現場塗装作業

今回は現場に関わるMsの設計業務以外のお仕事をご紹介いたします。

テーマは「塗装」です。

先週、静岡県W邸の塗装に行ってきました。

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スタッフ3名とMsにインターンシップ来ている学生さんにも塗装作業を体験してもらいました。そう、初めての人でも簡単に塗れます!

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右)Msスタッフ中根 (左)インターンシップ生 山田君

使用している塗料は大阪塗料工業の自然塗料「ユーロ」です。この塗料は乾燥後100%自然成分のみとなりますので小さなお子さんが居ても安心です。

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今回塗るのは、建具やカウンターなど室内の木部です。

堅木はサンドペーパーで削って、水拭きの後、オイルを塗っていきます。

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(堅木塗装:ユーロオイルクリアー)

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(シナフラッシュ戸塗装:ユーロコンクホワイト)

シナの建具にはコンクホワイトというMs特注の色を使用しています。木目はしっかり残しつつ透き通った白い仕上がりになります。

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(仕上がり写真)

Msでは「長く大切にされる住まいをつくる」をモットーにしています。

家を大切にしていただくにはお手入れが必須です。そのためには、住まい手さん自身が簡単にお手入れしていただけるものを選択することも重要です。

今回は「塗装」のお話でしたが、塗装作業だけに捕らわれず、実際に体験した経験の上で、住まい手さんへご説明出来るように日々心掛けております。

Msスタッフ 久保

マンション温熱改修

兵庫県西宮市でマンションの温熱改修を行いましたので、ご報告いたします。

15年前にマンションリフォームをしたNさんから台所の水栓の具合が悪いので見てほしいとの連絡あり、うかがたっところ、水栓の問題はすぐに解決しましたが、天井のところどころに汚れがある。という話になり、寝室まで見せていただくと、その汚れは「カビ」であることが解ってきました。

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写真に写っているのは現場を確認する羽根建築工房の現場監督さんです。

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天井と壁の上部のカビが目立ちます。
(まだら模様になっているのは、カビ取り材を使用したことによるものです)

今回、カビが多く出ている寝室は、東西の壁と天井の3面が外部に面していました。

結露によるカビの可能性が高く、壁・天井に断熱材を入れる、断熱改修をすることになりました。

寝室に加え、玄関・水廻りの壁・天井の断熱改修を行いました。

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写真は工事前の玄関です。

まずは解体からはじめていきます。

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解体をしてわかったのは、コンクリートの梁の部分には断熱材が入っておらず、コンクリートと壁下地材の間に隙間があったこと。

ここに隙間があると、結露が起きやすくなります。

下地材の石膏ボードをボンドで張る、GL(ジーエル)工法で施工されていました。

このボンドは取りきろうと思うと、機械を使用するので騒音が出てしまいますので、マンションの一室でこれを取るのは困難です。

そこで、このボンドの隙間に綿状の断熱材「パーフェクトバリア」を詰め込みます。

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さらにその上からボード状の断熱材をかぶせます。

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写真は羽根建築工房さんの大工さんが玄関の枠を加工しているところです。

仕上に板を貼り、完成です。

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寝室は、床・壁・天井が一面木になり、気持ちのいい空間になりました。

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水廻りは壁・天井共にサワラを使用しています。

サワラはMsスタッフがヤニの拭き取りを行いました。(サワラのヤニ拭き取りの記事についてはこちら

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玄関の腰板は既存の板をそのまま使用しています。

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玄関扉は熱の出入りが多いので、空気層を持ったポリカーボネートを使用した建具を設置し、断熱性能を高めています。

天井・壁に断熱材を追加し、仕上を板にすることで良い空間が出来ました。

Msスタッフ 酒谷

CONFORT「ワンダー・オブ・カラー」漆工房が掲載されました

コンフォルト158号
建築やインテリアの色をテーマにした「ワンダー・オブ・カラー」

Msの漆工房 柿の木荘での漆塗装の様子が紹介されています
2017年 9月5日 発売!

掲載内容

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【Ms書籍販売のお知らせ】
9月9日 MOKスクールOsaka会場ブックストア
 MOKスクールの皆さん是非お立ち寄りください!

【柿の木荘 漆工房Blog記事】

Ms漆工房 うるし workshop ♯1 MOKスクールの皆さんと漆合宿を行いました

Ms漆工房 ムロ製作 スタッフによる漆の乾燥室づくり

柿の木荘でのMOKゼミの様子 住まい手さんの勉強会MOKゼミの様子

Ms新井

サワラ板のヤニ拭き取り作業

Msでは、自分たちで木材を購入し、管理しています。

今回は在庫のサワラ板のヤニ取りをするため、材を保管させていただいている中田木材さんにお邪魔しました!

作業を行うこのサワラ板は事務所の代表であった故三澤康彦が、生前この材を気に入り購入したものです。

サワラは耐水性・耐湿性が高く、やわらかいので、加工もしやすい材です。また、材質がおとなしく、狂いも少ない材でもあります。

購入時は丸太の状態でしたので、製材し、フローリング材となっています。

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ヤニは樹脂など、木材中から分泌された液状のものを指します。

住む上ではあまりあって欲しくないといようにネガティブなイメージもあるかもしれません。

ですが、ヤニにはポジティブな面もあります。

基本的にサワラ等の桧系のヤニは施工後に出ることはありませんが、

桧やサワラでヤニ(油分)が多いということは、木が良いことにつながります。

また、香りも油分から出ることが多かったりと、良い材の特徴でもあります。

良い材を見極めるひとつの指標にもなるヤニですが、ベタつきは取っていきたいので、ヤニを拭き取っていきます。

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上の写真は右がヤニの付いた状態の材で、左がほとんどヤニの付いていない状態の材になります。

橙色になっている部分がヤニの付いている箇所です。

ヤニはアルコールで拭き取ることができ、薬局などで、無水エタノールや消毒用エタノールが購入できます。

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これを布などに付けて拭き取ると....

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お分かり頂けますでしょうか。橙色の部分が少し薄くなり、ヤニが拭き取れています。

石とは違い、製材後も変化が起こるので、改めて木材は生きているんだなと実感します。

スタッフ宮本

Msスタッフ温熱勉強会

Msでは月に一回のペースで住宅の温熱に関する勉強会を行っています。

専属講師の中野弘嗣さん(水の葉設計社)に来ていただき、温熱設計技術を向上すべく、スタッフ一同励んでいます。

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私は今回、まとめている温熱計算のブラッシュアップを行いました。隣のKさんが覗いているのはサーモカメラです建物の熱の変化(建物内で熱がどこから逃げているか)が視覚で確認出来ます。

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皆さんは「自立循環型住宅」という言葉を聞いたことはありますか?

自立循環型住宅は、居住性や利便性を高めつつ、身近な技術を使うことによって、居住時のエネルギー消費を削減する現時点で実用可能な住宅のことをいいます。

自立循環型住宅設計のための要素技術は、

・自然エネルギー活用技術

・建物外皮の熱遮断技術

・省エネルギー設備技術

これら3つの観点からみて15の要素技術があり、それらを設計に取り入れることにより、技術に応じた用途の消費エネルギーの削減が期待できます。

この勉強会では、自立循環の観点から住宅を評価し、その際の疑問点を講師の中野さんとスタッフで検討し、知識を共有していきます。

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これは講師の中野さんが持ってきてくださった電子機器の消費電力を計れる機器、その名もワットモニターです!

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せっかくなので、事務所にある加湿空気清浄器の消費電力を測っている場面です。

普段使用している家電などが、実際にどの程度電力を消費しているのか、皆興味津々です。

使用している家電の消費量を調べる等、小さなことからでも積み重ねていき、自分自身の生活環境でどのぐらいのエネルギーが消費されているのか、把握していくことが大切だなと改めて感じます。

スタッフ宮本