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Ms研修会

4月に入り新年度ですね。事務所前の桜も芽吹いてとてもきれいです。

Msでは竣工物件の報告するために「研修会」を行っています。

物件の担当者が建物の概要や特色、性能値など、プレゼンをして情報を共有しています。

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今回はアルバイトの学生さん2名にも参加してもらい、現場の様子やMsの仕様などを勉強していただきました。

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4月からスタッフの酒谷さんが東京勤務になったので、研修会にはスカイプ参加です。

東京と大阪の距離でも問題ありません。

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研修会のあとはみんなでテーブルを囲ってケーキをいだたきました。

甘いものがあると話が弾みますね。

アルバイトさんから質問されたり、学校のことを聞いてみたり盛り上がっています。

Ms研修会は不定期に開催しています。

新しい情報を共有はもちろんのこと、知識の向上に努めたいと思います。

(スタッフ 久保)

古民家調査のおたのしみは、地元のご馳走と美しい景色です。

年度末のギリギリ3月27日・28日、瀬戸内海のしまなみ海道まで古民家調査に行ってきました。昨年9月末に行った調査の、今回は構造中心の詳細調査です。

調査員は9名。いつもの頼りになるメンバーが集合しました。

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1日目、みっちり調査の後は、港の近くにある宿までぶらぶら歩きます。 あたりは夕日が美しい海の風景。宿も調査地から歩いてすぐの老舗旅館で、しみじみと疲れをいやしてくれます。

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そんな風景を、カメラに納める2人。

荷物を宿においてまもなく、おたのしみの夕ご飯。地元の商店街を歩いて、お料理屋さんに向かいます。

テーブルが見えないほどのご馳走にビックリ。タコ飯もやさしい味でした(一人1900円)

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この地は、レモンが名産とかで、レモンビールにレモンチューハイ、レモンスカッシュと、グラスの中には惜しみなくレモンが入っていました。

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爽やかなレモン味に疲れも吹き飛びます。

1月から3月、1年の四分の一が怒涛のように過ぎ去りました。この地に来て、少しスイッチを入れ替えて、ペース配分を整えていく、良いタイミングの旅になりました。

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しっかり睡眠をとった翌日は、頭も冴えて調査に集中。

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全て予定の時間どおり。調査を終えて記念撮影です。

この建物に再度息が吹き込まれ、素晴らしい建物に生まれ変わることを祈りつつ帰路につきました。

三澤文子

豊中市Y邸 竣工しました!【沖本さんとつくる手刻みの木の住まい】

3月に入り、桜の開花が気になる季節です。

日中は春らしい暖かさで、吹田市ではスイセンに続き、モクレンやユキヤナギなど、公園の花々が咲き始めています。

さて本日は、昨年7月末に着工した「豊中市Y邸」が竣工しましたのでレポート致します。

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敷地は、豊中市内の閑静な住宅地にあります。

元々は、敷地の真中に、40坪ほどの総2階の住宅が建っていたのですが、

70代のご夫妻が「コンパクトな家で、心地よく暮らしたい」との依頼あり、

延床面積で28坪の住まいを計画しました。

将来、息子さん世帯の家をもう一軒建てられるよう、東側に大きな庭(後施工)をとっています。

設計は、三澤文子(Ms)。

施工は、沖本雅章(㐂三郎)。

約7ヶ月半の工期で、"手刻み・手仕事の木の住まい"をつくりました。

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最大の特徴は、東面の「ポーチ」です。

雨に濡れず、リビングに直接アクセスできるよう、大きく庇を出しています。

来客や、将来もし介護が必要になったときに備えて、外からの動線を確保しました。

柱は八角に加工。

ポーチ内部は、杉板を素地で用いており、木のぬくもりを感じることができます。

外側にも下足箱やゴミ箱を設けて、利便性にも配慮しました。

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玄関の様子です。

ポストやインターフォンなど、雑然としがちな玄関まわりも、すっきりとシンプルにまとめました。

玄関扉は木製ガラス戸ですが、内部に、『蚊帳(かや)生地の網戸/鍵付』を設けて、

視線を遮ると同時に、やさしい風合いに仕上げました。

④ DSCN4144.jpg玄関内部の様子です。

壁、天井に杉板を張っています。

収納扉・式台には「漆」を塗り、小さな空間にも品格を持たせます。

式台は、沖本さんが手仕事で『チョウナ加工』を施してくださり、

足触が良く、愛着のある一品ものに仕上がりました。

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キッチン~リビングは、一体のワンルームになっています。

建物は2間半の間口で細長いプランとなっており、70代のご夫婦の生活が、1階ですべて完結します。

床は、足触りの柔らかい桧(ヒノキ)です。

きれい好きの奥さんを中心に、ご家族で「米ぬか」で拭き掃除をして頂くことになり、

あえて無塗装のまま、引き渡しています。

沖本さんいわく、『(メンテナンスを含めての)"健康住宅"です(笑)』

経年変化も楽しみです。

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コンパクトでありながら窮屈さを感じさせないよう、様々な工夫をしました。

一つは、このベンチクッションです。

ご主人の身長にぴったり納まるサイズで、TVカウンターの下に足を入れると、横になって仮眠を取ることができます。

TV台は、家族の思い出が詰まったエゾマツの無垢板を、以前の住まいから転用しました。

沖本さんによるカンナ削りやディテールに、手仕事の良さがよく現れています。

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"ゆっくり寛いでいただけたら"との想いで設計しましたが・・・。

『"腹筋"に丁度いい!』と、早速、エクササイズです。(笑)

ご主人は、長年、サッカーの監督を務めており、

現場では、長時間立ったままでも平気で、工事を見守ってくださいました。

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リビング/吹抜上部を見上げです。

2階は、すべて小屋組がみえるつくりとなっており、木組みの風合いを楽しむことがでます。

東面のハイサイドライトから、明るい朝日が入ります。

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今回のこだわりポイントを、もう一つご紹介します。

上写真は、テーブル越しに東面の開口部をみたところですが、注目いただきたいのは「障子戸」です。

中央に正方形の「引手」がついています。

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この障子戸は、「雪見障子風」のデザインとなっており、上の障子を開けることができます。

本来の雪見障子は、下の障子戸が開くのですが、

今回はベンチソファに座ったまま東庭を眺められるよう、三澤がオリジナルでデザインしました。

 ※東庭は後施工になります

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キッチンは、Msオリジナルデザインです。

「吊収納」や「カウンター」高さなど、住まい手さんのご要望に応えて、丁寧に設計しました。

今回は、「吊照明」の納まりにもこだわりました。

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ご主人の個室です。

収納棚、机など家具もすべて沖本さんの手仕事です。

個室の裏手は、広いバックヤードとなっており、

浴室~ウォークインクローゼット~洗濯室までが、一続きの空間として繋が

ります。

家事動線は、美しい住宅設計の"要"となります。

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さて、最後にもう一度、外観写真です。

右隣にみえる、『黄色い外壁の建物』にご注目ください。

この建物は、実は、2017年5月に急逝した三澤康彦が19年前に設計したものです。

2017年11月。

Ms事務所に、はじめて設計依頼を頂いた今回の住まい手さんですが、

『最近になって、このお隣の建物の内部に入る機会があり、木をふだんに使った設計が気に入った』ことがきっかけで、相談に来てくださいました。

住まい手さん、沖本さんと仲間たち。

その後、一年半で、出会いの輪が広がり『手刻み・手仕事の木の住まい』が完成しました。

良い仕事は、『ものづくりの輪』として、時を超えてつながっていくようです。

住まい手ご家族の皆さま、

沖本さんとその仲間たちに、改めて感謝いたします。

ありがとうございました。

※外構工事後に、続編をレポートしたいと思います。

スタッフ 上野耕市

Y邸過去の記事

3.JパネルDボルトでのY邸の建て方の様子は こちら

2.大工さんと仲間達Y邸の手刻みの様子は こちら

1.木材検査でバトンリレーY邸の木材検査の様子は こちら

建物の温熱環境についての意見交換

先週、奈良県の今井連窓のいえに前真之先生が見学に来て下さいました。

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写真は前先生、住まい手Sさん、中野弘嗣さん(水の葉設計社)三澤文子とMsスタッフです。

まずは、三澤がこの家の改修前の状況や改修後の温熱性能について説明を行います。

こちらの住まい手Sさんは、建築業界の第一線で活躍されているので建物の断熱や日射などについても話しが弾みます。

さっそくサーモカメラで測定してみましょう。と、前先生

2個のカメラを手際良くパシャ、パシャと撮影を行いました。

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撮影した画像を、前先生の解説付きで見ていきます。

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写真は、エアコン取付け位置について、床下エアコンの意見交換を行っているところです。

日頃から色々な分野の方とお話が出切ること贅沢と感じているのですが。今回の建物温熱環境についての意見交換は密度濃く、贅沢な時間となりました。

多忙な時期に私たちを迎えて下さった創造工舎さん

温熱環境について貴重なお話をして下さった前先生。

ありがとうございました

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スタッフ新井

四條畷市の家、上棟しました

四條畷市の家の改修工事の様子をレポートします。

・詳細調査の様子はこちら

・清祓い式の様子はこちら

・基礎改修工事の様子はこちら

解体と基礎改修、そして1階の構造補強との同時進行で、2階構造材の「刻み」を行い、着々と上棟の準備をしていました。

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現場から車で10分の作業場にて、墨付けをしているのは棟梁の島岡さんです。

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今年明け、刻んだ材料を現場に運び、まずは既存の2階床梁の上に新規床梁を載せていきます。

梁は載せているだけではありません。

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M12ボルトで新旧の梁を緊結します。

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1階から天井を見上げたところ。穴は後ほど埋め木をして塞ぎます。

床梁の設置後は、柱・棟木(頂上の梁)を組んでいきます。

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そして、垂木(登り梁のような断面)をかけます。

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天井高は高いところでは2.8mありますが、一番低いところは1.2m未満です。

計画時は天井が低くないか心配をしていたお施主さんも、「思っていたより高いですね~。」と、安心していただきました。

高いところと低いところのめりはりがある方が、かえって落ち着くことが出来る空間になるのだと思います。

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因みに、解体前の様子はこちら。部材は数本折れていました。

又首(さす)構造で、45度程度の屋根勾配があります。

なるべく改修前と同じ外観になる様に、改修後の屋根の高さを決めました。

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外観はこの様になっています。改修前の面影を残したいとの意図があります。
これから外壁板張り、左官工事を行うので、どのような外観になるのか楽しみです。

スタッフ 酒谷

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