冬の屋外仕事

節分も過ぎ春が待ち遠しいですが、大阪でも雪がちらついています。

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Ms・MSD。とある物件の工事で直営に近いかたちで木塀の仕事を担当することになりました。とても寒い寒い中、朝8時頃から夕方4・5時まで外で仕事です。上写真は、スタッフが駐車場で木塀に使用する杉板を塗装している様子です。

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木塀に使用するのは「赤味(あかみ)」の杉板です。「赤味(あかみ)」とは、樹木の芯に近い色の濃い部分です。「赤味(あかみ)」は水に強く耐久性に優れています。

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外壁を留め付ける4Mの下地材にも塗装していきます。すべての面をきれいに塗装するには腕力・持久力も必要です。

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塗装を終えた木塀を乾燥させます。総量500枚。4人のスタッフで3日間の作業量です。

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乾燥を終えた材は翌日、手早く梱包して運搬します。設計事務所は室内で音楽を聞きながら優雅に仕事をしていると世間の工務店では思っているかもしれませんが、Ms・MSDは世間の工務店と同じ外での仕事に汗を流しています。肉体労働もしているのです。設計事務所が率先して先導しなければ工務店も協力してくれません。


さて、ここからは福島県のお話です。

いつもお付き合いしている株式会社オグラからお便りが届きました。ここは日本有数の多雪地域です。2~3Mは普通に積もります。この極寒の中でも山仕事は進みます。

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栗の丸太13本。柱用に注文していたものが原木で揃いました。いい丸太です!!

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雪でわかりませんが、長年お付き合いしているオグラです。信用しています。

本当に・・・信用していいのですね。(笑)

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夏場のオグラはこのような風景です。冬場とは全然違うのです。


今回注文した丸太も製材して4~5年天然乾燥してようやく利用出来るのです。

「いったいいつまで設計するのですか?」と三澤文子さんにいつも言われ続けるほど、常に買い続けている三澤康彦です。



三澤康彦

OMソーラー体感セミナー

昨年12月8日と今年1月29日にOMソーラーの体感セミナーが行われましたので

そのご報告をいたします。

会場となったのは太陽熱利用の床暖房(OMソーラー)を採用した

木造公共施設であるデイハウスりぼん

高い断熱性能から、職員の方が出勤される早朝にも関わらず

20℃前後を維持する福祉施設です。

下記リンクより、毎日の温度変化を見ることができます。

https://econaviom.net/om/EconaviOM/omsolar_detail.aspx?category=day&userid=1046

竣工後一年ほどが経過し、床暖房の効果がよくわかる冬場の開催となりました。

昨年12月8日の見学会は朝7:30スタート。(参加者の方は前日入り)

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構造材、Jパネルに大阪府の木材を使い、地域に密着した建物となっています。

この日は外気温7℃に対して室温20℃。

施設の暖かさと木質の暖かさを同時に体感いただきました。

見学会後はMs事務所にて皆さんと一緒に朝食。

三澤夫妻の手料理にみなさん感激されていました。

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見学と朝食の後はMs三澤とOMソーラーさんのパワーポイントにて講習。

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OMソーラーや木造施設に関するディスカッションも熱を帯びました。

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最後は皆さんとMs事務所の前で記念撮影。

次いで、時間を空けて開催された今年1月29日の見学会。

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前回の見学会から学び、内部と外部の2班に分かれて見学いただきました。

拙い解説でしたが三澤と共に、私も建物の説明を致しました。

見学会後は、デイルームを利用しての講演。

Ms三澤康彦によるデイハウスりぼんの詳細な解説と木造で創ることの有意義さについて

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オムロンヘルスケアにいらした小林様から「暮らしの中の健康指標」と題して

健康に関するお話をいただきました。

高血圧や糖尿による健康リスクについてのお話には釘付けに。

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OMソーラー柿崎氏によるOMソーラーの仕組みと健康、今後について

お話しいただき、無事見学会は終了いたしました。

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OMソーラーさんを通じた見学会であったため、告知はほとんどありませんでしたが

多数の方にお越しいただき、実物に触れ、有意義な時間となったことと思います。

デイサービスの利用時間外とはいえ、お掃除や準備などご協力いただいた

ライフサポートりぼん様には大変感謝しております。

ありがとうございました。

今後もこのような見学会が行われると思いますがよろしくお願いいたします。

スタッフ戎野

新年の木配り(きくばり)

2017年はじまりました。

昨年は熊本地震、倉吉を震源とした鳥取地震、糸魚川市の火災と自然災害が起こり、平時の身の振り方を再認識させられる年でした。住宅設計に携わる職能として、各地で安全に快適に過ごせる住まいを創る責任を改めて感じ取りました。

阪神大震災を実際この目で体験した私ですが、何の前ぶれもなく訪れる災害に対して自分自身で対応できる日常を持つことが大事であると思っています。万全でなくても「常におもうこと」が大切です。

1月14日。Msがいつも使用する木材は直接設計側で調達するため、木配り(きくばり)を松阪市:(株)コウヨウのプレカット工場にて行いました。文字通り、木を配る(くばる)のです。

集成材、スチール、コンクリートなどは木材と同じ建築材料ですが、個々の部材の品質が違うということはありません。工業製品ですから。それに比べて木材は1本1本それぞれが異なった顔をしています。


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9時半にコウヨウのCAD担当者と打合せを開始し、11時半で一応終了です。


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木を配る前に、近くで見て、遠目で見て木材全量の姿をどう配ってゆくか作戦を練っている所です。


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その後、約30分ほどで木材を並べてゆきます。当然、Ms・MSDスタッフで並べるのです!!

「ちょっと並べてくれ」など絶対に出来ません。自分達で調達したものは自身でやるのです。


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木材は重いのです。この木材は「フジイチ(天竜杉)」の材料で天然乾燥したものを事前に含水率まで私達が計測しています。

長さ5M・120×300mmの梁:1本で約100kgあります。今回はMSD(福島事務所)の仕事ですが、女性ではこの重さはなかなか辛いです。よって、千里事務所の男性スタッフが助っ人しています。

 

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12時から腹ごしらえです。いつも、「一升瓶」という焼肉店で松阪肉・ホルモンをたらふく食べてエネルギーを蓄えます。そして、午後からまた作業開始です。


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机上で含水率何パーセント・木材の長さを数値で入れてみても、しょせん数字です。実際を想像する人はまだましですが、無機的な記号によるものです。それを実際に現場で大工(職人)が取り付ける。設計者は自身では取り付けられない「もどかしさ」を大切にしなければなりません。


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寒中の中、図面とモノ(木材)との「こんくらべ」です。決して諦めない。とことん吟味する。

しかし、時間は有限です。このせめぎ合いの中、当然だんだん早くやらなければギブアップです。


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木配り(きくばり)が初めての新入社員への指導にも熱が入ります。


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そして終了。この笑顔です。

Ms・MSD、常に自分たちで汗をかき、筋肉痛になりながら住まいを創る。これが絶対に必要なのです。



三澤康彦

MOKスクール:秋の岐阜ツアー(2日目)

12月も中旬に入り、冬らしい「きりり」と冷えた空気を肌身に感じるようになりました。

先週12月10日にMOKスクールの最終講義が行われ、皆様のご協力のおかげで2016年度も無事にすべてのプログラムを終えることが出来ました。

さて、少し時間が経過しましたが今回は11月末に訪れた岐阜県のツアー(2日目)をご報告します。

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ツアー2日目の朝です。岐阜市・川原町の老舗旅館「十八楼(じゅうはちろう)」の目の前には長良川の美しい風景が広がります。

温泉と、地元食材をふんだんに使用した朝食バイキングで旅の疲れを癒して、2日目のスタートです!

2日目は、川下側(木材を利用する側)、木造建築を中心に岐阜市内を見て回る旅になります。image5DSC01337

まずは、川原町を散策です。ガイド役は岐阜県立森林文化アカデミーの久津輪先生。木工家であり、地域に根差した伝統工芸の継承活動に取り組んでいる「ものづくりのスペシャリスト」です。現在は川原町にお住まいになっています。


「川」が物流の主役であった江戸から昭和の初めの時代まで、ここ川原町は長良川上流の木材・美濃和紙・関の刃物・茶・柿渋等を商う問屋街として栄えました。


岐阜提灯、岐阜うちわ、岐阜和傘などの伝統工芸品が生まれた背景には、「川湊(かわみなと)」と呼ばれる物流の拠点があったのです。

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上写真は町屋の奥に位置する黒壁の「蔵」の様子です。長良川の氾濫の備えた石垣との調和が美しいです。


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川原町を奥に進んでいくと、久津輪先生の自邸(写真中央)があります。

この小さく愛らしい佇まいの町屋は、今から4年前に三澤文子が改修設計を行った物件です。

今回は、漆作家である奥様と娘さん同席で特別に内部を見学させていただきました。

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間口が3.6Mに対して、奥行が22Mの非常に細長いプロポーションの建物です。

上写真は一階の漆工房内部の内観です。吹抜けや縦格子などの工夫により窮屈感は全くありません。

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2階窓廻りの団欒コーナーは居心地抜群です。

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浴室の壁・天井板は奥様の専門である「漆塗り」です。(写真左)

また、ブラインドの取手(写真右)や、椅子・小物類は木工家である久津輪先生の手によるもの。

建築からものづくりまで。手仕事による丁寧な仕事が居心地のよい空間を創り出しています。



続いて訪れたのは、同じく三澤文子による岐阜市内の新築住宅です。

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こちらの住まいの特長は何と言っても木組の美しさです。建物全体が正方形のひとつのワンルームになっており、玄関を入った瞬間、大胆な架構が広がります。

写真中央の大黒柱(末口径300mm)は下部では10角の形状ですが、上部では8角になっています。さらに、方杖(ほうづえ)と呼ばれる斜材が乗り屋根を支えています。

材料は、ツアー1日目で訪れた郡上の白鳥林工による長良杉。大工は松下光伸氏。

目利きの林産地と腕利きの大工がいてこそ、設計者の空間イメージが現実のものになるのです。

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また同敷地内には、蔵と茶室「八白庵(はっぱくあん)」が併設されています。先代が大切にされてきた建物と新築されたお住まいの対比です。

ここ岐阜には、伝統を大切にし現在に生かしていくという感性が育まれているように感じます。


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続いて訪れたのは「岐阜大仏」。大きいです。知名度はそれほど高くないのですが、なんと「日本三大仏」に数えられています。

乾漆(かんしつ)仏像と呼ばれ、木組みで原型をつくりその上から竹・粘土・漆を用いて創られています。(金属製ではありません)

顔の表情は穏やかな笑みを浮かべている様でとても癒されます。



最後に訪れたのが「岐阜メディアコスモス(岐阜市立中央図書館)」です。2015年竣工の話題の最新木造建築です。(設計:伊東豊雄氏)

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圧巻は2階の内部空間。ゆったりとしたカーブを描く屋根部分が「木造」になっています。(柱は鉄骨造)

木格子から差し込む柔らかい光は岐阜提灯からイメージしたといわれています。

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この屋根は、厚さ20mm×幅120mmという町場で普通に流通しているサイズのヒノキ材を積み重ねていくことで創られています。

材は全て岐阜県産材で、1日目で訪れた小林三之助商店さんも材を供給しているとのこと。

最新の構造計算による曲面形状も、流通材と職人さん達の手仕事によって出来上がっていることに感銘を受けます。

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書架やベンチには木質建材がうまく使用されており、家具も見どころの一つになっています。

 

人気の高いメディアコスモスは1日目の夜と2日目の昼の2度訪れ違いを楽しみました。建物利用者は、特に若者が多く、地元の人々に愛されていることが伝わってきました。

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岐阜県長良川流域を訪ねた2016年秋のMOKツアー。

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林産地から個人住宅まで。一人では見に行くことが難しい所まで見学できるのもツアーの利点です。

特に今回の岐阜ツアーは、伝統と文化、手仕事と最新技術、木材・木造に関わる奥深い世界を堪能することが出来ました。

(また、今回の宿と食事はMOKツアー歴代1位いう声もありました、笑)


そして何より、参加者の皆様が「お互いの交流の中で学びを深めることが出来た」と言ってくださったのが最上の喜びです。


第21回目を迎えた2016年MOKスクール大阪も無事終了です。皆様、本当にありがとうございました!来年度も、宜しくお願い致します。

 

スタッフ:上野

改修工事竣工【埼玉県所沢市】

大阪を朝4時に出発し、車でおよそ7時間、所沢市の改修現場へ行って参りました!先日の大寒波では早くも積雪を記録した全国各地の荒れた天気は何処へやら、、晴天がお出迎えをしてくれました。引渡の現場最終日、竣工写真撮影を併せて行っています。

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みかんや柚子の木越しに、今回改修工事を行った住まいを臨みます。

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本物件の設計はMSD代表の三澤文子(担当:平賀基香)です。築350年の建物を見事に甦らせます。350年...耳を疑いますが、、建物の経歴や既存の様子は追って「三澤文子&スタッフブログ」にてご報告させていただきます。(※ブログアップ後、リンク致しますので今しばらくお待ちください。)

そして竣工写真撮影はMs代表の三澤康彦。手際よく撮影してゆきます。三脚を使わず綺麗に撮るのが三澤流。私は補佐として奔走し技術を盗みます。

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今回導入した薪ストーブはいつもより大きめ・・・そうです、ストーブの熱を利用して料理が可能なこの薪ストーブ。住まい手さんのワクワク感を想像するだけで、料理に精を出す姿が目に浮かびます。

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さて、ここに使用する薪はヤマザクラ。香りよしっ!火持ちよしっ!「料理」にも「暖」にも持って来いの樹種です。スタッフもお手伝いをさせていただき、どんどん積み上げます。すると・・・

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所々に横向きに配された薪が崩れ防止となり、三角断面の薪が見事に軒下に並びます。積み方にもたくさんの工夫と知恵が凝縮されています。三角形の1辺がおよそ8㎝×3辺で計24㎝、この24㎝が最も火持ちがよいとされる薪の表面積を生み出します。ご存知でしたでしょうか?(奥深い)

そして「三角に尖った部分を上に、樹皮側を下に」が実は基本的な積み方です。薪が転がりにくいのはその逆なのですが・・・、樹皮を下に向けた方が水分が抜けやすく、薪の乾燥がしやすくなるのです。

何気ない積み方にも全て理由があることが伺えますね。何事にも探究心を大切に、いろいろなものに目を向けて常に行動したいものです。

 

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土間スペース。外部とのコミュニティを促します。

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 リビング。漆塗りの八角柱、竿縁(漆塗)天井、桧の床板。どれも一級品。

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1階ホール。構造材を現し、吹抜けから光を取り入れます。

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寝室。既存の柱・梁がきらりと光り、空間にアクセントを与えます。天井は岐阜県産の赤杉。

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2階ホール。野地板はJパネル。手摺は2段とすることで利便性にも配慮しています。

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2階フリースペース。床は岐阜県産の栗。架構や継手に力強さを感じます。

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南側開口部は可能な限り日射を取り入れ、格子雨戸で遮蔽も調節。機械設備よりまず自然エネルギー。これが鉄則です。

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外部トイレ。可愛らしいフォルムとシンプルな仕上げ、下足で入れるのが非常に便利。

改修は調査、計画、施工と新築に比べると全てに一手間も二手間も掛かります。エネルギーも必要です。ですが、先人の想いが宿る建物を次世代に繋いでいく作業は我々にしかできません。

今後は新築着工件数が年々減少していく中、改修工事が確実に増えていきます。それぞれに抱える想いは異なりますが、そんな人々の「気持ち」を大切にしてこれからも邁進してゆきたいと思います。

スタッフ 中根