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今年2月末に竣工しました!~東京都文京区の小さな家「ウマハウス」のご紹介

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住まい手は、夫妻と長男(3歳保育園児)です。この7月末に2人目が生まれる予定で、

今後4人家族の家になります。

今回は、カメラマン畑拓さんの竣工写真を抜粋してご紹介しますが、泣く泣く割愛した写真があるのにかかわらず、32枚もの写真をご紹介。長くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。

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丸の内線の茗荷谷から歩いて7分ほど、4m巾の前面道路は、車の進入が制限されていて、のびのび人が歩ける道です。道路斜線ギリギリに屋根をつくっています。

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三叉路付近にあるこの敷地。

斜めの壁にある2階の大きな窓とその下の玄関扉は、三叉路の東の角のお宅の開かれたお庭に向いています。この2階の窓から、かなり視線が開けるのです。

玄関の前には、逆にガードするためにRC造の塀を造っています。

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このRC造の塀は、上は盆栽(風)の鉢、下は、郵便受け、宅配BOXなど、複合的に造り込まれています。

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スロープで玄関の前に。そしてその向こうはスロープで下がり、自転車置き場に。敷地の空地をL型に無駄なく使っています。

庇はJパネルの持ち出し。奥行750㎜です。

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さて、玄関から中へどうぞ。

斜めラインの玄関扉を開けると対角線にある北の窓に目線が通ります。

玄関の敷台は、杉パネル名栗加工をして、漆を塗っています。

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振り返ると先ほどの盆栽が。三叉路東の、角のお宅の庭木を借景にして緑が大きくつながっているようにも見えます。

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玄関すぐ横には手洗い台が。計画時は2年前なので、コロナ対策という訳ではなく、インフルエンザの予防など健康管理には手洗い慣行!と、提案したものです。

素敵な手洗い台ができると、ちびっ子も、率先して手洗いが出来るようになったとのことです。

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1階はワンルームのキッチン+リビングダイニングです。

右奥に見えるのは2畳ほどの仕事スペース。1m角のテーブルを壁に付けて2人が斜めに座って仕事をします。

これも計画時は、コロナなど予想出来るものではありませんでしたが、そもそも夫妻そろって、「これからはリモートワークになるので。」との要望があったからです。

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キッチンテーブルは、L3.5m、厚80㎜のブラックウォールナットの一枚板。故・三澤康彦さんの秘蔵の板を使いました。

8角に加工した柱は、右手がホウ、左手がクリ。これも三澤氏のコレクションです。

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梁や柱がいつもより太いのは、3階建で構造材を現しにした「準耐火建築物」としているからです。「もえしろ設計」といって、たとえ構造材の表面が燃えてもしっかり立っていることが出来る太さの梁・柱になっている。という訳です。

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1階には、玄関以外、北の窓、1箇所だけしかありません。でも吹抜けの2階レベルの大きな窓から、光は十分に得られます。道際に植えたアオダモの枝や葉、そして空も。

道行く人が、壁の向こうにいても、落ちついた居場所が出来ました。

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ブラックウォールナットの板厚を感じます。

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ダイニングテーブルの上には、Msオリジナルのペンダント照明「シンカンセン」

N700系の顔の形です。(杉材加工の上漆塗り)

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吹抜けから階段へ、そして2階のホールへつながります。

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天井までつくった本棚。

テーブルはケヤキ板で、これも三澤氏のコレクションです。

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家族がくつろいでいるダイニングには、マルチに使えるテーブル(1500㎜×1000㎜)が。

テーブル高さは650㎜で、それぞれの椅子もみな、座面の高さが低いもの。低座の暮らしをお勧めしています。

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階段ホールからの見下ろしです。

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2階ホールの床高さは 1階から2400㎜で、1段上がるとファミリークローゼット(略してファミクロ)やランドリーがあります。

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2階ホールから1段上がったスペースは、サワラの床板で足触りの柔らかい板に変わります。奥(北)のランドリーには、トップライトがあるので、明るい空間に。

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洗面・脱衣・そして洗濯室を兼ねた4畳大のここをランドリーと名付けています。

洗濯物干室でもあります。

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洗濯機の前から浴室を見ます。ハーフユニットバスを用い、壁は400角のタイル、天井はサワラ漆板を張っています。

洗面台に続く作業台の下は衣類収納になっていて、2階レベルで全て衣類管理が出来るプランです。

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ベンチソファーのあるファミクロから3階への階段の上がり口を見ます。

天井として見えるスギ材は、いつものJパネル(スギ三層クロスパネル)。床を固める構造用面材です。

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そしてこの扉も杉三層クロスパネルですが、厚30㎜で構造用ではなく今回は建具に。この柾目が美しくて、評判好調です。

そして階段。半畳を、三つ割りにする階段はMsでは「ご法度」ものですが、今回このようなつくりかたを考案。安全性と美しさを兼ね備えた階段を目指しました。

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階段の上り口には、手すりの高さの引き戸が仕込まれています。

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3階はワンルームの寝室。棟木の高さは、床レベルから棟木の下まで、2866㎜で、かなり大きな空間になりました。

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棟木を支える柱は、これもクリの8角柱。床はサワラ板。

そして西面、杉板張りの壁は、斜めに傾いていますが、これは北側斜線が西面にも影響するためです。

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2階のホールに降りてきました。

ここは、狭いながらも廊下ではなく「ホール」。トイレの一部を持ち出して(2階の壁からとび出させて)台形の空間をつくっています。

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何故かといえば、斜めの窓の巾を十分とりたかったから。

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こんな風に外がだんだん暗くなってくると、外から中が良く見えるのです。

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こんな具合です。特に、斜めのこの窓から見える、内部の木の空間が、道を行く人の目に、スッと入ってくるのです。

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そして「森が見える家だ!」と。

道行く人が、そんなふうに考えるはずはないのでしょうが、ふと見上げて、木や森を、感じてくれるといいな、と願っています。

(三澤文子)

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