W邸 -Jパネル加工~建て方・上棟-【神戸市灘区新築住宅】

6月1日に工事着工・地鎮祭を行ったW邸。あれから2ヶ月が経過し、現場は着々と工事を進めています。

7月末にMs日記にてW邸の着工~構造材木配りまでをご紹介しました。

今回は建て方前の段取りでもう一つ重要な役割を担うJパネルの加工、そして建て方~上棟式の様子をお伝えします。

今回W邸は前面道路がとても狭いのです。いつもであれば敷地の隅でJパネルの加工もするのですが、全く場所がありません。考えに考えて、米子のレングスでJパネルを出張加工しにゆきました。Msからもスタッフ中根が大工の見習いを兼ねて同行しています。IMG_8080

プレカット時の加工詳細図しかり、ここでもMsがJパネルの割付図を書きます。現地では割付図、そしてパネル位置を落とし込んだ軸組図 を見ながら加工を進めていきます。

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木配りにも参加いただいた西棟梁です。

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現場監督の和田さんもまるで大工のように丸鋸を扱い、加工を進めます。

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加工枚数はおよそ150枚です。すべてに番付を行っているため、建て方のときには一目瞭然で分かります。

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作業は1泊2日で行い、朝早くから夜遅くまでこのトラック満載の加工を終えて帰ってきました。これはほんの一部です。そして建て方へと続きます。

建て方は台風上陸により、予定日を延期しての作業となりました。当初は2日間を予定していましたが、なんと1日で終了です。 今回はレッカーなしの手上げでしたが、大工さん達のパワーは計り知れません。

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そして上棟です。大工全員で棟上げを行っている姿が団結力を感じます。

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梅雨時でしたが、天気にも恵まれ無事に上棟式を迎えることができました。この先もWさんに、そしてすべての方に笑顔を届けられるよう工事を進めていくと意気込む瞬間でした。今後も竣工までの様子を随時あげていきますので、乞うご期待ください!

三澤 康彦

大阪府吹田市-デイサービス施設 着工

昨年の4月、土地探しから始まったプロジェクトがようやく着工いたしましたので

そのご報告を致します。

吹田市山田地区にて活動中のライフサポートりぼんさんから

デイサービス施設新築のお話を頂きました。

山田地区にあるマンション1階テナントでの運営から、

施設を新たにし良質なサービスの提供を目指します。

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今回、デイサービス施設を計画するにあたり林野庁(大阪府)から出ている補助事業

森林整備加速化・林業再生事業」にノミネートいたしました。

合法木材を使用した福祉施設等を対象とするため、

構造材等には「おおさか材」を使用します。

大阪には都市化が進む平野部を囲うように山林がありますが

その割合(林野率)は31%。これは全国最低だそうです。。。


構造材の発注のため、大阪府森林組合ウッドベースかわちながのへ足を運びました。

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奈良吉野林業の流れをくむ人工林で、70~80年生の材木も多く揃っています。

化粧材として室内に現れる杉材は多くありませんが、道路側から見える垂木、

吹抜けに面した化粧梁等、要所で現しとしています。

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手配した材料は全て、三重県にあるコウヨウにてプレカット加工を施します。

加工前の詳細な納まりの確認はいつものことで、

同席する大工さんも「そこまで見るのか!」と、感心するほど。

安心してお願いすることができます。

工場の一角で材料をひろげ、木配りもしっかり行いました。

材料を一本一本采配することで、Ms品質が保障されます。


柱、梁等の構造材は丸太の中心部(芯持ち材)を基本的には使用しますが

その外側の材料(辺材)をJパネルのラミナとして使用することで、

「おおさか材」を最大限活用できるよう今回試みています。

(そのお話はまた別の機会に更新いたします。)

 

今回この工事を請けていただいたのは堺市にあるコアー建築工房さん。

Msでは何度もお仕事をお願いしているお馴染みの工務店さんです。

地鎮祭は生憎の雨模様でしたが、代表理事・三木さんから

テントの間から流れ落ちる雫と宮司さんの衣冠に、神々しささえ感じ、見とれた。

とのお言葉をいただけ、安堵しました。

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無事に地鎮祭を終えた現場ではお盆前の上棟に向け、工事がどんどんと進んでいます。

台風が上陸しないことを祈りながら、準備を着々と進めてまいります。


スタッフ戎野

神戸市灘区の住まいの現場始まりました【神戸市灘区新築住宅】

以前ブログでお知らせしたK邸が竣工してから2年が経過しています。

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このお隣の空地は奥様の妹様の所有地ですが関東に在住されていましたので、将来神戸に移住するつもりですと、当時Kさんがおっしゃっていました。まだまだ十数年先のことではないかと思っていたら1年前に引っ越しをされ、近くのマンションに住んでいます。そして去年建設計画を依頼されようやく7月末に上棟したのです。

K邸の構造材は阪口製材所でした。今回W邸は鳥取県智頭のサカモトです。共に林産地としては江戸時代からの杉の有名産地です。

2月21日智頭町に検品に伺いました。サカモト社長、工場長林田さんが数ヶ月前から丸太を選りすぐって今回のW邸のために時間を掛けて製品を揃えてくれました。感謝です。

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工場長林田さんです。

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図面や木拾いリストだけでは伝わらない住まいに対する想いを伝えるために検品にゆきます。今回どこが見せ場なのか、その臨場感を生産者側へ伝える事が大切なのです。

施工は羽根建築工房です。Msでは手刻みと同格のプレカット工場との連携があります。松阪市のコウヨウにMsはいつもここで構造材の加工をお願いしています。

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Msが図面(A3版で10枚数枚の加工詳細図)を用意し、加工の寸法を含めて全て指示図面を書きます。もちろん木拾いから木配りまで木の品質チェックを全て見るということにつきます。1本1本番付を現場で三澤が書き込みます。もちろん羽根建築工房の和田氏(現場監督)、西棟梁も同行しているのでみんなで相談、チェックをしながら全員参加の品質チェックをしています。

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今回W邸で使用する材料がまとまっています。

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 全ての材にどの場所に使用するのか、またどちら向きに使うのか等を書き込みします。(番付)

今回W邸は前面道路がとても狭いのです。いつもであれば敷地の隅でJパネルの加工も行うのですが、全く場所がありません。考えに考えて、鳥取県米子のレングスで1階2階のJパネルを出張加工に行きました。

次回Jパネル加工の様子、そして建て方~上棟の様子をお伝えします。(つづく)

三澤 康彦

甲州・山梨「北杜の家」竣工しました

昨年11月に着工した山梨県「北杜の家」。先日引き渡しを終え、来月上旬からは住まい手さんの新しい生活がスタートします。
北杜市は山梨県の最北端に位置し、標高約1000m。「北杜の家」は八ヶ岳南麓の冷涼な山岳高原地にあり、大阪とはずいぶん気候が異なります。

以前の投稿記事はこちら↓
地鎮祭:
http://www.ms-a.com/2014/12/15/
建て方:
http://www.ms-a.com/2015/02/25/
塗装:
http://www.ms-a.com/post_174.html

11月に着工、極寒の2月に建て方と厳しい気候条件を乗り越え、緑が生い茂る6月末にようやく完成いたしました。
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上写真は西側道路からの様子です。平屋建て約35坪。隅部を斜めに削ぎ落とした大きな切り妻屋根が特徴です。
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敷地の北側に駐車スペース・玄関を設けています。
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階段・スロープと2つのアプローチがあります。
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玄関の扉を開けると細長い廊下が続き、その先には富士山と南アルプスの雄大な景色が広がります。

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富士山が大好きな住まい手さん。
富士山・南アルプス山脈と雄大な景色が日々の生活の中に溶け込まれるよう、南側に大きな開口部を設けています。この大きな開口部を設けるため、120×330という大断面の柱・梁(杉材)を使用し、ラーメン構造という門型のフレームを組んでいます。大断面でヤング係数(E70)まで指定した材ですが、節が少なく大変綺麗な材を根羽村森林組合さんにご用意いただきました。

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玄関入って左手側の壁にある白い開き戸はスリッパ収納。普段は壁の中に隠れ、スッキリした玄関としています。上右写真は栗板張りの玄関扉。住まい手さんお知り合いの方が製作されたダル・ド・ヴェール(20mm~25mmmのダルガラスを割って成形したもの)がはめ込まれています。綺麗な色合いとデザインです。 

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薪ストーブはバーモンドキャスティングのアーモンド。冬には主力の暖房となり、
煮込み料理等、調理道具の一つにもなりそうです。
薪ストーブの下には地元・諏訪の鉄平石を貼っています。
冷涼な気候でありながら比較的日照時間の長い北杜市。
「北杜の家」では太陽の熱を利用して室内の空気を循環させる「そよ風2」を採用しています。

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屋根天井を構成している垂木(芯去り材)は静岡県浜松市の永田木材さんの材料。
見事に綺麗な垂木が並ぶ上等なリビングの天井になりました。
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キッチン中央のアイランドキッチンの天板は柾目が綺麗なチークを使用しています。

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東南には奥様が使用する書斎。

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梯子を登ると旦那様の隠れ部屋。富士山を眺める事ができる小さなロフトです。
残念ながら写真撮影時は曇り空。。。

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浴室には岐阜のトーモクセンターさんから仕入れたサワラ板を張っています。

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リビングダイニングの南側には大きな屋根で覆われた大きなデッキ。
天気の良い日には、ここで食事もできそうです。
南側は深い軒が出ていますが、室内に光を取り込む事ができるよう、一部ガラス張りとしています。

ワインが好きな住まい手さんご夫妻。
南側の庭ではぶどうを育てる計画との事です。

今後の住まい手さんが暮らし方に期待が膨らみます。

スタッフ佐治

千里山のいえ詳細調査隊の一員として

今年は、やっとセミが鳴きだした今日この頃、最高気温も35℃に達し、冷房嫌いのMOKSOHOでも
エアコンのスイッチが入りました。 この夏空になる前、(現在は台風で大雨ですが)梅雨空の6/20に、千里山のいえの詳細調査に参加いたしました。

※住宅医協会ホームページによる担当者による調査報告はこちら
http://sapj.or.jp/syousaichousa2015-49/

私の担当は午前中、住まい手の方へのヒアリング調査に同席させていただき
午後、外部設備の位置出し、状況確認、内部設備の劣化状況を確認いたしました。

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集合時刻になりますと、個々に現地に集まり、
担当についての確認事項、それぞれ挨拶などして開始時刻を待ちます。

その間に、調査機器や道具など運び込まれ、着々と準備が進みます。

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調査機器の搬入も、日々進化しています。
前まで、バックやプラスチックケース・段ボール箱などで個々対応しておりましたが
木の浅めの箱が、大きさをそろえてスタッフにより作成され、箱ごとに収納物のラベルが貼ってあります。少し浅めの丁度良い深さで、物が重なることなく一目瞭然で必要なものを取っていけます。

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時間になりますと、住まい手の方にごあいさつし、早速調査に取り掛かります。
ヒアリングは、あらかじめ作成のシートにより、伺うべきことはもれなくお聞きし
進めてまいります。過去の改修履歴などは、築年数に応じて10年20年、それよりもっと生まれる前などにさかのぼったりあいまいな記憶をお話ししながら大体の時期を詰めていきます。

今回も、ヒアリングシートの書式について1、2点の修正箇所が三澤文子氏によって指摘されました。こうやって、少しずつ精度が上がっていきます。

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次は、外部排水桝のチェックです。排水は問題なく行われているようです。詰まりなどはありませんでした。図面に記入できるよう、位置も出しておきます。

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そして水道の確認です。水道栓、現在使用していないところは、少し濁りがありましたが、赤水や漏れは確認されませんでした。

以上、が終わるころ、担当箇所が終わった人から片付けが始まり、最後のごあいさつで終了。15:30には撤収となりました。

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ところで!
MOKSOHOでも、もちろんゴーヤ・キュウリの植え付けを今年も行っております。
まだ2階までは達しておりませんが、、、1階はなかなかに茂ってまいりました。
以前から成長をお伝えしておりましたサラダソラマメですが、花はかなり咲いたのですが実がわずかに3本!植えてくれた英さんのおなかの中に収まることとなりました。。。

スタッフ:道越