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今週末はメンテナンス日和

皆さま週末はいかがお過ごしでしょうか

大阪の週末は晴れ、暖かく、家のメンテナンス日和です!

今回のMs日記は、建物木部や左官壁など、お手入れについてご紹介させていただきます。

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こちらは豊中市Mさんのお宅です

デッキの一部が緑色になっている事を気にされていました。

丸印の箇所にが生えていました。

そんな時は、オスモさんのガーデンクリーナーをお勧めしています。

スプレー若しくは、刷毛で塗るだけ、とても簡単です。

数日後、藻が取れキレイになります。

コンクリート、石などにも使う事が出来ます。

建物に生えた緑色の藻汚れを見ると、つい吹付けたくなってしまうのです。

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次は、内部の左官壁の汚れなどについて

表面の汚れ落としには消しゴムを使い汚れを落とす方が多いかも知れませんが

コーヒーなど壁の内部まで染みこんだ汚れは、漂白材を水で薄めテッシュなどを使いパックしてあげます。数分置いた後、左官の粉でおしろいの様に叩いてあげるとキレイになります。

最後に木部の塗装について、

住まい手さんの考えによって、少し異なるのですが

木部の変化を楽しまれるか、どうか。

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写真は外壁に使用の檜 無塗装4年経過(変化が楽しめます)

木部の変色を薬剤で抜き、新しい材の様にする方法もありますが...

Msの木材は吟味した材を使用しており、楽しみながらメンテナンスを行う方法をお伝えしております。

塗装についてお悩みの際は、スタッフまでご相談ください! 

Msスタッフ新井

四條畷市で詳細調査を行いました

過ごしやすい気候になってきましたね。

事務所では薪ストーブの出番が朝、晩のみと少なくなってきました。

Ms建築設計事務所では、住宅医による詳細調査を行っています。

調査により、既存住宅の6つの性能(耐久性、耐震性、断熱性、省エネルギー性、バリアフリー性、火災時の安全性)を診断します。

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診断結果を踏まえて、改修方針や具体的な改修方法を決定するので、詳細調査を行うことには重要な意味があります。

昨年12月、四條畷市で三澤文子、Msスタッフ、外部スタッフ、地盤調査員の合計10名で調査をおこないました。

調査範囲は120㎡ほどの、平屋の建物です。

事前に役割分担をしているので、お施主さんへご挨拶の後、早速各班作業に取り掛かります。

【劣化班】

建物の劣化(蟻害、土壁の割れ、雨漏り等)を汲まなく調査します。

屋根に上って、瓦の状態の確認も怠りません。

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こちらは屋根と壁の取り合い部材が欠けてしまっている状態です。雨水が建物内部に入り雨漏りの原因となる可能性があります。

【小屋裏班】

最近では珍しい、又首(さす)構造の小屋組です。

2本の丸太を棟の部分で繋ぎ合わせた構造で、又首構造の勾配が急なものを「合掌造り」といいます。

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小屋裏班は小屋裏の採寸と、劣化状況を調べます。

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屋根を支える部材が折れており、状態を確認しているところです。

(後でお施主さんに伺ったところ、台風の影響を受けたとのこと。)

この様な、構造部材の劣化は「耐震劣化」と判断します。

【床下班】

和室の畳を取り外し、床下内部へ潜って調査を行います。

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今回、床下の有効高さが690mmと、比較的高く点検しやすい状況でした。

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点検しやすいとは言え、やはり移動は匍匐(ほふく)前進です。(床下調査員の筋肉痛は免れません)

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大引きに蟻害(ギガイ=白蟻の被害)を発見しました。

ドライバーが奥深く突き刺さる程、被害を受けています。

【採寸・バリアフリー班】

平面図を描く為に必要な寸法を測っていきます。

バリアフリー性能に関係する、段差や通路幅も同時に確認します。

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(段差を採寸している様子)

【設備班】

使用している給湯(ガス or 電気)や、設備を確認します。

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設備や電気・ガス・水道料金より、一次エネルギー消費量を試算することができます。

古くから使用している設備、家電はエネルギー効率が良くないことが多く、

設備の提案もさせていただきます。

【地盤調査】

建物の耐震性能を診断するには、地盤の状態も把握する必要があります。

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こちらがスウェーデン式サウンディング試験を行っているところです。

おもりを載せた鉄の棒を回転して貫入させていくことで、地盤の状態がわかります。

大体、地盤表層から5m程度は棒が貫入していくのですが、この敷地では1.5m程度で堅い層があり、それ以上棒が貫入しませんでした。

非常に安定した地盤でしたので、安心できます。

この詳細調査内容を元に、現況図面作成、6つの性能の診断を行い、評価します。

そして診断内容はお施主さんへご報告し、厚い報告書としてお渡しします。

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改修をお考えの方、今のお住まいの性能が気になっている方は詳細調査を検討してはいかがでしょうか。

Msスタッフ酒谷

10年目、椅子のメンテナンス

春らしくなってきました!

今回は、長年お使いいただきました椅子のメンテナンスについてです。

住まい手さんのお宅に伺うと、椅子も年月の経過を教えてくれます。

Msがお勧めした座りやすい椅子は、住まい手の皆さん、しっかり使っていただいております。

10年メンテナンスでお伺いした際に、しっかりお使い頂いている椅子は、座面の張替えの話をさせていただきます。今回は購入当時より多いバリエーションの布地より、ご相談させていただきました。

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座り心地が良くなる座面ウレタン交換も同時におこないました。

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こちらがメンテナンスを終えた 秋岡芳夫さんの 男の椅子、トヨさんの椅子、女の椅子、です。

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こちらは(前回のMs日記でもご紹介)Zoo永田健一さんの おにぎりスツール

仕上がりは、Msカラー!(私が指定したので無く、きちんと選んで頂きました)

生地と座面の交換も行いました。

これらの椅子、安価なものでは無いですが座りやすく修理も出来ます。

Mさま、座り心地は如何でしょうか

大阪と、東京の職人さんが丁寧な作業をしてくれてました、これからもどうか長くお使いくださいませ。

Msスタッフ新井

ZOO家具展=NAGATA HAUSE

神戸のご実家をギャラリーとした、家具製作『ZOO』永田健一さんの家具展へ伺ってきました。

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こちらのご実家『NAGATA HOUSE』を建てたのは、23年前のこと・・・

阪神淡路大震災のときでした。

震災で全壊したあと、エムズに設計を依頼をされ、復興木造住宅の第一号として急ピッチに建てられた小さな小さな住まいです。設計は三澤文子。

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当時の神戸新聞にも取り上げられました。復興住宅で大切なことは『工期短縮・安価・手に入りやすい材料』と条件は厳しいことばかりです。このような状況であっても・・・いえ、このような状況だからこそ快適性だって決して軽視することはできません。

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その中でも材料の調達を地元でできるかどうかは、工期やコストに少なからず影響してきます。この当時、地元丹波の木材を手に入れることができ、工事をスタートさせることができました。

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こちらが35㎡という非常にコンパクトな平屋建ての復興住宅(2018年現在の姿)。

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内部は22年という時を経て丹波杉が美しい飴色になり、永田さん製作の家具たちが随所に並び、空間にとても馴染んでいます。建てられた当初はたばこ店も兼ねており、その名残の看板が扉に今も残されていました。

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『NAGATA HOUSE』の建設を経て、そののちに復興を担う奈良県の大工衆のための宿舎がすぐ隣に同じようにして建てられました。(写真奥の三角屋根)

こちらの設計は三澤康彦、材は奈良県吉野から迎え入れらました。正面に見えるのは、その2棟をあとから繋いだ渡り廊下です。左官の外壁に丸窓という外観が優しい印象を与えています。見ているだけでほっこりするのは、おそらく私だけではないでしょう。

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内装はどちらの棟も構造材を現しとし、壁は杉板を柱間に落とし込んでいます。現代のJパネル構法の先駆けと言っていいでしょう。復興住宅では珍しい木質空間を実現しています。

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震災の傷跡から復興の様子まで当時の写真と共に綴った、永田さんの今は亡きお父さん作のアルバムを見せていただきました。

『命たいせつに』というタイトルから始まり、アルバムの締めにはこう綴られていました。

『ミニハウス完成!住めばわが家は天国だ。』

なんて気持ちのよい言葉でしょう!震災発生からおよそ6ヶ月後には、全壊した住まいがたくさんの人たちの手によって復興されました。

復興の第一歩、その一端を担えたことをなにより嬉しく思います。

スタッフ 中根

地域でつくる『木造施設』を学ぶセミナーを開催しました!

皆さんは『木造施設』という言葉を聞いたことがありますか?

一般に、木造というと、戸建住宅を思い浮かべるかと思います。

これまで私たちの身近にある施設、例えば、学校や病院、図書館や店舗などは、木造で建てられることが少なく、「住宅以外の建物を、木造で建てるのはむずかしいのでは?」と思う方が多いかもしれません。

近年、技術革新や研究が進み、木造でも、耐震性能が高く、安心安全の施設建築をつくることができるようになりました。

国の施策も、環境面や地域循環の視点から、"公共建築を木造でつくる"方向に転換しており、これから、私たちの身近な施設でも、木造が広まっていくと感じています。

昨年、2017年5月には、木造施設を建てる全国ネットワーク、(一社)木造施設協議会が設立されて、Ms事務所も、地域でつくる『木造施設』の取り組みをはじめています。

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1月末の日曜日に、Ms事務所が2016年に設計したデイサービス施設、デイハウスりぼん (設計:三澤康彦)を会場に、『木造施設』に関するセミナーを開催しました。

『木造施設』のなかでも、特に、高齢者施設や、保育園、幼稚園などは"住まいの延長線上"として、生活が営まれる空間のため、特に木造が適しています。

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今回のセミナーでは、小林洋氏(オムロンヘルスケア元執行役員専務)、柿崎秀雄氏(OMソーラー施設建築部部長)をお招きして、"室内環境と健康"をテーマに講演を頂きました。
講演では、「断熱性能と血圧の関係性」や、「暖房方式による幼児の行動の変化」など、多くのデータが報告され、参加者の皆さまからも、具体的な質問が寄せられました。

セミナー後のアンケートでは、「木造施設と健康のつながりの話がとても魅力的だった」

「室内環境が体に及ぼす影響を真剣に考えなければならないと思う」などの声が多くあり、この分野についての関心の高さを感じています。

寒い中ご参加頂いた皆さま、ご厚意で会場を提供して頂いた「ライフサポートりぼん」の皆さま、本当にありがとうございました。

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上写真は、Ms事務所も協力して作成した、木造施設協議会の「保育園」に関するパンフレットです。
今後は、子供たちが元気に育つ"木造の保育園(木造園舎)"をひとつの切り口に、『木造施設』の普及に向けて、活動を本格化させていく予定です。

今後の展開を、ぜひご期待ください。

スタッフ 上野

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