岐阜県養老の新築物件の塗装に行きました

岐阜県の養老で行っている新築物件の塗装に行ってきました。

今回は、屋根の破風と鼻隠しの塗装です。

破風、鼻隠しとは、屋根の板金部分のまわりにある木の部分です。

 

 

IMG_1860

これが塗装の前の写真です。

外壁の工事が終わりにさしかかり、足場はもうすぐ取り外します。

足場のあるうちに塗装しないといけないので行ってきました。

 

 

IMG_1879

塗装が終わった後の写真です。

ハケで木部に色を付け、むらにならないように布でふき取ります。

それを2度繰り返すと夕方になっていました。

塗装前よりだいぶ雰囲気が変わりました。

 

涼しくなったとはいえ外での作業はまだまだ暑いです。

足場の上はなかなかの高所ですし、とても大変な作業でした。

この仕上がりを見て、苦労した甲斐があったと満足して帰路につきました。

 

この物件は柱をすべて漆で塗装した珍しい内装にもなっています。

また完成したら報告したいと思います。

 

 

IMG_1889

帰り道に今養老で(現場で)噂になっているクレーン車を見て帰りました。

なんでも日本に3台しかない大型のもので、3500tのものを持ち上げるそうです。(噂ですが)

周りには何もないので大きさも分かりにくいですが、電線の鉄塔くらいの大きさでは

ないかと噂になっておりました。 

 

スタッフ 日野

川原町の「町屋生活」を考える会 及び 川原町・小さな町家改修の試み展 に行ってきました

8月27日(土)に川原町の「町屋生活」を考える会 及び 川原町・小さな町家改修の試み展 に行ってきました。(主催:住宅医ネットワーク)

住宅医イベント2011082701  住宅医イベント2011082702

この川原町とは岐阜県長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く、下記写真のような格子戸を持つ日本家屋が軒を連ねる「湊町・玉井町・元浜町」のことを指します。とても風情で趣があり魅力的な町並みではないでしょうか。しかし、川原町の現実そして、岐阜県内の直面している現実は、単に古い建物は残そうというほど、単純なものではなく、町並み、構造、温熱環境、費用など様々な問題が複合的に絡んでいるようです。このことは、現在の日本が直面している新築と改修に関わる問題にもあてはまるのではないでしょうか

住宅医イベント2011082703  住宅医イベント2011082704

「川原町の「町屋生活」を考える会」では3つのレクチャーが行なわれ、その後、ディスカッションとなりました。40~50名の方が聴講しに来られ、新聞社の取材もきていたので、それだけ川原町そして岐阜県が直面している問題に関心が高まっていると思いました。

住宅医イベント2011082705_三澤文子代表  住宅医イベント2011082706

住宅医イベント2011082707  住宅医イベント2011082708

3つのレクチャーとも町屋に関係した内容となりました。

・MOK-MSD代表の三澤文子氏による木造病理学による改修事例を基に住宅医の必要性について

・自立循環型住宅研究/有建築設計舎代表 坂崎 有祐氏による町屋における温熱環境を中心とした、改修事例について

・NPO法人 WOOD AC代表理事/TE-DOC代表 河本 和義氏による町屋の耐震について

レクチャー後には、聴講者、レクチャー講師3名によるディスカッションが行なわれました。岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪先生がコーディネータです。

住宅医イベント2011082709  住宅医イベント2011082710

川原町に住んでいる聴講者からの本音として、

「誰を信用してよいのか、何を信用してよいのか」、 「明確な基準、判断材料は」

「かかるコスト、新築との違いは」、 「古いものを残すだけでなく、住みよい町にしたい」

など、考えさせられることがたくさんありました。住まい手や家主にしてみれば当然のことだと感じました。だからこそ、住宅医の必要性が急務なのではと感じました。

住宅医イベント2011082711

講演後は場所を移して、川原町・小さな町家改修の試み展が始まりました。京都造形芸術大学大学院建築デザインの三澤文子スタジオの学生が、工芸家夫妻のための家として川原町にある小さな町屋(借家)の改修計画・設計を試みた内容の模型、展示用パネルを展示しております。さらに、住宅医ネットワークの改修物件のパネルも合わせて展示しております。こちらにも本当にたくさんの方が見に来られていました。

住宅医イベント2011082712  住宅医イベント2011082713

住宅医イベント2011082714  住宅医イベント2011082715

川原町の町屋だけでなく、岐阜県内、そして日本国内の住宅について考えさせられる、本当に内容の濃い一日を過ごすことができました。当日、関わった方全員が、川原町を、岐阜県をより良い方向に進んでいけるようにと考えていることが伝わってきました。

そして、2日後の8月29日に住宅医ネットワークが提案する「既存ドックシステム3」が平成23年度長期優良住宅先導事業に採択されました。このことは国レベルにおいて木造住宅の改修に重きを置いており、さらに、住宅医ネットワークがそれを進めていこうとする後押しになると思われます。これらのこと全てが少しずつではあるかもしれませんが、今回の初めの一歩が大きな一歩へと、そして日本全国に広がっていくような気がしました。

オゾン展示モデルのその後

7/28~8/10の期間、新宿オゾンで展示した実物大モデルハウス。

DSC_1099

会期終了後、長野県上伊那の地で再建築がスタートし、お盆明けに建て方が行われました。

雨続きのお天気の中唯一晴れの予報。限られた時間は1日です。工事をお願いしている北沢建築さんには「オゾンではクレーン無しで1日で建ったのですから問題ないですよね?」とプレッシャーを。。

それが効いたのか?10時に到着した頃には2階の床まで張り終わっていました。

DSC_1171

新宿のビルの中で見るモデルハウスと長野の自然の中で見る建物は同じ物なのにまったく違って見えます。

建て方の作業をする大工さんの後方には中央アルプスの山並が連なっています。

DSC02891

大阪ではお目にかかれない雄大な景色は見ていて清々しい気持ちになります。

実際の気温も大阪よりぐっと涼しく、平均4~5℃くらい低いです。なんせ建設地の上伊那郡箕輪町は標高700m!さらっと爽やかな気候で大阪から来た私達は「快適~」

DSC_1166

2階のレベルからはこんな景色が見えます。けやきと栗の木のみどりが目にも心にも優しい風景です。

途中お昼休憩には、地元の美味しいものを求め、お蕎麦をいただきました。

DSC02869

今回頂いたのは「そば処・留美庵」さんの"赤そば"。

赤そばってなんだろう??と店内に入るときれいな写真が!

DSC02870

そう蕎麦の花が赤いから"赤そば"なんです。

日本の在来種は白い花を咲かせますがヒマラヤから持ち帰ったお蕎麦だそうで、こしがありとても美味しかったです。

お昼からの建て方作業も順調に進み無事棟が上りました。

DSC_1202

このモデルハウスは「胡桃(くるみ)山荘」という名前で今後体験型宿泊モデルハウスとして運営していく予定です。鳥取県産材のJパネルサカモトさんの智頭杉を使った木の家を宿泊体験できるモデルハウスです。10月末には完成予定。詳細は決まり次第順次HP上で告知しますのでチェックしてください。

(スタッフ西久保)

建築学会大会に参加してきました

(有)MOKの構造チーム、岐阜県美濃市事務所で木質構造を日々勤しんでいる田畑です。

8/23(火)~8/25(木)の3日間、東京の早稲田大学で行われた「2011年度日本建築学会大会(関東)」に構造を学ぶため、参加してきました。

早稲田大学大隈記念講堂

大隈重信像

毎年行われているこの建築学会大会は、建築に関わる様々な研究を論文に纏め、それを年に一度発表するというもので、今回の参加者は1万人超、発表論文数は約6370編と活気あふれる巨大イベントとなりました!

これだけ多くの講演を3日間で凝縮して行うため目移りしてしまいましたが、「構造」「東北地方太平洋沖地震の被害調査速報」に的を絞って講演を聞く事にしました。

「構造」では、最新の技術研究は勿論、"プレカット加工の継ぎ手の強度""基礎の貫通口補強"など、実務に活かせる内容の講演もあったので、他の人が一年かけて研究した成果を知識として手に入れることができる非常に貴重でお得な内容でした。

講演前

今回の東北地方太平洋沖地震では津波の被害がテレビ・メディアで多く報道され、地震の被害があまり報道されていないように個人的には感じていましたが、やはり地震の被害も多く、またこれまでの大地震と違い非常に広範囲にわたり被害が起きていたことなどが講演から分かました。

これら調査や研究が今後多くの向上に繋がるよう、また一般の方々の地震に対する意識向上に繋がっていければと、そう感じ、自分自身もこれをどう受け止め、どう活かしていけれるのか、考えさせられる3日間でした。

(スタッフ:田畑)

地蔵盆がありました

MSD大阪の事務所は、大阪の中心街である大阪・梅田から一駅の場所にあります。

国道2号線から一筋入ると、どこかレトロな雰囲気をもつ路地に住宅が広がっています。

その一角、お寺の隣に事務所があります。

 

IMG_8770 IMG_8771

この事務所は、Ms建築設計事務所設計の木造2階建て、25坪の建物です。

施工期間60日間、前面道路は狭小のため、建て方もレッカーを使わず行ったという建物です。

室内はJパネルをふんだんに使い、建物の大きさもJパネルの寸法に合わせてつくられていますので、Jパネルを体感できる建物です。

 

そんな事務所のある町内では、毎年お盆明けに、地蔵盆が行われます。

 IMG_8758 IMG_8760

今年も朝から町内の方々が準備を行っておられ、いつもの路地が違った雰囲気になっています。

右側の写真の路地の突き当り、黒い板塀に囲まれた、格子の建物にMSDの事務所があります。

IMG_8761 IMG_8762

前日の雨のためか、提灯にはカバーが掛けられています。

祭壇も設けられて、準備が着々と進んでいるようです。

 

 IMG_8765

夕方暗くなると、提灯に灯りが入りました。

 

IMG_8767

地蔵盆の後に、町内の方にお下がりをいただきました。

内容は、フルーツゼリー、ミカン、梨、そして立派なゴーヤでした。

 

日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝夕はだんだん涼しくなってきました。

夏から秋へと少しずつ季節が移り変わっていることを感じます。

(スタッフ:葉賀)