用しています。夏目を削って木目を浮立たせるうづくり加工が施されているのでスリップ防止になっています。ちょっとした"気遣い"ならぬ"木使い"がつまった胡桃山荘に皆さんも是非いらしてください!※胡桃山荘の宿泊体験には事前予約が必要です。予約はこちら

スタッフ平賀

 
 

宿泊体験の感想~秋晴れの胡桃山荘~ :2014年12月 3日

昨日あたりから寒波の影響で大阪でも真冬並みの気温です。といっても昼間になれば暖かくなり、改めて太陽の力を実感しているところです。胡桃山荘のある長野では昼間も冷え込んでくる季節になってきましたが、「是非、薪ストーブを体験してみたい」という方々にとっては絶好の季節です。もちろん胡桃山荘の断熱性能を体感頂くこともできます。

神戸のWさんも薪ストーブの体験がメインで胡桃山荘に宿泊体験されました。Wさんより感想を頂きましたのでご紹介します。

(以下、文章・写真ともWさんから頂きました)

11月16日、気持ちのよい秋晴れの日、胡桃山荘に体験宿泊させていただきました。

2年前の夏、三澤先生に新居を設計して頂いている姉夫婦に便乗して一度宿泊させて頂きました。
今回はいよいよ私たちの家づくりの勉強のため、再度同じメンバーでお世話になることに。
薪ストーブ体験が今回の大きな目的です。

到着時刻は午後6時、室内に設置された温度計の棟温は4度と表示されていました。
そして室温は14度。断熱性能の高いことを実感しましたが、夜に向けて早速薪ストーブ
と向き合います。

木の切れ端に火を灯します。すると勢いよく燃えました。よく燃えたのを見計らった後、拳程の太さの薪を入れると順調に燃焼続けました。何度も火をつけることもなくよく燃えました。薪がしっかり乾燥してるからでしょうか?(薪置き場の薪は今年用、来年用ときちんと分けられていました)  これなら私にもできそうです。

息子は薪ストーブがすっかり気に入った様子。割箸に刺したマシュマロをじっくりと焼き、大人たちに振る舞ってみたり、薪を追加したり、火の様子をじっと眺めたり。

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ゆっくりとした時間が過ぎています。

外にある薪を取りにいくと辺りはすっかり暗闇です。
煙突の煙の様子をみると、かすかに煙らしきものが見える程度。臭いはあまり気になりません。

午後8時、棟温は1度。室温は18度。

夕食を楽しんだ頃、薪ストーブの様子は炎がゆらゆらとしています。見ているだけで落ち着きました。また、暖かさも優しい感じがします。自然と火の前に人が集まります。

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棟温0度、室温19度。  薪を1本入れベットに入りました。

朝6時半、目覚めるとすっかり火は消えていましたが、夜中寒くて目が覚めるようなことはありませんでした。
息子と朝の散歩に出かけると四方の山々が紅葉していてとても綺麗でした。
外はとてもひんやりしていましたので、まだほんのりあたたかい部屋に戻ると薪ストーブの効果を体感できました。 

1泊の旅はすぐに時間が過ぎました。
近所の大芝の湯に出かけ、地元の新蕎麦をいただき、紅葉湖までドライブしてから帰路につきました。

これから家づくりがはじまります。
胡桃山荘のように心地よい家になるといいなと思いました。
ありがとうございました。

妻より
周りの景色を大きな絵のようにみせてくれる木製建具、わいわいと皆で食事の支度ができるアイランド型キッチン、ひと足早く眠くなった息子がゴロンと横になることができるベンチクッション、どれをとっても「これいいねー」と思わず声が出てしまいました。
なかでもキッチンの隣に設置された家事室は、女性たちだけでなく、普段から料理と片づけに積極的に参加している?男性にも好評でした。

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住まいづくりのヒントが散りばめられた胡桃山荘でのひとときに感謝いたします。

(以上、Wさんからの感想)


今回の宿泊体験が2度目のWさん、前回とは違った胡桃山荘を見て頂けたのではないでしょうか。Wさんの奥さんと六甲の家(2013年3月竣工:Ms日記はこちら)の奥さんはご姉妹です。六甲の家の横の敷地にW邸を計画中です。W邸は今後Ms日記でもご紹介していこうと思います。

スタッフ 平賀