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2020年06月アーカイブ

東京日記 2020年06月26日

Ms日記をご覧の皆様
こんにちは

新入社員の中尾です。

Ms日記への登場も今回をもちまして3回目を迎えます。
今週の記事は新入社員の初めての東京出張という内容です。
濃密だった二日間の流れをMs日記にて紹介いたします。

IMG_1113.JPGMs千里事務所を早朝車で出発して7時間。
午後1時。東京(中野区)へ着きました。

こちらの写真はMs建築設計事務所が東京での打ち合わせ時に利用させていただいている、モノ・モノさんのショールームの風景です。
モノ・モノさんは家具・家庭用品の製造販売を行っており、Msの竣工物件にも多く登場します。
写真左:Msスタッフ宮本 写真中央:モノ・モノ代表取締役・菅村さん 写真右:Ms三澤文子)

明日、この場所で改修物件のプレゼンが行われます。
プレゼンの様子はまた後ほど・・・
IMG_1122.JPGショールーム展示の家具を少し紹介します。

こちら先週Ms日記でも登場した、豊口克平さんデザインのスポークチェアです。床面から300mm程度の高さ。幅の広い座面のロースタイルな椅子は一度腰を下ろすと、立ち上がるのが億劫になります。

長時間の運転と朝が早かったからでしょうか?
いえ、それほど座り心地はいいのです。
ハーブを彷彿させるデザインは木造空間のアクセントになります。

IMG_1125.JPG文子さんが腰を掛けているのが「アップライトチェア」です。

子供たちの姿勢を良くする椅子。というのがコンセプトの椅子ですが座面の高さを変えられるので大人でも座ることができます。
姿勢を矯正してくれる椅子は普段デスクワークの人達にとっては是非導入したい椅子ではないでしょうか?

そして文子さんが対面している天板は「傾斜天板」といいます。
こちらはヨーロッパで普及している学習用具です。
傾斜20度。この角度が集中力向上に良いと科学的に証明されており、
「アップライトチェア」と合わせて子供の学習に導入したいアイテムです。

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午後3時。

Msでは引き渡した物件のメンテナンスを1年、5年、10年と行っております。
住まい手さんと共に家を育てる。家に愛着を持ってもらうため。というMsの取り組みです。
メンテナンスを行うのがMsスタッフの一つの仕事でもあります。

スタッフにとってはMsの設計に触れるいい機会となります。
IMG_1156.JPGこちらはその1年メンテナンスでお邪魔させていただいた東京の物件です。

住み始めてからの不具合箇所を住まい手さんにヒアリングしながら工務店さんと一緒に見て回ります。
IMG_1151.JPG東京の物件では毎回お世話になっている持井工務店の苫米地さんです。(写真:右)
ヒアリングの結果、2階リビングのサッシから風切り音が生じる。玄関軒裏の杉板が雨風に打たれて黒くなってきた。などの不具合箇所が挙げられました。

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2日目。

改修物件のプレゼンテーションが始まりました。
前半は、詳細調査報告会です。

IMG_4248.JPG詳細調査報告のプレゼンターはMsを東京でサポートしてくれている小森正和さんです。(写真:左)
報告は、約1時間ほどかかりましたが、ご家族の皆様には、熱心に聴いていただけました。

IMG_1202.JPG後半、改修提案のプレゼンの様子です。
まずはプランの説明を行い、
別物件の写真を参考にお施主さんに空間のイメージを伝えます。
お施主さんの要望もここで沢山でてきます。その受け答えを議事録にまとめる。といった流れでスムーズに進行されます。

IMG_1207.JPGプランのイメージを伝えるにはやはりプレゼン模型が一番です。
周辺状況との関係や建物のボリュームと空間のスケール感が掴めます。
お施主さんがかなり喜んでくれて、場が盛り上がりました。
IMG_4224.JPGこちらの模型は ベテラン学生アルバイトの逢坂君(関西大学)が担当しました。
内観は建具なども表現され・・・

IMG_4218.JPG外観のガルバリウム鋼板をイメージしたテクスチャーは、プラ板に窓開けや目地など加工した後、スプレー着色塗装して作られます。
窓ガラスはプラ板、窓枠はラインテープで表現します。精度の高い作りこまれた模型は大変喜んでいただけました。
プレゼンが終わった後こちらの模型はお施主さんにお預けします。


こうして家ができていくプロセスに微力ながら私も携われていることを嬉しく思っております。
Msでは、メンテナンスや塗装。改修調査など様々な取り組みを自分たちの力で行っております。
まだ、入社して3カ月目を迎えようとしている頃ですが、3か月で経験できないような沢山の刺激を今日も受けています。
今回出張という機会を頂き、Msの仕事を知れた2日間となりました。

さて、大阪への帰路につきます。

Msスタッフ中尾

家具も修繕・リフォームを!~「モノを大切に」愛着を持って、永く使えるように。 2020年06月21日

「モノを大切にする。」というフレーズは、Msが提案する木のある暮らしで、まず、お伝えしたいこと。

モノを大切にすると、愛着がわき、愛着がわけば大切にする。という循環です。便利な使い捨てグッズも、時により、重宝しますが、家具は使い捨てという訳には行きません。

1.JPG

写真は、三澤自邸「千里私たちの家」のホールです。1985年に竣工しましたので、この4月で築35年です

2.JPG

竣工に合わせて購入したこのソファー、arflex のマレンコです。しばらくヌードで使っていましたが、こどもが小さい時期だったので、かなり汚れてしまいました。そこで、取り換え式のカバーを購入したのですが、中身が汚れているのがどうも気になり、思い切って、張りなおしました。

張りなおして10年は経ちますが、汚す人も無く、綺麗なままで保たれています。

3.JPG

テーブルは、娘が大学時代、神戸のアパートで使っていた座卓です。当時スタッフだった、大橋朋晃くん(現在OGUMA代表)のお手製です。

しっかり無垢材でつくってもらったので、4年間の汚れを取って、橘さん(橘商店)にナグリ加工をお願いした後、沢田欣也さんに漆を塗ってもらいました。

いまは、訪れる人が、いつも褒めてくれる自慢のテーブルに大変身しました。

4.JPG

これも大橋朋晃くんの置き土産。

退職する際の、三澤康彦さんへの御礼の品です。ただ、使い道があまりなく、すみっこで長らく埃をかぶり、これもかなり汚れてしまっていました。

そこで、三澤さんが亡くなったあと、仏壇の前の経机に。 

やはりなぐり加工をした上に 漆を塗っています。

5.JPG

当初から、小学校の机のようなデザインだったので、机の下の棚が重宝です。

6.JPG

このタンスは、阪神大震災のあと、住宅相談で、壊れた家の復旧、改修をしたお宅の高齢の奥さまから頂いたもの。設計料の代わりに、着物を5枚くらい付けてくださいました。

長年、小扉の立て付けが悪く、使いにくかったのですが、この自粛生活中に、家具の永田健一さん(ZOO)に直してもらい、ストレスなく使えるようになりました。

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ただ、この取手の「ふさ」だけが、永田さんも手配ができず、そのままに。

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このテーブルは、三澤康彦さんが、茶の間でよく使っていたテーブルです。主には、ウイスキーやお酒のためのテーブルでしたが、これもかなり汚れていました。

そこで、展示でコーヒーテーブルが必要というお話があったのを機に、汚れを取って、漆を塗りました。

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豊口克平さんデザインのスポークスチェアーに合わせたコーヒーテーブルに。ということだったので、沢田欣也さんが、絶妙な色で着色後、漆を塗ってくれています。

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椅子に引き寄せて、コーヒーを頂くのに、丁度いい高さです。

ということで、家具の修繕・リフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください!

ちなみに コーヒーカップは、ロイヤルコペンハーゲンのブルーライン。
確か、30年ほど前に、三澤さんとの建築旅行の際、北欧で買ったもの。
最近「ふみこ食堂」で、スープカップとして使っているので、Msスタッフは、スープカップと思っているかもしれません。

自粛生活が始まってから、Msでは、私がお昼ご飯をつくる、「ふみこ食堂」が週に3日~4日開店します。この話題は、またいずれ!

(三澤文子)

メンテナンスBOX  お渡ししています。 2020年06月13日

Msでは、竣工時にメンテナンスBOXをお渡ししています。住まい手さんに、木の風合いを楽しみながら、長く住んでもらうため。また、住まい手さん自身に、手入れを行ってもらい、住まいへの愛情を育ててもらうきっかけとなればと作成しています。

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箱は、長さ15cmのペン2本分ぐらいの大きさで、持ち運びやすいサイズとなっています。

シンプルな箱を開けると、それぞれの住宅塗装で使用した、塗料が入っています。

刷毛やマスキングテープ、ゴム手袋、やすりなど、住まい手さんが、簡単に作業ができるよう、作業道具一式も入っています。

メンテナンス.jpg

塗料や道具の説明と使い方は、この冊子にまとめてあります。木の種類や場所によって、塗料を使い分けています。

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塗料のご紹介を、一部させていただきます。

無題.jpg

コンクホワイトは、室内シナべニアに塗ることが多く、うっすら白い色が付きますが木目が映える塗料です。

IMG_4119.jpg     

コンクホワイトを塗った扉です。ほんのり白くなります。

スライド2.jpg

ユーロブラウンは、屋外・屋内にも塗ることができる塗料です。

こちらも木目を生かしつつ、艶のあるこげ茶色に仕上がります。

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ユーロブラウンを塗った杉板です。木目が映えます。

プレゼンテーション2.jpg

ユーロオイルクリアはフローリングやタモ材の家具などに塗ります。しっとりとしたオイル調にしあがります。

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ユーロオイルクリアを塗った床です。 右側部分は塗る前です。木目が美しく浮き立ちます。

プレゼンテーション1[103].jpg

白木のまんまは、汚れや手垢などから木部を守ります。

オイルを塗ってしまうと、かえって秋目春目といった木の年輪が際立ってしまい、

優しく見えないことから、この「白木のまんま」を塗っています。

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白木のまんまを塗った杉板の洗面です。色はつかず、薄い塗膜が張り、汚れを防ぎます。

ほかにも、家屋の汚れ落としに役立つメンテナンス品も入っています。

スライド3.jpg

スコッチブライトは、キッチン用ナイロン不織布たわしですが、軒下の雨による黒い跡を落としたい場合、

このたわしに水をつけて、こすると簡単な汚れならば落とすことが出来ます。

スライド4.jpg

オスモガーデンクリーナーは、屋外の外壁やガーデン家具についた藻をおとし、予防効果もあります。

木部、プラスチック、石、レンガ、タイルなどに使用できます。

スライド5.jpg

オスモ.jpg

                     使用前               使用後

オスモウッドリバイバージェルは、灰色化した屋外のウッドデッキや木部外壁などを、

ほぼ元通りの色、風合いにもどします。再塗装前の下地処理剤で、塗装ののりがよくなります。

他にも様々な塗料を用意しています。塗る作業は運動にもなり、ちょっとしたストレス発散も期待できそうです。

ご家族と一緒に、お休みの日などに木と触れ合いながら塗るのもお勧めです。私も父と家のデッキを塗装したことを、なぜか今でも覚えています。ちょっとした思い出作りに、おうちのメンテナンスいかがでしょうか。

                                                                          スタッフ 濱田

                      

塗装現場よりお送りいたします 2020年06月02日

大阪では蒸し暑い日が続いています。

今回は、竣工を目前に控えた大阪にある物件の木部塗装に行ってきました。

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毎回Msでは、スタッフが外壁板の塗装や、床フローリングなどの木部の塗装を行っています。

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塗装に必要な道具一式も事務所から車でどさっと運んできています。

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建物内部では、ヒノキの床フローリングもクリア色で塗装していき、

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外部では、既存の梁と新規の梁では色が全く異なるので、色を既存の古材に合わせていきます。

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古材の色と大分なじんだのではないでしょうか。

我々は塗装のプロでありませんが、何度も塗装を行うにつれ、道具の使い方や素材の性質をつかみ、技術は上達していきます。

昔は家づくりは、そこに住む人は勿論、地域の方も一緒になって作業を行ったりと、地域の一大イベントでした。

現代では、お金と引き換えに家が手に入り、等価交換でそれはいいのですが、

家ができるまでに住まい手の方と工事が少し分けられ過ぎているとも思い、寂しさも感じます。

住まい手の方にも、家ができるまでの工程の中に入り込む機会を設けることができたら、住んでからの愛着もより増すような気がするのです。

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お引渡しが終わると、そこからこの住宅での生活がスタートします。

住んでいると、定期的な住宅のメンテナンスは必要です。

その際に設計者自身が塗装などに参加していると、どういった場所が塗装がしにくいのか、メンテナンスを行う上で気を付けるべきポイントなど、より住まい手さんの目線でアドバイスも行うことができます。

20200604薮田邸塗装_200605_0014.jpg

家ができるまでも家ができてからも色々なストーリーがあると思います。
少しでも出来上がった建物のストーリーがくみ取れるような、より建物の表情に触れることができるようなモノづくりのお手伝いができればなと思います。

以上、現場よりお送りしました。

スタッフ宮本

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