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Ms定番の椅子がある東京中野のモノモノにて、出版の打合せ

10月31日 編集の真鍋弘さんとの打ち合わせのために、東京中野のモノモノに行ってきました。

モノモノは中野駅から徒歩3分、マンションの1階の、静かで落ち着きのある空間です。 まずは、代表・菅村大全さんと、モノモノの近況について、ひとしきりお話をしました。
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菅村大全さん

そもそも、Msの提案する「ダイニング中心の家族の空間~リビングダイニングのすすめ」では、長時間、座ってくつろげる トヨさんの椅子や、男の椅子が、無くてはならないモノになり、必ず、住まい手さんにご提案しています。

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左:トヨさんの椅子(D/豊口克平) 左:男の椅子(D/秋岡芳夫)


この秋、11月末には、モノモノの創始者・秋岡芳夫さんの単行本(500円)、ズバリ、タイトルが「秋岡芳夫」が、無印良品から発売されるとのこと。無印に買い物に来る多くの人達が、秋岡さんのことを知って頂けて、「低座のすすめ」(日本人の体形、日本の住文化に合せて、座の低い椅子に座ってくつろぐこと) が広まれば、本当に嬉しいことです。

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また 近々発売の、トヨさんの長椅子-復刻版 にも座ってきました。背もたれが重たい印象ですが、これがあることで、やはり長時間座っていたくなる安定感があります。
さらに、柳宗理デザインのスツールの復刻版も、現在進行中とのことで、Msの定番も、これから増えていくことになり、これも楽しみです。
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さて、真鍋弘さんとの、「木の住まいをデザインする~三澤康彦の仕事」の打合せは、無事修了。来年4月、建築資料研究社から、発行予定となりました。 これから、まとめ作業を頑張らなくてはなりません。
三澤文子

冬のMOK道場開催

福島区にあるShareOffice「フクマチヤ」でMOK道場が開催されました。

テーマは「茶室の設計」で講師には(株)梅田工務店/宗玄舎の梅田宗春さんにお越しいただきました。BYPI5146.JPG

MOK道場はMOKスクール生のための特別講義になります。

この道場の良さは少人数制であること!いつものスクールでは聴講100名程に対して講師1名となりますが、少人数で講義を行うことで、講師との距離も近くなり、興味のあることや、些細なことでも質問ができるとこも魅力です。

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企画当初15名で募集させていただきましたが、応募人数が枠を超え、最終18名にご参加いただきました。

MOKスクールにはとても熱心な方が多く、会場は満席です。10月に入り外は肌寒さも感じましたが、会場は汗ばむぐらいの熱気です。

「茶室設計道場」は全3回あります。

1回目、茶道について

2回目、茶室見学(和心庵)

3回目、茶室のディテールについて

今回は第1回目の「茶道について」です。

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茶道を知らなければ、お茶室は造れません。

「主役は招かれた客であって、お茶も花も、掛け軸、茶室もあくまで脇役であること。」

講義始めに梅田さんからお話があったこの言葉を頭に置いて、講義を聞かせていただきました。

茶事の流れ、茶道の道具、釜、掛け軸、そして歴史まで、茶道に触れたことのない私には新鮮な話がたくさんありました。

梅田さんの過去の作品の話を交えながら4時間あっという間にこれは、次回のお茶室までに予習と復習が大変です。茶道は奥深いと改めて感じました。

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11月は実際に梅田さんが手がけられた「和心庵」へ見学に行かせていただきます。

とても楽しみです!次回は茶室見学会のご様子をお話しさせていただきたいと思います。

お楽しみに。

(スタッフ 久保)

木の家かんたんメンテナンス ~木部の塗装~

すっかり秋らしくなりました!

今回は、かんたん木部塗装と道具についてご紹介します

快適な気候の間に、木部のメンテナンスを行ってはいかがでしょうか。

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木部の塗装は、お肌に化粧水や日焼け止めを塗る事に似ていて適切な塗装を行う事で、木の美しい状態を長く保つ事が出来ます。

こちらは、Msの塗装ワークショップの様子

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利用者さん自ら、使用するテーブルの塗装をしています。

Msでは、主に木に浸透する塗料をお勧めしています。

ぶ厚い塗膜をつくる塗料を塗ってしまうと、次回の塗装で塗膜を研磨して塗料をするのが面倒な上、塗膜で木部の呼吸を邪魔するもの物は、木に悪影響を与える場合もあります。

また、過酷な外部環境で木材を使用する際は紫外線や白蟻、腐朽など様々な効果がある塗料が出ていますが、軒下などで雨や紫外線の影響の少ない場所では不要な薬剤もあります。

適材的所と良く聞きますが、塗料も同じ、使用環境に合わせて塗料を選びます。

写真は、Msの住まい手さんのお宅(築3年を過ぎた時)塗装を行うか相談をしています。

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外部のデッキは、あえて無塗装で仕上げておりキレイなシルバーグレーになっておりこちらは例外。塗装をせず無塗装を楽しむ事になりました。

次は、塗装道具について

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便利な塗装道具 ホームセンターで揃います

(写真左上から)

塗料を入れるバケツ、空き瓶(塗料入れ)、マスカー(養生に使用、新聞紙などでも可)、マスキングテープ、古布、コテバケに付けるスポンジ、コテバケ、ハケ、手袋、

こんなに少ない道具で塗装ができます!

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Msでは、建物の完成前に三澤やスタッフが木部の塗装を行います

簡単な木部塗装を身近に知って頂ければ幸いです。

スタッフ新井

「中京・風の舎」が、住まいのリフォームコンクールにおいて、 国土交通大臣賞(最優秀)を受賞しました。

昨年末に完成したマンションリフォーム「中京・風の舎」

施主の加茂みどりさんは、実験集合住宅NEXT21 での居住実験を長年研究されてこられた
研究者です。そのことから今回の改修の基本方針は、加茂さんの研究成果を踏まえて組み
立てられました。
その方針の中での、第一の特徴は、京町家にある「土間・ぬれ縁」をマンション住戸に取
り入れたことです。
住戸の共用廊下側の、住戸巾いっぱいの土間と、どのマンションにもあるベランダを、よ
り室内化したぬれ縁スペースをつくり、外と内をつなぐ環境を調整する空間としました。

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これが 住戸巾いっぱいの玄関土間です。写真左手真ん中くらいに、玄関扉があります。
住戸巾一杯の玄関土間。写真真ん中に見える扉は、土間の両側にある玄関クロークになり
ます。

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これが、ぬれ縁です。
ぬれ縁の桧板が室内の床レベルと段差無くつながるため、上足で外に出ることが出来、室
内空間が広がると同時に、外部とのつながりが感じられる気持ちの良い空間になります。
外と内とをつなげ、このような調整空間がつくられることで、限られた窓しかないマンシ
ョンの住戸でも、3 本の風の道をつくることができました。

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玄関の鉄扉を開けると、土間と玄関ホールが迎えてくれます。
本棚に囲まれた玄関ホールは、ベンチも備わってちょっとした読書コーナーです。

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鉄扉の内側には、障子があります。風を通しながらも、内が見えにくくなっています。

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玄関土間が、住戸巾いっぱいあることは、この写真を見ればわかります。メインの通路、(こ
こを廊下とは呼ばずにあえて図書室と読んでいますが)の右左に、入口があり、奥につな
がっている気配が感じられると思います。

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これは、玄関ホールから土間を見返しています。
正面の住戸玄関は鉄扉を開けて、障子を閉めているところ。雪見障子ならぬ「風通し障子」
です。

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更に奥のキッチン側から見返したところ。写真真ん中ほどにピアノも組み込まれています。
ピアノの横には水廻りに入る障子風建具があります。

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ランマが無い親子建具は単に目隠し用。これも上部に風が通る工夫で、目線も通り、広が
りが感じられます。
また、狭く身体に近いこんな空間は、繊細な杉の建具やコットンのカーテンが、肌に優し
く感じます。

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ぬれ縁(ベランダ)に面したキッチンとダイニング。床は厚さ30 ㎜の漆塗りの杉板です。
濡れ縁の向こうに帆布の暖簾が見えます。この暖簾によって、正面のビルの窓を隠すこと
ができました。

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初めてのマンションリフォーム。住宅医スクールの小谷和也先生の講義を何回も聴講し臨
みました。それでも何回か初歩的な質問をする私に、小谷和也先生は「三澤さん本当に僕
の講義聴いていたの?!」と言って呆れていましたが。
お蔭で、防音の2 重床や、断熱方法などしっかり実践できました。今回の受賞も、住宅医
スクールのお蔭だと心より感謝しております。

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最後に、今回是非実現したかった差鴨居を使った内装システムです。
1984 年(34 年前)かつて現代計画研究所にて担当した「集合住宅の木造的内装システムの
提案」 当時は実現できませんでしたが、今になって俄然このテーマに燃えています。
引き続き、「集合住宅の木造的内装システムでの改修提案」を行なっていきたいと思ってい
ます。

三澤文子

「四條畷市の家」清祓い式を行いました

詳細調査の様子はこちら⇒「四條畷市で調査を行いました

朝夕は涼しくなり、そろそろと秋の気配がしてきました。

先週の土曜日、大阪府四條畷市にて、清祓い式(きよばらいしき)を行いました。

新築の場合は着工前に地鎮祭を行いますが、改修の場合、清祓い式を行います。

地鎮祭と同じ様に、工事の安全祈願、建物の繁栄を願うという意味があります。

当日は朝から結構な雨が降っていましたが、「神様の仕業かな」と思うくらい、式の直前にすっ と雨がやみました。

これからの工事も幸運に恵まれ順調に進んでいくことを願います。

式は元々あった神棚に向かって行いました。

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「祭壇のお供え物にも序列があり、神様に近い上段から順に、次に中央寄から順に、序列の高い物を備えていく」と、神主さんが教えてくださいました。

1台目には序列が高いとされるお酒・米、2台目にはお餅、3台目には乾物(わかめ、昆布)、4台目には野菜・果物、5台目には塩・水をお供えしています。

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(降神の儀-こうしんのぎ-)神様をお呼びします。

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(切麻散米-きりぬささんまい-)切麻(紙と麻を切ってまぜたもの)をまいて工事を行う建物を清めます。

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(玉串奉奠-たまぐしほうてん-)神前に玉串を捧げます。

(昇神の儀-しょうじんのぎ-)神様がお帰りになります。

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写真は式終了後に、神棚にある置物や書物について話しているところです。

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貴重なものでは?と書物を拝見しているのは、大阪で有名、木又工務店の大工の木又誠次さんです!

こちらの改修のお話を頂いたときから、工事は木又工務店さんにお願いする!と決めていました。

後からわかったのですが、木又工務店さんの事務所は、現場から車でなんと5分、さらに、加工場も現場から車で10分の距離にあります。

距離が近いと、移動時間の短縮、交通費削減、現場管理がしやすい(すぐに駆けつけられる!)、など、住まい手にとっても、工務店にとっても有難いのです。

そして、神棚に気になる置物を見つけました。

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毘沙門天と思われる様な木堀りの像。

神様が宿っている訳ではなく、お土産に頂いた物だそうです。

三澤が興味津々!目を輝かせていたところ、「捨てることになるので、持って返ってください!」とお施主さんより。

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思わぬ掘り出し物を頂き、三澤もにっこり。有難うございます!

この日の午後から早速、木又さんが足場屋さんと打ち合わせを行っています。

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少なくとも築100年以上と思われるこちらの建物、解体していくと棟札などにより築年数が明らかになるのではないでしょうか。楽しみです。

これから6ヶ月余り、工務店さん、業者さん、お施主さん、設計者で協力しながら工事を進めていきたいと思います。

今後、工事経過報告をアップ予定ですので、お楽しみにしてください。

Msスタッフ 酒谷

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