• 三澤康彦作品
  • Ms日記
  • 設計の特色
  • 設計の進め方
  • プロフィール
  • イベント情報
  • 事務所案内
  • 住宅医コラム
  • facebook
  • 掲載書籍
  • お問い合せ
  • MSD三澤文子
  • 三澤康彦作品

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

長崎の町を見下ろす高台で~ RC住宅・詳細調査の一日

去る4月13日(土)既存住宅の詳細調査のために長崎に行ってきました。今回の調査物件は築41年のRC造の住宅で、依頼主は我がMsのご近所さま。そして今回の調査リーダーは、3年前熊本スクールの校長だった滝口さんで、東京から駆けつけ九州の住宅医ネットワークの面々をまとめてくれました。

01.jpg

そんなことで、まず

12日夜の前入りでは、熊本の新産住拓の住宅医メンバーが参戦。なぜか長崎料理ではなく沖縄料理店にてエネルギーチャージいたしました。

翌日の調査日は4月の春らしい穏やかな日差し。絶好の調査日和です。調査住宅は、遠く長崎の町を見下ろす高台にあり、これも素晴らしい。

そんな景色を横目に見ながら、各自、持ち場にて調査が進んで行きます。

今回、依頼主のYさんも朝から調査地に張り付いてくださっていて、お昼ご飯をご馳走してくださいました。

002.jpg

見晴らしのいいお庭でのお昼ご飯は長崎名物の皿うどん。依頼主Yさんお勧めのお店からの出前です。パリパリ細麺が実に美味しかった!

昼食後、午後の調査も黙々と。

本日、私の担当は1階の展開図。図面を描く場所をキープして順調に進めています。

4.JPG

一日中、長崎の地の、このお家で集中していると、かつてこの家で暮らしていた方々と同じ空気を吸っているような気分になって、長崎の空気感をジワリと味わったような気持になりました。

5.JPG

展開図係の相棒、新産住拓の桝本さんは、2階の展開図を描き終えてニコニコ。良く描けています。

6.JPG

調査もめどが付き、依頼主Yさんを真ん中に福岡の黄ヘル白石さんとスリーショット。バックの景色が最高です。

08.jpg

7.JPG

調査は順調に進行し、16:00には片付けも終えて集合写真。そして全員集合の写真とは別に、女性調査員のみで1枚。

10人くらい居たように思いましたが、「なんだ5名だったのか!」との声。

それぞれ、存在感が大きかったのでしょう。

三澤文子

Ms東京事務所「モノ・モノ」のご紹介

気づけば桜は葉桜になり、新緑が目立つようになりました。

桜は満喫できましたか?

今回は、Ms東京事務所のご案内です。

先週のMs日記をご覧になった方は知っていると思いますが、私(酒谷)が4月から東京での仕事をスタートしました。

場所は、中野区のモノ・モノ

S__2220061.jpg

中野駅から徒歩で3分という便利の良い場所です。

S__2220053.jpg

代表の菅村大全さんのご厚意で、こちらの事務所の一角(デスク)をお借りしています。

35B07115-6FFB-4132-89CE-C87525EFEF33.jpg

Ms建築設計事務所では、30年以上前からモノ・モノの椅子を使っていて、大変お世話になっています。

S__2220064.jpg

こちらは、定番のトヨさんの椅子。

2015年には、三澤康彦さんがモノ・モノ事務所を改修しました。

S__2220055.jpg

こちらが展示スペース兼会議スペース。

レンタルスペースとして借し出しもしています。

S__2220054.jpg

そして本日は嬉しい訪問がありました。

S__2220051.jpg

天竜・フジイチの内山さん(左)。(東京で打ち合わせがあり、寄ってくれたそうです!)

菅村さんと、家具や製材所のことで情報交換中です。

皆様もお近くに来られましたら、是非お立ち寄りください。

スタッフ 酒谷

Ms研修会

4月に入り新年度ですね。事務所前の桜も芽吹いてとてもきれいです。

Msでは竣工物件の報告するために「研修会」を行っています。

物件の担当者が建物の概要や特色、性能値など、プレゼンをして情報を共有しています。

IMG_4691.jpeg

今回はアルバイトの学生さん2名にも参加してもらい、現場の様子やMsの仕様などを勉強していただきました。

IMG_4693.jpeg

4月からスタッフの酒谷さんが東京勤務になったので、研修会にはスカイプ参加です。

東京と大阪の距離でも問題ありません。

IMG_4694.jpeg

IMG_4695.jpeg

研修会のあとはみんなでテーブルを囲ってケーキをいだたきました。

甘いものがあると話が弾みますね。

アルバイトさんから質問されたり、学校のことを聞いてみたり盛り上がっています。

Ms研修会は不定期に開催しています。

新しい情報を共有はもちろんのこと、知識の向上に努めたいと思います。

(スタッフ 久保)

古民家調査のおたのしみは、地元のご馳走と美しい景色です。

年度末のギリギリ3月27日・28日、瀬戸内海のしまなみ海道まで古民家調査に行ってきました。昨年9月末に行った調査の、今回は構造中心の詳細調査です。

調査員は9名。いつもの頼りになるメンバーが集合しました。

①.JPG

1日目、みっちり調査の後は、港の近くにある宿までぶらぶら歩きます。 あたりは夕日が美しい海の風景。宿も調査地から歩いてすぐの老舗旅館で、しみじみと疲れをいやしてくれます。

②.JPG

そんな風景を、カメラに納める2人。

荷物を宿においてまもなく、おたのしみの夕ご飯。地元の商店街を歩いて、お料理屋さんに向かいます。

テーブルが見えないほどのご馳走にビックリ。タコ飯もやさしい味でした(一人1900円)

③.JPG

④.JPG

この地は、レモンが名産とかで、レモンビールにレモンチューハイ、レモンスカッシュと、グラスの中には惜しみなくレモンが入っていました。

⑤.JPG

爽やかなレモン味に疲れも吹き飛びます。

1月から3月、1年の四分の一が怒涛のように過ぎ去りました。この地に来て、少しスイッチを入れ替えて、ペース配分を整えていく、良いタイミングの旅になりました。

⑥.JPG

しっかり睡眠をとった翌日は、頭も冴えて調査に集中。

⑦.JPG

全て予定の時間どおり。調査を終えて記念撮影です。

この建物に再度息が吹き込まれ、素晴らしい建物に生まれ変わることを祈りつつ帰路につきました。

三澤文子

豊中市Y邸 竣工しました!【沖本さんとつくる手刻みの木の住まい】

3月に入り、桜の開花が気になる季節です。

日中は春らしい暖かさで、吹田市ではスイセンに続き、モクレンやユキヤナギなど、公園の花々が咲き始めています。

さて本日は、昨年7月末に着工した「豊中市Y邸」が竣工しましたのでレポート致します。

① IMG_7293.JPG

敷地は、豊中市内の閑静な住宅地にあります。

元々は、敷地の真中に、40坪ほどの総2階の住宅が建っていたのですが、

70代のご夫妻が「コンパクトな家で、心地よく暮らしたい」との依頼あり、

延床面積で28坪の住まいを計画しました。

将来、息子さん世帯の家をもう一軒建てられるよう、東側に大きな庭(後施工)をとっています。

設計は、三澤文子(Ms)。

施工は、沖本雅章(㐂三郎)。

約7ヶ月半の工期で、"手刻み・手仕事の木の住まい"をつくりました。

② DSCN4166.JPG

最大の特徴は、東面の「ポーチ」です。

雨に濡れず、リビングに直接アクセスできるよう、大きく庇を出しています。

来客や、将来もし介護が必要になったときに備えて、外からの動線を確保しました。

柱は八角に加工。

ポーチ内部は、杉板を素地で用いており、木のぬくもりを感じることができます。

外側にも下足箱やゴミ箱を設けて、利便性にも配慮しました。

③ DSCN4160+.jpg

玄関の様子です。

ポストやインターフォンなど、雑然としがちな玄関まわりも、すっきりとシンプルにまとめました。

玄関扉は木製ガラス戸ですが、内部に、『蚊帳(かや)生地の網戸/鍵付』を設けて、

視線を遮ると同時に、やさしい風合いに仕上げました。

④ DSCN4144.jpg玄関内部の様子です。

壁、天井に杉板を張っています。

収納扉・式台には「漆」を塗り、小さな空間にも品格を持たせます。

式台は、沖本さんが手仕事で『チョウナ加工』を施してくださり、

足触が良く、愛着のある一品ものに仕上がりました。

⑤ DSCN4414.jpg

キッチン~リビングは、一体のワンルームになっています。

建物は2間半の間口で細長いプランとなっており、70代のご夫婦の生活が、1階ですべて完結します。

床は、足触りの柔らかい桧(ヒノキ)です。

きれい好きの奥さんを中心に、ご家族で「米ぬか」で拭き掃除をして頂くことになり、

あえて無塗装のまま、引き渡しています。

沖本さんいわく、『(メンテナンスを含めての)"健康住宅"です(笑)』

経年変化も楽しみです。

⑥ DSCN3997.jpg

コンパクトでありながら窮屈さを感じさせないよう、様々な工夫をしました。

一つは、このベンチクッションです。

ご主人の身長にぴったり納まるサイズで、TVカウンターの下に足を入れると、横になって仮眠を取ることができます。

TV台は、家族の思い出が詰まったエゾマツの無垢板を、以前の住まいから転用しました。

沖本さんによるカンナ削りやディテールに、手仕事の良さがよく現れています。

⑦ IMG_7254.jpg

"ゆっくり寛いでいただけたら"との想いで設計しましたが・・・。

『"腹筋"に丁度いい!』と、早速、エクササイズです。(笑)

ご主人は、長年、サッカーの監督を務めており、

現場では、長時間立ったままでも平気で、工事を見守ってくださいました。

⑧ DSCN4113.jpg

リビング/吹抜上部を見上げです。

2階は、すべて小屋組がみえるつくりとなっており、木組みの風合いを楽しむことがでます。

東面のハイサイドライトから、明るい朝日が入ります。

⑨ DSCN4458.jpg

今回のこだわりポイントを、もう一つご紹介します。

上写真は、テーブル越しに東面の開口部をみたところですが、注目いただきたいのは「障子戸」です。

中央に正方形の「引手」がついています。

⑩ DSCN4084.JPG

この障子戸は、「雪見障子風」のデザインとなっており、上の障子を開けることができます。

本来の雪見障子は、下の障子戸が開くのですが、

今回はベンチソファに座ったまま東庭を眺められるよう、三澤がオリジナルでデザインしました。

 ※東庭は後施工になります

⑪ DSCN4486+.jpg

キッチンは、Msオリジナルデザインです。

「吊収納」や「カウンター」高さなど、住まい手さんのご要望に応えて、丁寧に設計しました。

今回は、「吊照明」の納まりにもこだわりました。

⑫ DSCN4112.jpg

ご主人の個室です。

収納棚、机など家具もすべて沖本さんの手仕事です。

個室の裏手は、広いバックヤードとなっており、

浴室~ウォークインクローゼット~洗濯室までが、一続きの空間として繋が

ります。

家事動線は、美しい住宅設計の"要"となります。

⑬ DSCN4182.jpg

さて、最後にもう一度、外観写真です。

右隣にみえる、『黄色い外壁の建物』にご注目ください。

この建物は、実は、2017年5月に急逝した三澤康彦が19年前に設計したものです。

2017年11月。

Ms事務所に、はじめて設計依頼を頂いた今回の住まい手さんですが、

『最近になって、このお隣の建物の内部に入る機会があり、木をふだんに使った設計が気に入った』ことがきっかけで、相談に来てくださいました。

住まい手さん、沖本さんと仲間たち。

その後、一年半で、出会いの輪が広がり『手刻み・手仕事の木の住まい』が完成しました。

良い仕事は、『ものづくりの輪』として、時を超えてつながっていくようです。

住まい手ご家族の皆さま、

沖本さんとその仲間たちに、改めて感謝いたします。

ありがとうございました。

※外構工事後に、続編をレポートしたいと思います。

スタッフ 上野耕市

Y邸過去の記事

3.JパネルDボルトでのY邸の建て方の様子は こちら

2.大工さんと仲間達Y邸の手刻みの様子は こちら

1.木材検査でバトンリレーY邸の木材検査の様子は こちら

月別アーカイブ

カテゴリ一覧