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2021年05月アーカイブ

OGUMAのエッセンスをMsに ~ 豊中O邸・キッチン詳細の打ち合わせ 2021年05月28日

5月19日、豊中O邸のキッチンの打ち合わせのために、住まい手ご夫妻と共に、千里山のOGUMAに行ってきました。OGUMAの代表は、MsのOB・大橋朋晃君。(どうしてもOBには 君呼びとなります)

今回、キッチンへの注文が「てごわい」住まい手さんなので、初めてキッチンの詳細設計から製作まで、大橋君にお願いすることになりました。
1.JPGRC造の集合住宅を上手く改修しているOGUMAアトリエ内で打ち合わせが始まりました。

Msの設計図面をもとに、詳細を詰めていくのですが、このアトリエには、素材の比較や寸法確認などができる、様々なサンプルが準備されていて、「てごわい」注文も、着実に解決してくれそうです。2.JPGまずは、Msの現設計図面をもとに、キッチンの考え方を共有していきます。

3.JPG図面上に、要望を聞き取り、それらを具体的に描き込みながら微調整していきます。すらすらと細かい提案がでてきますし、同時に手もよく動いていますね。

4.JPGさて。テーブルを離れて、引出しの説明に。

引出しを構成する部品の説明です。今回は、引出しの底板の素材にこだわりがあるため、様々な素材を提案してくれました。おかげで、どうやら引出しの仕様はまとまりそうです。

5.JPGこれは奥行の浅い食器棚。

大橋君曰く、「間違えたりして返品になったものをサンプルにしています。」とのことですが、食器棚の奥行に合わせて、どのようなお皿やカップが入るかを、確認してもらえるのは。とても良いですね。

私も自宅をショールーム的にお見せする際、収納の奥行寸法と、中に入るものの関係を、もう少し明快に説明できたらいいな。などと気づかされました。

6.JPG住まい手のEさんが、引出の高さと、中に入る食器の関係を確かめています。浅めの引出でもそれなりの量が入ることが解ります。

7.JPGさて、この部屋に入った時から気になっていたコーナー。

3枚の絵のあるコーナーです。

8.JPG

「これらの絵が気になる。」ということから、すまいに飾る絵の話になりました。

大橋君は「このごろ、こどもがいい絵を描くので、額にいれて飾ろうかと思っている。」とのこと。(大橋君には4歳と2歳のお子さんがいます)

私も、住まいには、高価な絵ではなく、気に入った絵を是非飾ってほしい、と思っていて、こどもの絵も、家族が気に入った1枚を、額装して飾ると、見違えます。

9.JPGそんなことから、OGUMAから、Msに一枚の絵が移動しました。

大橋君が、「好きな一枚ををどうぞ。」ということで、頂いたのです。

さてどこにあるのでしょうか。

10.JPG実は、この日、東京のウマハウスに3枚の絵を送ることになり、事務所の絵が乏しくなっていたのですが、絵を発送した、数時間後に1枚の絵が、やってきました。

OGUMAのエッセンスを頂いて、これからも良い設計ができそうです。

それにしても、最近はOBに助けられることが多く、つくづく、持つべきものは「OB」だな・・・と思う今日この頃です。

ウマハウスに送った3枚の絵の話は、次週のMs日記にて・・・・

(三澤文子)

地盤調査の立ち会い 2021年05月21日

はじめまして、今年度4月に入社しました、松岡利香です。

Ms日記を初担当させていただきます。

今回は、設計中の物件の敷地で行った地盤調査の様子をご報告いたします。

空と眺望_トリミングIMG_1626.jpg

調査日は、初夏を思わせる清々しい日でした。

事務所としては昨年12月に敷地調査を行っていますが、私にとっては初めての敷地訪問となります。

まずは敷地とその周辺を歩き、敷地や近隣の状況、地勢をみました。

南側に急峻な斜面があることで、隣家が視界を遮ることがなく、広い空と遠くの景色が一望できる丘の好立地です。

接道_修正IMG_1631.JPG

街路樹が適度に成長しており、良好なまち並みを形成しています。

敷地と道路の関係を確認するために、街路樹の位置や歩道の切り下げなどを採寸しました。この情報は配置図に反映されます。

地盤調査の方法は、「スウェーデン式サウンディング試験」で、住宅地の地盤調査では、一般的に使用される手法です。

簡単に手順をご説明します。

ロッド先端_トリミング.jpg

先端にスクリューが付いている「ロッド」と呼ばれる鉄の棒を地面に突き立て、おもりを載せて、ロッドを地盤に貫入させます。地盤が固くてロッドが貫入しない場合は、おもりを段階的に増やしていき、何kgの荷重で貫入したかを記録します。

最大100kgまで荷重を加えてもロッドが貫入しない場合は、おもりを載せたままロッドを回転させて強制的に貫入させます。

深さ25cmごとに回転数を記録します。

回転数が多いほど、地盤が固くよい地盤ということです。

今回の調査深さは、最大で15mでした。

これよりも浅いところで一定の回転数を超えてもロッドが貫入しないほどの固い地盤に当たった場合、十分な地耐力があると判断し調査はその深さまでとします。

調査地点は、計画建物の四隅+中心の計5地点。

各地点の結果を比較し、極端に弱いなど異なる傾向がみられた地点については、その近傍で追加調査を行います。

今回は2地点を追加し、計7地点のデータをとりました。

土採取_トリミングIMG_1641.jpg

最後に、土質を調べるため、深さ2mまでの土を採取しました。

沈下の可能性を検討する上で、土質も必要な情報です。

サンプルから、粘土質の地盤であることがわかりました。

地盤調査のデータと地形分類などの資料から、敷地地盤に十分な地耐力(建物を支える力)があるか否か、地盤改良の必要性などを専門家が判断します。

基本設計→実施設計→工事を経てこの敷地に建つ住宅の完成予定は、約1年後です。

完成を楽しみにしつつ、プロジェクトメンバーの一員として完成までのプロセスを着実に進めていきたいと思います。

Msスタッフ 松岡

しそうの森の木を訪れて 木材検査と木配りそして加工 2021年05月13日

穏やかに晴れた春の日、兵庫県宍粟市にやってきました。自然豊かな風景がひろがっていました。

221.JPG

今回訪れた目的は、Msの物件に使用する構造材を求めて、「株式会社しそうの森の木」にやってきました。

しそうの森の木では、兵庫県宍粟市産の杉や桧を使った構造材の販売やプレカット加工も行っています。

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今回担当してくださる、梶浦さんと打合せが行われました。

軸組模型と図面を見ながら、構造材の材料や寸法、継ぎ手などの確認をしました。

他の物件でも構造材を提供してくださっているので、打合せもサクサクと進んでいきます。

IMG_1452.JPG

打合せが終わると、実際使用する木材の選定と検査が行われます。

場所を移して木材倉庫にやってきました。広い倉庫に、木材が整然と並べられ、

積み上げられた様子は、壮観です。

241.JPG

IMG_1400.JPG

倉庫には使用する材料が、木材の寸法ごとに並べられています。

検査しやすくまた、木の表情がわかりやすいように並んでいます。

今回は化粧材の、検査と、木配りを行いました。

私もどの材をどこに使用するかを、選定しました。

より綺麗な表情の材を選ぶのは、少し緊張しましたが、

貴重な体験で、今回の物件に関わることに対して身が引き締まる思いがしました。

IMG_1407.JPG

部屋ごとに、木目の模様に統一感が出るよう、木材を選び、使う場所の通りを番付していきます。

260.JPG

木材検査では、「含水率測定」と「強度測定」を行いました。

含水計で含水率を測ります。

十分に乾燥させた木材は強度が増し、反りや収縮などの現象が起こりにくくなります。

使用する木材の強度が十分あるか、確認を行います。

含水率が高いと、木材が反ったり捩じれたりしてしまうので、含水率の多い材は再乾燥をします。

IMG_1404 (2).JPG

強度測定の様子です。ハンマーと強度測定器を使って測ります。

ヤング係数(強度測定)とは「木の固さ、木材の変形し難さ」を意味します。

数字が大きいほど強度があるとされています。

特定の梁材にヤング係数の指定があり、測定したところ、数値を満たしていました。

木材検査が終わり、その後、プレカットと加工が行われていきます。

IMG_2797.jpg

しそうの森の木の大工、渡辺さんが墨付けを行ってくれています。

丁寧な手作業とともに構造材が加工されていきます。

しそうの森の木では、半自動プレカットを行っており、

棟梁が木の個性に合わせて墨付けを行い、化粧材の接合を美しく見せてくれます。

IMG_2803.jpg

木材の接合部の加工が施された材が仕上がってきました。

これから現場では、上棟に向けて工事が進んでいきます。

この材が、組み上がっていくのが、今からとても楽しみです。

                               Msスタッフ 濱田

【続編】 吹田市の改修物件の現場からお送りします 2021年05月07日

以前建て方の様子をご紹介した吹田市の改修物件の現場レポートの続編です。

前回の記事はこちら

現場近況ですが、壁や天井の石膏ボードも張り進められ、もうすぐ仕上げの塗装ができる段階まで工事が進んでいます。

IMG_7116.JPG

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こちらは、階段吹抜けの天井の写真です。

材料は杉本実板の赤身材を使用しています。白太材は白太材で綺麗ですが、今回使用している赤身材はより温かみのある空間に仕上げてくれます。

出来上がったときに、またどんな雰囲気になるのかワクワクしてしまいますね。

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トイレの壁にはR(曲面)壁の部分があります。

この写真の箇所も、今回施工をお願いしているコアー建築工房さんの大工であり、本現場の棟梁でもある仮谷さんが、丁寧に製作してくれています。

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この改修現場には、大きく分けて既存棟と増築棟の二つのエリアがあり、先に増築棟側から工事を進めていき、既存棟に避難させていた持ち込み家具を増築棟の工事が終わったら、そちらに移動させ、既存棟の工事を行う段取りとしています。

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なので、写真のように増築棟のあとは、既存棟も解体を行い、

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解体途中で、小屋裏にハチの巣を発見したりしながら、

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あっという間にフローリングの工事も進められ、

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本日も竣工に向けて、着々と現場は進んでいっています。

以上、現場から近況レポートでした。

スタッフ宮本

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