尼崎市南塚口 T邸新築工事進捗

 

尼崎で進行中のT邸新築工事の工事進捗をご報告いたします。

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阪神大震災後、尼崎の地に移り住んだ住まい手のご両親。

月日が経過し、家族を得た住まい手のTさんはその土地に新たに居を構え

住み継ぐことを決意されました。

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1月23日、寒空のもと行われた地鎮祭の後、構造材の検品へ住まい手さんと

一緒に向かいました。

今回構造材を発注したのはMsお馴染みの伸栄木材

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住まい手さんと製材所を繋ぎ、住まいのルーツに触れていただくことも木の家ならでは

一つ一つクリアしながら建てられていく建築のプロセスに触れていただくことで、

住まいに対する愛着や信頼が増していくのだと思います。

今回揃えていただいた材料の中でも屋根垂木に使用する芯去り材は特に見事でした。

その一本一本を大工棟梁と共に見ながら行う木配りも、もちろん行っています。

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木配りを終えた構造材はプレカット工場で加工がおこなわれ、続いては建て方です。

3月11日、12日に行われた建て方は天候にも恵まれ、順調に進みました。

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今回施工いただいているのは堺市のコアー建築工房

Ms物件を何棟もお願いしていることもあり、大工さんは慣れた手つきで予定通り

2日目にして雨養生完了しました。


そんな大工さんたちの労を労い、後日上棟式を開いていただきました。

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現場で直会を頂きながら、自己紹介と住まいへの思いを順番に語っていきます。

大工さんの人となりが垣間見え、和やかな会となりました。

現場は更に進んでいますが、次回更新時にご報告させていただきます。

スタッフ:戎野

MOKスクール吉野ツアー

5月21日、MOKスクール春の林産地バスツアーで奈良県吉野を訪れました。

はじめて吉野を訪れる方も多く、三澤から吉野材に関する説明を聞きながらの出発。

ツアー日和ともいえる五月晴れに恵まれ、車内では楽しみとばかりに話が弾みます。


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まず訪れたのは、阪口製材所のなかにあるモデルハウス「吉野サロン」


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小屋組みに使われた吉野材の美しさに目を奪われます。

平屋ながら開放感のあるすっきりとした印象のモデルハウス。

ツアー参加者は目を皿のように隅々まで見入っていました。

吉野杉の他、キハダ、コウヤマキ、ケヤキ等、様々な樹種が随所で使われています。


モデルハウスのすぐ横にあるストックヤードの見学。


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阪口社長自ら、案内して頂きました。

天日に晒すことで黒くなった木材は「よく乾いた」状態で

「真っ黒い木を使ってください」という社長の言葉からも、天然乾燥にこだわる

阪口製材のスタイルが表れています。

表面を数ミリ削ると、再び綺麗な木地があらわれます。

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このように乾燥を終え、すぐに使える乾燥材が常時50~100棟分あるのだそうです。

困った時も頼りになる阪口製材所の強み、その一端に触れることができました。


さて、続いては川上村にあるスギ林の見学です。

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日本三大美林に数えられる吉野の山林は、日の光が山肌まで落ちてきて明るく、

とても清々しい印象です。

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中でも200年生ともなると、その迫力からは神々しささえ感じます。

人の手のひらと比べても、その大きさがよくわかります。


この山林を案内いただいたのは、県森林連合会の上田さん。

ここ川上村で、山の手入れを50年以上続けられているスペシャリストです。

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「木は全部ちゃう(違う)。木は人に合わせるために育っているわけじゃない。

人が木に合せてあげないといかん。」

熱のこもった話に引き込まれ、胸を打たれました。


その後も五條事業所(阪口製材所)の見学や座談会を通じて

とても有意義な意見交換が行われ、ツアーは無事終了。


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実際に山まで行ってはじめてわかることが多く、山にかかわる方々の生の意見から

たくさんの学びを得ることができました。

ありがとうございました


スタ ッフ:上野

漆塗りワークショップを行いました

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4月の下旬に漆塗りのワークショップを行いました。

場所は静岡県浜松市の北部。春野町にある石牧建築さんの工房です。

名前を「il bosco イルボスコ」と言います。

イルボスコとはイタリア語で’森’を表すとのことですが、文字通り森の中の工房といった風情で、

夏には蛍も見ることが出来る自然豊かな場所にあります。

石牧建築さんは大工の伝統技術である ’手きざみ加工’ を軸にしながら、

新しいチャレンジや大工育成等の技術継承を意欲的にされている魅力的な工務店さんです。

今回塗装するフローリング材は、MSDの設計、石牧建築の施工の住宅に使用する

ものになります。ワークショップにはお施主さんご夫妻を始め、石牧建築の大工さん、

材の仕入先であるフジイチさん、お知り合いの設計事務所の方々,MSDスタッフ等、

総勢18名がご参加頂きました。

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手前がワークショップの講師としてお呼びした沢田欣也さんです。石川県よりお越し頂き

ました。漆の多様な表現や塗装の際の注意点などご説明頂きました。

皆さん興味深々で色々な質問が飛び交いました。

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漆塗りの作業風景です。2人1組で、塗り係と拭取り係に分かれての作業です。

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お昼ご飯は、木の大テーブルを皆で囲みカレーを頂きました。

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自然の中で食べる食事は格別です。左手は現場監督の佐原さん、右手は大工棟梁の市川さん。

お二人共、カレーのおかわり中。あっという間に売り切れてしまいました。

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塗装した材は乾燥棚に並べて行きます。乾燥棚も石牧建築さんにて作成頂いたものです。

実はこれ、分解して持ち運びが可能です。MSDではこの移動式乾燥棚を使用して、

今後も漆塗りを様々な場所で行っていこうと模索中です。

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今回のワークショップでは漆を2回塗り重ねる所まで行いました。独特の光沢感が出ている

のが分かります。実際に使用する迄には、あと数回塗重ねを行っていく予定です。

今後、進行中の物件報告の中で進捗をお伝えしていきたいと思います。

スタッフ 池田

吹田市千里山 -改修工事-

吹田市千里山で手掛けていた改修工事。やっと一段落がつき改修としての上棟となりました。「(改修なのに)なぜ?」と思われるでしょうね。

改修前の屋根構造体。それはそれは、構造体の小屋組としてとても貧弱でした。それに長年の雨漏れにより、小屋組を補修するという段階ではありませんでした。それゆえ小屋組(屋根)をもう一度つくり替えました。それゆえの上棟式です。

上棟式での木造の構造が写っていますが、補強した新しい材料が多々目につきます。熊本での大震災。亡くなられた方々の多くが、2階建ての住宅が(倒壊により)1階となり、1階で休まれていた方々が圧死するという事態です。

私たちも21年前の都市型直下地震を体験しているからこそ二度と同じ間違いを犯さない様、木造を開発し実験して参りました。

再生した器(建物)、もう半世紀は使い続けることになるでしょう。

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西棟梁の花道です。

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羽根社長の発声で「おめでとうございます!」

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ご祝儀もいただきご満悦の社長です。

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構造模型(改修後)、外観模型(竣工)です。

 

三澤

W邸竣工いたしました【神戸市灘区新築住宅】

神戸市摩耶ケーブルの近くの住まい、昨年末に出来上がりました。施工は羽根建築工房です。年末はMsの物件3軒が竣工でした。監督和田さん、大工さんにはてんてこ舞いさせてしまいました。その内1軒が福島区のフクマチヤでした。オーナーが頑固一徹の男性で言うこと聞きません。(私三澤です)

W邸は奥様同士が姉妹でお隣同士です。この2軒共同じ工務店羽根建築工房、設計はMsです。

木材は智頭林業のサカモトです。同志です。究極の品質の杉と私は想っています。

いい産地、木材の条件、住まい手の生活まで分かる製材所

丸太を選別できる製材所

製材、乾燥、モルダー掛けに責任持てる製材所

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構造材の加工はもう10年以上お付き合いのあるコウヨウ(松阪市)、同志です。 羽根建築の大工棟梁西君、監督和田さんも同席して木配りです。本当に真剣な場面です。

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さて棟上の現場です。道が狭いこともあってなんと人力です。羽根建築さん、結構「人力」で棟上するのがお好きなようです。(冗談です)

大工総員10名ほどでなんと1日で上がってしまいました。設計者、住まい手は見物者ですから、見ていてとても迫力がありました。お隣のバルコニーは絶好の観覧席です。

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架構は少し変わっています。壁と屋根が斜めです。

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なぜかというとお隣同士が接近しているので、少し壁を斜めにするだけで圧迫感が回避できます。

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室内玄関土間です。

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ゆくゆくはここでカフェをします。土間は御影石、チークのテーブルが美しい。

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長い長いキッチン、ステンレスのバイブレーションです。

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2階から神戸港がよく見えます。大阪、二上山、金剛山も。サカモトの杉が美しいです。

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三澤