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10年目、椅子のメンテナンス

春らしくなってきました!

今回は、長年お使いいただきました椅子のメンテナンスについてです。

住まい手さんのお宅に伺うと、椅子も年月の経過を教えてくれます。

Msがお勧めした座りやすい椅子は、住まい手の皆さん、しっかり使っていただいております。

10年メンテナンスでお伺いした際に、しっかりお使い頂いている椅子は、座面の張替えの話をさせていただきます。今回は購入当時より多いバリエーションの布地より、ご相談させていただきました。

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座り心地が良くなる座面ウレタン交換も同時におこないました。

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こちらがメンテナンスを終えた 秋岡芳夫さんの 男の椅子、トヨさんの椅子、女の椅子、です。

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こちらは(前回のMs日記でもご紹介)Zoo永田健一さんの おにぎりスツール

仕上がりは、Msカラー!(私が指定したので無く、きちんと選んで頂きました)

生地と座面の交換も行いました。

これらの椅子、安価なものでは無いですが座りやすく修理も出来ます。

Mさま、座り心地は如何でしょうか

大阪と、東京の職人さんが丁寧な作業をしてくれてました、これからもどうか長くお使いくださいませ。

Msスタッフ新井

ZOO家具展=NAGATA HAUSE

神戸のご実家をギャラリーとした、家具製作『ZOO』永田健一さんの家具展へ伺ってきました。

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こちらのご実家『NAGATA HOUSE』を建てたのは、23年前のこと・・・

阪神淡路大震災のときでした。

震災で全壊したあと、エムズに設計を依頼をされ、復興木造住宅の第一号として急ピッチに建てられた小さな小さな住まいです。設計は三澤文子。

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当時の神戸新聞にも取り上げられました。復興住宅で大切なことは『工期短縮・安価・手に入りやすい材料』と条件は厳しいことばかりです。このような状況であっても・・・いえ、このような状況だからこそ快適性だって決して軽視することはできません。

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その中でも材料の調達を地元でできるかどうかは、工期やコストに少なからず影響してきます。この当時、地元丹波の木材を手に入れることができ、工事をスタートさせることができました。

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こちらが35㎡という非常にコンパクトな平屋建ての復興住宅(2018年現在の姿)。

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内部は22年という時を経て丹波杉が美しい飴色になり、永田さん製作の家具たちが随所に並び、空間にとても馴染んでいます。建てられた当初はたばこ店も兼ねており、その名残の看板が扉に今も残されていました。

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『NAGATA HOUSE』の建設を経て、そののちに復興を担う奈良県の大工衆のための宿舎がすぐ隣に同じようにして建てられました。(写真奥の三角屋根)

こちらの設計は三澤康彦、材は奈良県吉野から迎え入れらました。正面に見えるのは、その2棟をあとから繋いだ渡り廊下です。左官の外壁に丸窓という外観が優しい印象を与えています。見ているだけでほっこりするのは、おそらく私だけではないでしょう。

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内装はどちらの棟も構造材を現しとし、壁は杉板を柱間に落とし込んでいます。現代のJパネル構法の先駆けと言っていいでしょう。復興住宅では珍しい木質空間を実現しています。

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震災の傷跡から復興の様子まで当時の写真と共に綴った、永田さんの今は亡きお父さん作のアルバムを見せていただきました。

『命たいせつに』というタイトルから始まり、アルバムの締めにはこう綴られていました。

『ミニハウス完成!住めばわが家は天国だ。』

なんて気持ちのよい言葉でしょう!震災発生からおよそ6ヶ月後には、全壊した住まいがたくさんの人たちの手によって復興されました。

復興の第一歩、その一端を担えたことをなにより嬉しく思います。

スタッフ 中根

地域でつくる『木造施設』を学ぶセミナーを開催しました!

皆さんは『木造施設』という言葉を聞いたことがありますか?

一般に、木造というと、戸建住宅を思い浮かべるかと思います。

これまで私たちの身近にある施設、例えば、学校や病院、図書館や店舗などは、木造で建てられることが少なく、「住宅以外の建物を、木造で建てるのはむずかしいのでは?」と思う方が多いかもしれません。

近年、技術革新や研究が進み、木造でも、耐震性能が高く、安心安全の施設建築をつくることができるようになりました。

国の施策も、環境面や地域循環の視点から、"公共建築を木造でつくる"方向に転換しており、これから、私たちの身近な施設でも、木造が広まっていくと感じています。

昨年、2017年5月には、木造施設を建てる全国ネットワーク、(一社)木造施設協議会が設立されて、Ms事務所も、地域でつくる『木造施設』の取り組みをはじめています。

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1月末の日曜日に、Ms事務所が2016年に設計したデイサービス施設、デイハウスりぼん (設計:三澤康彦)を会場に、『木造施設』に関するセミナーを開催しました。

『木造施設』のなかでも、特に、高齢者施設や、保育園、幼稚園などは"住まいの延長線上"として、生活が営まれる空間のため、特に木造が適しています。

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今回のセミナーでは、小林洋氏(オムロンヘルスケア元執行役員専務)、柿崎秀雄氏(OMソーラー施設建築部部長)をお招きして、"室内環境と健康"をテーマに講演を頂きました。
講演では、「断熱性能と血圧の関係性」や、「暖房方式による幼児の行動の変化」など、多くのデータが報告され、参加者の皆さまからも、具体的な質問が寄せられました。

セミナー後のアンケートでは、「木造施設と健康のつながりの話がとても魅力的だった」

「室内環境が体に及ぼす影響を真剣に考えなければならないと思う」などの声が多くあり、この分野についての関心の高さを感じています。

寒い中ご参加頂いた皆さま、ご厚意で会場を提供して頂いた「ライフサポートりぼん」の皆さま、本当にありがとうございました。

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上写真は、Ms事務所も協力して作成した、木造施設協議会の「保育園」に関するパンフレットです。
今後は、子供たちが元気に育つ"木造の保育園(木造園舎)"をひとつの切り口に、『木造施設』の普及に向けて、活動を本格化させていく予定です。

今後の展開を、ぜひご期待ください。

スタッフ 上野

木の家を学ぶMOKゼミ神戸(事前ご案内)

Msの完成後の建物を見学し、木の家について学ぶMOKゼミ神戸(家を建てたい・改修をお考えの一般の住まい手さん向けの勉強会)今年も開催いたします。

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Msの設計した建物をお借りして開催するMOKゼミ神戸は、三澤文子さんと木の家について楽しく学び、建物を見学する事ができます。

住まい手さんより建物の感想をお聞きしたり、を木の家をつくりたいと考えている参加者の皆さんで、お茶を楽しみながら気軽に家づくりのお話しが出来るのも魅力です。

Msの使用する木材、Jパネル・Dボルト、温熱環境などもMOKゼミ神戸でお確かめください。

開催日:5月27日(日)、7月22日(日)、9月15日(土)、11月17日(土)

開催場所:大阪、神戸など 完成後の建物をお借りして開催

対象者:一般の住まい手さん向け(これから家を建てたい、改修やリフォームをお考えの方)

参加費

全4回受講 7000円

スポット1回 2000円

定員10名

只今詳細を計画中です

近日中にホームページにて受付と詳細をお伝えさせていただきます。

Msスタッフ新井

【2017年竣工物件報告】甲賀のいえ、興津のいえ、中京・風の舎

昨年、「甲賀のいえ」「興津のいえ」「中京・風の舎」の3物件が竣工しました。

□甲賀のいえ

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作品紹介はこちら

□興津のいえ

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作品紹介はこちら

□中京・風の舎

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作品紹介はこちら

竣工報告はこちら

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今回は、「甲賀のいえ」と「興津のいえ」の竣工までの様子をお伝えします。

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■甲賀のいえ:2017年2月竣工

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滋賀県甲賀市に建つこちらの建物は、築100年以上の民家の改修物件です。

甲賀市は忍者の里で有名です。風情ある瓦葺きの立派な民家が多くあり、趣がある風景の一角に「甲賀のいえ」があります。今回の改修は、築100年以上の母屋を息子さん家族へと引き継ぐための全面リフォームとなりました。

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【詳細調査時】

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Msでは改修を行う場合、まず建物の調査をして、現状の状態を隅々までチェックします。建物の構造、劣化、断熱性、エネルギー消費量、現在の住まわれ方まで多岐にわたります。甲賀のいえでは調査員総勢25名で調査にあたりました。調査で得た情報を踏まえて適切な改修計画を行います。

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【解体時】

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詳細調査時は非破壊検査(建物を壊さない検査)にて劣化等の確認を行うので、解体してみて分かることも多くあります。解体後改めて材寸や劣化具合を確認し、劣化している部材は撤去若しくは交換、構造計画も何度も重ねていきます。

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【基礎工事】

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調査時に蟻害(シロアリの被害)などで柱脚の劣化が著しく、床下の湿度が非常に高かったため基礎は玉石基礎からベタ基礎にやり替えています。ベタ基礎にしたことで耐震性能の向上と地盤からの湿気をカットしてシロアリからの防御を図っています。

建物は足元からつくっていくのが基本ですが改修の場合は既に建物が建っている状態のため、そう簡単にはいきません。Msではよく土台を鋼製束で支えながら据付けを行い新規に配筋・コンクリートを打設する手法を用います。

右上写真は基礎工事見学会の様子です。改修の基礎工事に興味のある方に集ってご参加いただきました。

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【接合部検査】

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躯体補強、金物の取付け作業が進んできたタイミングで構造計算を担当していただいたTE-DOKの河本さんと田畑さんに現場へ来ていただき接合部検査を行います。改修は新築と違い、梁も柱も成型ではなく、規定通りにはいかない事ばかり。。。

構造の専門家に現場を確認してもらい、職人さんも交えて追加で補強しないといけない部分や補強方法を相談しながら進めていきます。

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【竣工写真】

●玄関土間9.jpg

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●リビング

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●キッチン

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■興津のいえ:2017年10月竣工

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静岡県静岡市の東海道沿いに建つ「興津のいえ」は依頼者のご祖父様の代に建てられ、3代に渡り丁寧に住み継がれている住まいを息子さん夫婦とお過ごしになるために、2世帯住宅へとリノベーションしました。

もとあった建物の半分を新規で造り替え、もう半分を改修した物件です。

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【解体時】

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新築棟も改修棟もまずは解体から始まります。東海道沿い側の建物半分を改修、敷地奥の半分を撤去して新築棟を建てるため、解体後は2件分の仕事が同時進行状態です。現場を確認し、改修棟の構造計画、補強方法を詰めていきながら、新築棟を建てていきます。

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【木材検査・木配り】

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興津のいえで使用している構造材は、株式会社フジイチさんの天竜杉です。木材検査ではフジイチさんの倉庫へ行き、全ての材の含水率とヤング係数を計測して木材の品質・状態確認しました。木材検査完了の次は、日を改めてプレカット打合せと木配りを行います。(プレカット・木配りの様子はこちら)

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【新築棟建て方】

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家を建てる上で花形の作業ともいえる建て方。図面でしかなかった建物が一気に具現化されていく様子は見ていてすごくワクワクします。建て方には3日間かかりましたが、天候にも恵まれて無事上棟。

(建て方の様子はこちら

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【改修棟躯体補強・接合部検査】

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構造計算を担当していただいたTE-DOKの河本さんと田畑さんに現場へ来ていただき接合部検査を行っています。耐力壁の留め付け方、水平構面の取り方を現場の躯体を見ながら検討しています。

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【竣工写真】

●玄関土間

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●1階ダイニングキッチン

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●1階和室・リビング

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●2階フリースペース

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●東海道沿い外観

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Msスタッフ 久保 

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