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Ms東京事務所(モノモノスペース)にて「長崎の家」詳細調査の報告会

Ms東京事務所は中野駅すぐ近く、モノモノの中にあります。

秋岡芳夫さんが設立した、知る人ぞ知る のモノモノですが、中野駅のホームがすぐそこに見えるくらい駅に近い場所にあります。

「そこが中野駅です。」と指さす Msスタッフ酒谷明日香さん。

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6月10日は、そのモノモノスペースにて、去る4月13日に詳細調査を実施した「長崎の家」の調査診断報告会を、依頼者Yさんをお招きして行いました。
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モノモノスペースにある、モノモノロゴの暖簾。その向こうが事務所スペースです。

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我がMsスタッフの酒谷明日香さんが にこやかに登場。


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お客様、そして私たちにコーヒーをサービスしてくれました。

さすがモノモノ。このコーヒーマグは、「デュエット マグ」といって、秋岡芳夫さんのお弟子さん、荻野克彦さんのデザイン。
おにぎり形のような三角の飲み口と持ち手の関係が、とても飲みやすいイッピンです。
そんなマグを手元に、そろそろ報告会が始まります。

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報告者は、滝口泰弘さん。住宅医協会で調査診断の担当理事で、今回の調査ではリーダーになって頂きました。
報告書の作成まで全てお願いしましたが、RC造の報告書作成の見本とすべく、事前の検討会も開催し、念には念をいれて作成。この日は満を持しての報告会です。

およそ1時間半の時間をかけての報告でしたが、解りやすく丁寧に説明して頂きましたので、依頼者Yさんにも、十分ご理解頂けました。
また、分厚い報告書を見て「凄い報告書ですね!」とお褒めの言葉を頂きました。


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依頼者Yさんも帰られ、片づけです。
酒谷明日香さんが消しているのは、滝口さんがボードに描いて説明したRC造の柱(極短柱)の壊れ方の絵。このボードはホワイトボードではなく、なんと木のボード。インテリア的にも、ホワイトボードよりいい感じです。


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モノモノスペースの椅子は「女の椅子・小」で統一されています。座面も大きく、座高も低いので、長時間座っていても疲れません。

九州の住宅医や住宅医修了生が集まって詳細調査を行った長崎の家。見晴らしの良い高台から景色を眺めながら調査を行った、その日の空気感や調査メンバーの顔を思い出しながらの報告会でした。

三澤文子

長崎の家 建物詳細調査の様子はこちら

「東京こひなたハウス」着工しました。~地鎮祭と木材検査

5月吉日「東京こひなたハウス」地鎮祭。

いよいよ工事が始まります。
施工は持井工務店。千葉船橋の大工工務店さんです。
娘も高校生の頃は「東京ではマクドのことマックて言うんやて。変やわ。」などど言っていたのが、なんと東京に家を建てることになりました。
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敷地はごくごくこじんまり。建物の位置を示すテープも、法的条件から導き出されたギリギリのラインになり、これ以上動かすことはできません。ここに3階建て準耐火構造のMs木の家をつくっていきます。

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来年の2月竣工に向けて、晴れやかな一日となりました。

さて、その地鎮祭から2週間後の6月1日。東京こひなたハウスの木材のふるさと、静岡県の天竜にやってきました。
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ここは天竜のフジイチさん。山の景色と、製材所の様子、そして「はたらく車」が沢山動いていて、ちびっ子はテンションが上がります。

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燃えしろ設計により断面の大きい木材は、天竜の「秋葉山」に育った木を2017年の12月に伐採、1月に製材して桟積み乾燥させてきたもの。 それをJAS材とするために乾燥庫にいれ2週間。規定の含水率15%までになりました。

ちなみに秋葉山にある秋葉神社は火伏せの神さまとして有名で、火事の多かった江戸の町に、ご利益を願って築かれた「秋葉神社」を「秋葉さま」と呼び、現在の「秋葉原」の地名の由来になったそうです。

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木材の強度(たわみにくさ)ヤング係数を計測します。これも全て規定以上の数値がでています。
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今回フジイチの内山忠彦さんには、大変おせわになっています。
土地の手当てが出来た段階で、すぐに木材の相談がはじまりましたので、木材の天然乾燥にかかる時間を共有したことになります。
相談した時には、「すでに2年以上桟積み乾燥した材があります。」とのことだったので、秋葉山の木以外は4年以上の乾燥期間を経てきています。

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「ここに使う梁になる材になります。」との説明に、木材の肌合いを吟味するちびっ子。
(そんな訳、無いですが・・・)
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製材所は、ちびっ子にとって、アスレチックのフィールドのようなワクワクする場所のようです。

三澤文子

漆塗装ワークショップ@広島

先週は、広島県で漆塗装のワークショップを行いました。

朝6:30Ms(大阪)を車で出発し4時間程かけ、広島県庄原市の奥田工務店さんの作業場に到着。大阪から持ち込んだ塗装の作業台や漆を乾かす乾燥棚を配置して、塗装場所として使用させていただきました。

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今回は、広島県で改修工事中の古民家の建材に

地域の方やMOKスクールの有志、Msにて漆塗装を行います。

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漆塗装はじめての方がほとんどなので、Ms上野によって塗装についての注意事項など説明を行います。

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こちらは塗料準備の様子。

古くからある自然な材料(弁柄と柿渋)を混ぜ、漆の下に塗る塗料をつくります。

色のばらつきが出ない様に配合します。

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MOKスクールの呼びかけで参加してくれた嶺神の藤平さん、地域にお住まいの後藤さん。

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快く参加してくれた水の葉設計社の中野さん、Ms宮本さん。総勢15名で順調に弁柄塗装を行います。

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午後からは漆を塗っていきます。

「かぶれるかな?」「かゆくなるかな?」はじめての漆塗装 気になりますよね。

かぶれない様に工夫しても、かぶれる人はかぶれる。全然かぶれない人もいて、

やってみないとわからない。

そんな事をお話しながら、漆塗装を行いました。

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漆塗装がはじめてでも、この綺麗な仕上がり!

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漆を乾燥させる室(ムロ)も、現地で工夫しながらつくり

室の湿度を上げて漆を乾燥(硬化)させます。

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一日目のワークショップが終わり、奥田さんが夕日が沈む田んぼに案内してくれました

故郷でなくとも、何故か懐かしく癒される場所です。

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漆ワークショップ二日目。

今朝は、中国新聞の朝刊に 昨日の漆塗ワークショップの様子が掲載されたので

町ではちょっとした話題になりました!

今日は漆を塗り重ねていきます。床材に美しい艶が増して、美人な床材になっていきます。

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美しい床材をつくる漆塗装。作業時間を無駄に出来ません!

今日は作業場で昼食をいただきます。

慌しい中、地元の方で羽釜ご飯を炊いてくれました。

美味しいご飯と、楽しい昼食 とても贅沢なひと時です。

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人と場所に恵まれ、漆塗装ワークショップを無事に終える事ができました。

ご参加いただきました皆さま有難うございました。

Ms新井良子

畷のいえ竣工ご報告~竣工写真

昨年9月に着工した畷のいえの改修工事。(清祓い式の様子はこちら

当初は新築にするという話もありましたが、古くからの建物の趣を残したいということで、改修をすることになりました。

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△改修前の建物(推定築180年)

改修に当たって、室内の床の段差解消、屋根の整理、耐震補強、断熱補強を行いました。

元々立派な柱・梁が通っていましたので、利用できる古材は利用しました。

とはいえ、柱が傾いていたり、雨漏りで劣化しているところは大工さんに直して頂きました。

1階部分の改修工事は、既存部との取り合いや、基礎新設工事で手間がかかりましたが、それでも施工して頂いた木又工務店さんの技術や段取りの良さには驚かされました。

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(基礎工事の様子はこちら

約8か月の工事を行い、先日5月12日、引き渡しができました。

カメラマンの畑拓さんに撮って頂いた竣工写真が出来上がりましたので、ご紹介します。

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こちらはドローンで撮って頂きました。中央の茶色い板金屋根の家が「畷のいえ」です。

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改修前がこちら。(googlemapより)

瓦葺き屋根は全て撤去し、板金葺きとしました。

入り組んでいた北側の屋根も整理されました。

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元々の藁ぶき屋根+又首(さす)構造を解体し、新規床梁を載せ、2階部分は新築と同じように組み立てました。

(上棟の様子はこちら

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2階は居室として使えるよう、新たに開口部やミニキッチンを設けています。

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1階の茶の間から応接間を見たところ。

茶の間の天井は既存のまま。造作照明は大工さんに作って頂きました。

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座敷。中央には手持ちの仏壇が入ります。

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板間(寝室)から座敷を見たところ。右手のカーテンの奥は収納になっています。生成(きなり)のひだ無しカーテンが建物と良く合います。

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北側の離れに繋がる渡り廊下。左手の金輪継ぎの柱は古材を黒く塗装し、コントラストをつけました。逡キ縺ョ縺・∴縲€謦ョ蠖ア・夂舞諡貼n_Z3A2746.jpg

建物西側は全てパントリーとして、収納空間としました。もともとは、キッチンと土間収納でした。

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こちらは、1階キッチンです。

IHやレンジフードは既存のものを再利用しています。

キッチン~茶の間(食事所)が近くなり動線短縮になりました。

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室内、外部ともに段差だらけだったのですが、室内段差はほとんど無くなり、さらに北側からは段差無しで建物アプローチできるようになりました。

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夜景も撮影して頂きました。

住まい手のご理解や工務店の協力があり、無事に完成した「畷のいえ」。

今後も年月を重ねて、美しく歳をとっていくことを願います。

Msスタッフ酒谷

改修建物「畷のいえ」の撮影しました ~ カメラマン畑さん、大阪来る。

5月13日月曜日、前日から大阪入りしたカメラマン畑拓さんが「畷のいえ」の撮影を行いました。畷のいえは、大阪、四畷にある、推定築170年程の住宅。12日に引き渡しを終わったばかりです。

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路地の面した外壁をそのままに、藁ぶきの屋根を取り壊して、2階をつくり変えています。

撮影日は、晴天。今回、集落のなかの「畷のいえ」を確認したい気持ちもあり、畑さん提案のドローン撮影をお願いしました。

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ドローン撮影の準備をする、畑さん。さてどんな写真になるのか楽しみです。

内部撮影も順調に進んでいきます。

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畑さんの撮影助手は、「畷のいえ」設計担当のMsスタッフ酒谷明日香さん。畑さんの後ろにくっついて、撮影後、ほぼ同じアングルでシャッターを切りますが、やはりちょっぴり傾いたりしてますよね。

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扠構造の小屋裏空間だった2階は、改修前はこの応接間から梯子で登っていましたが、改修して、しっかりとした階段ができました。

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新しく出来た2階は、ワンルームのフリースペースにゲスト用の寝室があります。桁高をかなり低くして、かつての建物のボリュームに近づけています。

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今回、この「畷のいえ」、そして新築で3月末に竣工した 「豊中・和居庵」そして、温熱改修して昨年12月完成した「箕面のいえ」の3件の撮影で、大阪滞在の畑さん。5月とはいえ、真夏の装いで集中度を上げているようです。

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古い建具も補正し、古色で塗装して、新しい素地の木材にも調和しています。

天井は小豆色で塗装。これも古材丸太に調和する色として定番にしています。

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撮影もひと段落して、夜景撮影まで、ちょっと休憩タイムです。今回施工の、木又工務店木又誠次氏(右)は四畷の工務店さんで、5分で現場に来てもらえます。体格も似ている2人の頼もしいツーショット。

建物が完成して、撮影をして頂くこの時が、しみじみ嬉しい時でもあります。

三澤文子

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