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2020年04月アーカイブ

GW期間 休業日のご案内 2020年04月28日

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photo by Taku Hata

5/2(土)〜5/6(水)は休暇とさせて頂きます。
進行中の物件に関するお問い合わせは、各担当者へお願いいたします。

Ms建築設計事務所

"しそうの森" 山見学 2020年04月24日

Ms日記をご覧の皆様。初めまして
4月よりMs建築設計事務所に入社しました。
中尾 瞭允(なかお あきちか)と申します。今後ともどうか宜しくお願い致します。

早速Ms日記を書く機会をMs所長の文子さんより頂きました。
Ms日記をご覧の皆様はMsの活動をよくご存じかと思います。しかし、新入社員の私はまだまだMsのこと、木材のことを知りません。
まだ木造建築というものに向き合った時間は浅く、己の知識力の無さを日々痛感しております。
故に知識欲というものが日々湧き上がってくる、とてもいい環境でお仕事させて頂いております。

そんな新入社員の私が早速、林産地の見学に行く機会が訪れました。
やはりこの目で木を見るという経験が木を知る、Msの設計を知る一番の近道だと強く思いました。

こうしてMs日記という媒体で読者の皆さんに伝わるよう発信する。この作業も今週学んだ復習になり
現在(4月24日 金曜日午後)楽しくMs日記を推敲しております。

見学の様子を今週のMs日記の記事とさせて頂きます。
しそうの森 山見学

霧.jpg山へ登る目的が木。これが私にとって新鮮な経験です。

兵庫県神崎郡神河町にある山田林業さん所有の 山へ杉の見学へ行きました。
山田林業の山田さん、しそうの森の木の三渡さんに案内していただき 水の葉設計社の中野さん、Msスタッフ(三澤、宮本、中尾)が参加しました。 見学の様子を写真と共に説明させて頂きます。

視察.jpgあいにくの天気です・・・山の厳しさ 自然の豊かさを身に感じます。地面はぬかるんでおり、たまに足元をとられます。

八寸梁 葉枯.jpgこちらは葉枯らしの様子です。葉がついた状態で約半年間寝かせます。 すると葉っぱ経由で白太の水分が抜け木の含水率が低下し、構造耐力上強い木ができます。 また製材所へは樹皮がついたまま運びます。 すると白太が綺麗で割れが少ないそうです。 しかし、気を付けないと5月頃に 虫が入るそうなので タイミングが大事とのことです。

この山の杉は樹皮が薄く赤身の比率が広い という特徴が窺えます。
そしてこの丸太からは120×240の赤身の 梁が取れるそうです。梁せい 240㎜の材をとるには+60㎜の径の丸太が 必要です。

霧.jpg霧がかかる山の様子です。

霧がかかる山は木に苔がつきます。 三渡さん曰く、苔が付くといい木がができるそうです。ここ播磨の山にも霧がかかります。

苔様子.jpgその霧によってできた苔の様子です。根本(元口)に苔が付いています。 樹皮には青白い苔が付いているのが窺えます。

ガラ.jpg地面の様子です。

地面にガラ(石)が落ちています。 ガラが多いとミネラル分が多く 木の根が育ちます。 よって地滑りが起きにくく、 強い山となります

ゼンマイ.jpgここで森の植物達を紹介します。

"ゼンマイ" 珍しいシダ植物です。
カメラのピントが合ってとても可愛く撮れました。我ながら良い被写体です。ゼンマイの料理もあるそうで是非食べてみたいです。

みつまた.jpg"みつまた" 一万円札の材料です。これが一万円札の材料なのか、と驚きました。山のあちらこちらで咲いています。

三渡さん、山田さん.jpgしそうの森の木、三渡さん(左)山田林業、山田さん(右)


私にとって初めての見学でした。案内して下さった山田さんに感謝、色々木の知識を教えて下さった三渡さんに感謝します。入社から僅か二週間でこんな新鮮な経験をすることができるMsの環境にも感謝です。この経験はこれから木材を取り扱うにあたって大きな緊張感と責任感を持てました。同時に木造建築の奥深さを知ることができました。これからお仕事に携わっていく将来を想像するとワクワクが止まりません。
ご精読ありがとうございました。
 Ms中尾

Ms オリジナル照明 ~ 木の家に馴染む、上質でシンプルな灯り 2020年04月17日

「LED電球は省エネであるし、これは積極的に使わないと!」という機運になって、かなりの年月が経ちました。そんな中でいつの間にか、照明器具メーカーのカタログには「あれ、電球がきれた。では電球を交換しよう。」といったことが可能になる器具は、ほぼ姿を消し、器具と電球が一体になった製品が主流になってきました。

これでは、電球が切れたら、器具ごと交換しなければなりません。白熱電球や蛍光灯の時代は、数百円での電球の交換で済んだのに、数千円、数万円の器具の交換となる訳です。
「LEDは15年以上、切れませんから。」との説明も、「15年前って、つい最近のことだけど。」と言い返します。
15年だろうと、30年だろうと、器具ごと取り換えるという発想にはなじめません。
そこで、私たちは、ロングライフデザインの照明部品「ガイシ」を使って照明計画をします。名付けて、「Ms照明デザイン」です。
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灯りが消えている時と、ついている時を並べてみました。
天井板に取り付いている陶器製のガイシE26、それに、乳白のボール電球が付いています。
今は、こんなLEDランプのボール球も手に入ります。

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これは可愛い ガイシE17。E26が普通の大きさLED電球用で、E17はミニ電球用です。2つ付いたビス穴が、絶妙に可愛いのです。
可愛いミニ電球というと、暗いのでは?と心配されますが、明るさの単位ルーメンを把握すれば、問題ありません。

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このキッチン、シンクの上は E17のガイシが2個で 760ルーメンのLED電球が2個ですが、調理作業に全く問題ありません。

ルーメン(lm)とは明るさを示す単位の1つです。明るさを示す単位にはおなじみのワット(W)がありましたが、現在では照明器具の多くがルーメン表記を採用しています。

なぜかというと、そもそもワットとは、明るさではなく消費電力を表す単位で白熱電球の性能を示すにはいいとしても、LED電球は、少ない消費電力で強い明るさを出すことができるので、LEDの性能を表示するには不便ということらしいです。

それにしてもダウンライトも器具ごと替えるとは嘆かわしいことです。しかもそれらは安物に見えるのは何故でしょう。LED電球を取り換えることが出来る既製品のダウンライトもありますが、前者に比べお高いので、コストを抑えるために、器具ごと替えるタイプを皆さん選ぶことになります。
そこで、Msデザイン照明は ただ天井に穴をあけるだけのダウンライト、その名もMOKダウンです。
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さりげなく上品でシンプル。天井の中に木の箱が仕込まれていて、天井板には丸い穴(90φ)をあけるだけ。これは、大工さんがつくる造作照明器具となります。

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これは、「満月一文字」という名の天井照明でもあり、点検口でもあります。アクリルと真ん中の桟を外すと、450㎜φの点検口になります。天井裏を照らすライトが今、廊下に向けた灯りになっているという訳です。

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大阪ガスの実験住宅NEXT21の「風香る舎」の和室には、「シラザキ」という名の和風照明器具があります。これも大工造作照明のひとつ。中には、E17のガイシ4個と、LEDミニLED電球が4個入っています。

ご紹介の最後は、「シンカンセン」
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杉材を、シンカンセンN700系の形に加工して、それに漆塗りを施します。ランプは透明ガラスのレトロランプ。こんなLEDランプもあるのですね。

この照明計画では、照明器具代が 既製品使用の、十分の一になります。安くても上質にみえるなんて、こんなに素敵な方法はありません。ただし、この手法は 木の家だからこそ、最高に馴染むのですが。

(三澤文子)

Ms式プレゼンテーション 2020年04月11日

3月28日に行われたプレゼンテーションに参加しました。依頼者が希望される住まいを、見える形で説明する大事なプロセスです。このプレゼンテーションをもとに、理想の住まいと暮らし方がつくられて行きます。今年から非常勤・リモートワークの私にとっても初めてのプレゼンでしたが、Msの設計の、密度の高さを実感する1日となりました。

まずは事務所で図面と模型による説明。1/50の模型は、前回のMs日記に登場したインターンの松岡さんと、大学生のアルバイトの逢坂さんが作成したものです。テーブルや椅子などの家具も用意され、ご両親と同席された小学生のお嬢さんが、見た瞬間「わぁー」と小さな声を上げられました。

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事務所でのプレゼン後は、所長・三澤の自宅に移動し住まい手と一緒に昼食を取ります。自宅での食事は、お腹を満たすだけでなく、木の住まいの良さもゆっくり味わってもらうことができ、一石二鳥なのです。

食事を終えると、三澤が家の中を案内します。図面や模型では十分に伝わりきれない空間の感じや、細かな高さや広さなどの寸法を実感してもらいます。平屋を希望されている住まい手でしたが、高さの低い階段が気に入られ、家の中に高低差をつけてみたいとおっしゃっていました。

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次に豊中市に昨年完成した住宅を見学し、続いて堺市の深井展示場へ移動。Msがインテリア改修を行なった、株式会社コアー建築工房のモデル住宅を見学しました。ここでも三澤が細かく説明をし、住まい手の持っているイメージを、見える形に引き出していきます。

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このモデル住宅にはクルミが床材として使用されています。このクルミをとても気に入られた住まい手。実際に触れて体験してみないとわからないことは、たくさんあります。

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ご両親があちこち真剣に見学している間、お嬢さんはこの小さなスペースで、まるで自宅にいるかのようにくつろぎ、ビデオ鑑賞していました。denと呼ぶ、静かに勉強や趣味に没頭できる一角。きっとこのスペースも新しいお家の中に造られることでしょう。

Ms事務所で12時に始まったプレゼンは、コアー建築工房のモデル住宅で17時に終了しました。平屋にどのように高低差がつくのか...今後の進展が楽しみです。

村上洋子

外壁塗装の様子をお届け 2020年04月03日

世の中が慌ただしいですが、現在進行中の現場の様子を今回はお届けします。

先週、大阪の改修物件の外壁板塗装に行ってきました。

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外壁一面にズラッと杉板が張られていますが、ここを全てブラウン色で塗装していきます。

心強いことに今回は助っ人の方に来ていただいています。誰かというと...

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Msにインターン中の松岡さんです。

松岡さんは、岐阜の森林文化アカデミーに在学中で、丁度この塗装のタイミングにMsにインターン中だったので、参加してもらうことに。

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Msスタッフと一緒に塗ってもらっています。

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こちらではWASH建築設計室の日野さんにも手伝っていただいて、塗り進めていきます。

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木材は生物材料なので、施工後も収縮が起こり、木材同士を突き合わせている部分に少し隙間が空いてしまう場合もあります。

隙間ができた際に、木材の本実加工してある箇所が見えてくる可能性があるので、その箇所は写真のようにあらかじめブラウン塗装をしています。

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ブラウン塗装完了です!

塗装していない状態とは、ガラッと雰囲気が変わり、とても落ち着いた雰囲気の外壁となりました。

以上、現場よりお送りしました。

スタッフ宮本

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