もう初夏です

大阪に住んでいると4月1日前後の桜を見てしまって終わりなのですが、仕事柄色々な産地に出掛けます。また胡桃山荘が長野県にあるので、何度も春を発見できることが嬉しいです。

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これは胡桃山荘近くの公園の桜です。コヒガン桜といいます。

高遠の桜といえばコヒガン桜です。

胡桃山荘からも近く、桃も桜も一緒に咲く桃源郷のような風景がここ伊那谷にあります。

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胡桃山荘はもう初夏でした。つい半月前まで雪が降っていたのですが 、お天気が1週間

続けばこの通り新芽が一斉に葉をつけます。このつやつやした新芽、元気をもらいます。

いつもこの写真左奥に未開地の土地があり、毎年フキがなります。

フキの芽は天ぷらでいただき、茎は鰹節と和えて醤油で味付けをしていただきます。

これがまた美味しすぎます!!

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そして4月28日、福島県奥会津にあるオグラを訪問しました。ほんの1週間前は雪が

降っていました。畑の周りはふきのとうだらけすぎて誰も採ってはいません。

桜、桃がようやく3分咲きでしょうか 。

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只見湖周辺の風景です。道の両側はまだ雪が2Mほど積もっています。

奥会津のまだ奥の山間の集落、この山の向こうは新潟県です。

ここの春は5月下旬からです。

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私はいつも連休前後に棚卸し(Msの木材ストック整理)を兼ねてオグラにゆきますが、

今年はなんと桜設計集団の安井さん達が来ていました。

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左が安井さん、右が渡部さん。安井さんはいつも太い丸太が大好きなんです。

さてどう割るか・・・真剣です。1本何十万円ですから。

ちなみにこの丸太はモミです。

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作業も終わり、楽しみは食事と掛け流しの天然温泉です。

イワナを囲炉端の炭火でじっくりと焼き上げます。

この温泉は村の共同浴場です。ひなびています。

人もあまり来ないので、朝6時半頃は独占できます。

三澤

木造住宅のリフォームを考える  ~住宅医スクール2015募集開始~

春を感じたり冬を感じたり、行ったり来たりのこの季節、
大阪の桜は春雨にうたれ、花びらがアスファルトを、淡いピンク色に染めています。

2月末のことになりますが、住宅医スクール2014浜松に行ってまいりました。
この時期から、雨模様の日が週に何日か入るという感じで、浜松もしとしと雨模様でした。

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住宅医スクールは、既存住宅の調査診断、改修、維持管理に関する
人材(住宅医)を育成し、その人材(住宅医)の普及し、そして
持続可能な社会の構築に寄与することを目的された学びの場で、
大阪・名古屋・東京などで開催されてきました。

そして、2014年度から、住宅医の輪を浜松に!と熱意ある浜松の方に支えられ、
浜松スクールは、2年限定で開催されることになりました。

わたくしは、その浜松スクールの事務局をお手伝いすることになり、
初年度の最終回(第8回)、受講も兼ねて現地に赴きました。

最終回は、講師の改修事例を学び、改修においてのより良き選択を探る講義です。

第1・2講義は、Ms+MSD所長の三澤文子さんと、TE-DOK一級建築事務所の福本満夫さんが
講師となり構造に、第3講義は、岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝さんが温熱に、
重点をおいた講義となり、解決策、注意点が学べました。

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また、住宅医スクールを修了した方が望む住宅医検定会も行われました。
浜松校からは2名の発表があり、岐阜県立森林文化アカデミーで行われる
検定会も含めますと、2014年度は12名の方が検定会で発表され、12名の
住宅医が誕生いたしました。

スクールは6月から月1回ペースで丸一日を使って、木造住宅の改修に
必要な知識を学びます。働きながらの勉強会です。
仕事のスケジュールを調整して、月に1日、勉強に注ぎます。

2015年度の住宅医スクールの受講生募集が始まりました。
今年度は九州(熊本)、広島でもプレスクールが開催されます。
↓住宅医スクールについてはこちら
http://sapj.or.jp/

今年度は、Msスタッフ2名も住宅医を目指し受講します。
MSDスタッフは、大阪事務局・浜松事務局のお手伝いをいたします。

改修を学ぶことは、新築にもフィードバックでき、
より住宅に対し長い目で計画する力を養います。
新年度、住宅医スクールにて共に学ぶ仲間との新しい出会いが楽しみです。

一方、MOK-SOHOのサラダソラマメですが・・・
日当たりが悪いながらも無事花を咲かせ、なんとか育っています!
花が咲くということは、実をつけるということでしょうか!

ソラマメ ソラマメアップ

こちらも先の季節の楽しみです。

スタッフ 道越

岐阜県に3年メンテナンスに行ってきました。

今からおよそ三年前に引き渡しをさせていただいた、岐阜県のヨセムネ帽子の家と養老のキリヅマ。このたび住まい手さんから連絡をいただき、二物件まとめて三年メンテナンスに行ってきました。

一年メンテナンスの様子:http://www.ms-a.com/1_1.html

ヨセムネ帽子の家 :http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=6

養老のキリヅマ :http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=5

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まずは大垣にあるヨセムネ帽子の家。特にトラブルがあったわけではないですが、先日、雑誌"住む。"に掲載された写真を見たときに南面の板壁の塗装が落ちてきているのが気になり、こちらから再塗装をさせていただく事になりました。

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塗装の準備をして早速作業を開始します。必要な場所はやすりで表面をこすり、再塗装をしていきます。この日は小春日和で作業前から少し暑いくらいです。

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以前のMs日記を見ていただくとわかりますが、元は黒色に近い色だったのです。南面で日差しがダイレクトで当たることもあり、写真のようにほとんど木地の色まで戻ってしまっています。ただ、板自体は割れ・亀裂などの劣化は無く、健全な状態です。引き渡しの時にも説明をしていましたが、三年くらいで再塗装をすることできれいな板壁を保つことができます。

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壁が黒くなることで、雰囲気が締まった気がします。本実板を張っているので実(サネ)の隙間を塗るのが大変でしたが、きれいに塗ることができました。

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メンテナンスに来ているので、念のためデッキの床下空間の確認をしたり、ほかに困ったことなどがないかを確認して次の現場に移動します。

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車で約10分。養老のキリヅマに到着です。今回はこちらの屋根の結露の相談があってメンテナンスに来ました。内部結露ではなく表面的なものでしたので即座に対応する必要がある問題ではないと判断しました。今後、生活の変化のタイミングに合わせて解決をしていく方針になりました。

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中にも入らせていただきました。写真は壁ではなく、Jパネルの建具で、奥が収納になっています。こちらの思惑通り?建具が使われているのを見て、うれしくなりました。

(過去にMs日記で特徴的な建具について紹介させていただきました:http://www.ms-a.com/gt.html)

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最後は隣接する母屋(高田の家)に入れていただいてお茶をいただき、最近の近況をお話ししました。

高田の家:http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=4

三年もあると、それぞれの状況が変わったり、変わらないことがあったり、話が盛り上がります。三年経っても暖かく迎え入れていただけることに感謝をしながら、今後も建物のメンテナンスを通じながらいいお付き合いを続けていきたいと思いました。

スタッフ:日野

箕面H邸:竣工報告

昨年11月より着工した箕面のH邸。

先日無事にお引き渡しを終えましたので竣工報告をさせていただきます。

構造材検品:http://www.ms-a.com/h.html

木配り~上棟:http://www.ms-a.com/h_1.html

遠方からの来客:http://www.ms-a.com/post_165.html

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写真のように外構工事の真っ最中ですが、実はなんと住まい手のHさんとそのご友人とで

外構工事を自力でされています。

写真に写る土留めの擁壁や駐車場の舗装も全て自力。さらにはこれから植栽までも。。。

ここまで積極的な住まい手さんもなかなかいらっしゃいません。

住まいにそれだけ関心を持ち、関わっていただけてうれしく思います。

植栽が終わった頃の訪問が楽しみです。

さてこのH邸ですが、軒の出の深さが特徴的です。

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玄関ポーチの軒でなんと1.6Mもあります。

この軒の深さのおかげで、雨の日でも濡れることなく車の乗降が可能です。

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南側の軒の出も深く(1.5M)、物干しにはうってつけです。

目隠しや防犯を兼ねた格子、雨戸も設えてあります。

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1階リビングの様子。伸栄木材から調達した美しい紀州材の構造材が見応えあります。

床・天井はJパネルをそのまま現しています。

高さを低く抑えた設計ですが、吹抜けがあることでそれを感じさせません。

また、2階子供室にいる子供たちとの距離も近くなり、より一体的な空間となっています。

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2階吹抜けに面する手摺もJパネルを使用。

丸く開けた穴からは子供たちが顔を覗かせることでしょう。

2階は床・壁・天井全てJパネル一発仕上げでできた広いワンルーム。

子供たちの成長に合わせて個室を設ける等、住みながら変化してく部分です。

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引渡の日、H邸を施工いただいたコアー建築工房さんより工事中の記録を映したDVDの上映を

行っていただきました。

地鎮祭から引き渡しまで、あっという間でしたが振り返ればいろいろなことが思い出され、

住まい手さん共々濃密な時間を共有させていただいたことを再確認しました。

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薪ストーブの火入れ式。薪ストーブの使用方法について、三澤が直接説明します。

温暖な大阪ですが、際だって寒い箕面森町。この薪ストーブがH邸の主暖房になります。

高い断熱性能に加え、気積の小さな住まいであることから、家全体が心地よい温度に

なることと思います。

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竣工引渡は一つの区切りですが、時間の経過とともに良くなっていくH邸をこれからも

見守らせていただきたいと思います。

スタッフ:戎野

俵屋訪問

久しぶりに一泊しました。今回はMs日記にも登場する奈良西大寺の梅田工務店夫妻との同行でした。

お雛さんの季節です。桃の赤白の花が咲き、春の訪れの気配が玄関に飾られています。

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俵屋17室ある部屋は全て配置、造作が違います。前回私たちは旧館富士の間に泊まりましたので、今回は新館(と言っても1965年ですが)吉村順三設計(担当:奥村昭男)の竹泉の間に宿泊です。偶然にも去年12月MOKスクールにも来て頂いた中村好文さんもここが良いと言って選んだのが竹泉の間でした。2時からがチェックインですが、1時過ぎには着いてしまいました...が、女将さんが「どうぞ、もう支度が整っていますから」と早々にお部屋に通して頂きました。

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住宅設計が職業ですから今日の目的のさっそく採寸の仕事です。メモ帳持って私が寸法を取り、文子さんが書き起こすという作業が2時間ばかり続きます。梅田夫妻は旧館の中の採寸でお互い忙しく「仕事」をしていたため、旅館で落ち着いて...というオフタイムにはならないのです。建築設計者、寸法を測るのが大好きなのです。

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旧館の2階にはアーネスト・サトウ氏のサロンがあり、町家の小屋裏を改装した気配を持ちながらもモダンなしっとりとした、まるで我が家にいるような居心地のコーナーがありました。フィンユールの椅子、ヤコブセン、それと吉村順三のデザインした低座椅子、こういう町家での居心地の良さは座の視線、低く暮らすことが肝心です。三澤家でも普段豊口克平の椅子で生活しています。申し訳ないけれど、スカンジナビア、イタリアのモダンなどのソファよりも体に合うのです。

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三澤夫人、梅田夫人、小さなサロンで上機嫌です。

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この図書サロンにある肘掛け付の低座椅子はそんなに大きくはありません。床から座のクッションまでが30㎝です。奥の部分は若干傾斜をつけてあります。

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上機嫌の一泊二日。梅田社長、奥様、楽しい2日間でした。ありがとう!!

三澤