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2018年12月アーカイブ

Ms年末の2日間~大掃除とランチと打ち合わせ 2018年12月30日

2018年もあとわずか。Msも29日が仕事納めでした。
仕事納めの前日、28日は大掃除です。寒波が来るとの予報でしたが、Msスタッフみんな、朝からてきぱき動いています。三澤自宅の窓拭きもしてもらった後、待望の経師屋さんが障子紙を貼り替えて、持ってきてくれました。
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この9月の台風で、木製建具の隙間から雨が吹き込み、障子紙がいたるところで剥がれ、しばらくあばら家みたいな状態でした。今年は6月の地震や9月の台風の対応で、てんてこ舞いの工務店さん。それらの事情も分かっていたので、お正月に綺麗な障子が入るのは、あきらめていたぶん、嬉しいことでした。
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大掃除の日は、台所も掃除中なので、いつものスタッフ自炊ができません。それで私が調理して、三澤自宅でランチをするのが恒例です。
毎年カレーのところ、今年は嗜好をかえて、オープンサンド。頂き物のハムなどが並びます。贈ってくださった方々に感謝しつつ、頂きました。
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大掃除を終えて綺麗になった29日は、仕事納めの日。スタッフは自分の席の整理や、やり残した仕事をまとめて、お正月休みに入る準備です。この日も台所は使用せず、スタッフみんなは近くのイタリアンレストランでランチ忘年会。私お勧めのロベルト・カレラ(@千里中央)に予約を入れておきました。
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さて、29日の午後には、住宅の打合せスケジュールが入っていました。
私の娘家族の家の打合せです。今年に入ってから計画を始め、図面も描き進めています。
今日は木材契約を行い、正式に製材所(天竜材のフジイチさん)に材木の発注をします。2019年の5月着工ですが、今の段階で木材の準備をしておくのも、Msの木造設計の特徴です。
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プランも固まり、来年2月末には、工務店さんに見積の依頼をする、といった段取り。
施工は、千葉船橋の持井工務店さんにお願いすることになっています。

ちびっこ連れの打合せは、特にお母さんが集中できないものですが、打ち合わせの横で、どこやらのスタデイ模型を楽しく壊して遊ぶ諒真君(孫)。
子守役の中根君が、上手にあしらってくれています。
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来年は、こんなちびっこの住む木の家の現場が始まります。

三澤文子

年末年始休業日のご案内 2018年12月29日

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撮影:畑拓

今年も残すところ、あと僅かとなりました皆様いかがおすごしですか。

弊所の年末年始の休業日をご案内させて頂きます。

休業日:30年12月30日(日)~平成31年1月7日(月)

平成31年1月8日(火) 午後より営業

    1月9日(水)通常通り営業させて頂いております。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Ms建築設計事務所

「四條畷市の家」基礎改修工事が完了しました。 2018年12月21日

今年も残りわずかになりましたね。

先日、9月に着工した四條畷市の家の基礎改修工事が完了したので、ご報告します。

詳細調査の様子はこちら⇒「四條畷市で調査を行いました

清祓い式の様子はこちら⇒「四條畷市の家清祓い式を行いました

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こちらは解体中、床と大引き(床の下地材)と撤去したところです。

石場建て工法だったため、コンクリートの基礎はありません。

写真に見えている土台も、腐朽が進んでいたため、ほとんど全ての土台を新しくやりかえることになりました。

まずは既存柱の傾きを直していきます。2.JPG

柱上部から重しを吊り、傾斜を確認しながら柱の根元をハンマーで叩いて垂直にします。

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こちらの柱は、根元が腐っていたため、「金輪継ぎ(かなわつぎ)」という工法で根継ぎをしています。

間に栓を打つことで、新旧の材料が引き合って1本の柱の様に強くなります。

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こちらは既存の柱に土台を差しこみ、「車知栓(しゃちせん)」という工法で継いでいます。

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実は、元々車知栓で土台が組まれていた為、柱にホゾ穴が空いているのを利用して新規土台も同じく車知栓で継ぐことになりました。

木又工務店さんは「手刻み」を行う工務店です。

現場状況も考慮して、最適な継手・仕口を選択しています。

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既存の柱に新規土台を取り付けて、土台の下端で柱をカットしています。

荷重がかかる柱は特注のコラム(鉄製柱)によって、新規土台は鋼製束によって支えられます。

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こちらは新規の杉柱(150×150 八角)を設置しているところです。

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木又工務店の木又誠次さんにより、杉の磨き丸太を加工していただきました。

「ちょうな」で粗削りをしてから、機械にて仕上げていきます。

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すると、節のない綺麗な八角柱が出来上がりました!

柱に埋め込んだDボルト金物は、基礎に埋め込まれて柱と基礎を緊結します。

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アンカーボルトやホールダウン金物(土台や柱を基礎と繋ぐ金物)は基礎を打つ前に土台に固定しておきます。

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その後、鉄筋組みを行います。

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大黒柱の下にある既存の礎石(そせき)は撤去が難しい為、基礎に埋め込むことになりました。

基礎の一体性を損なわない様に周囲を鉄筋で囲います。

鉄筋の量にお施主さんもびっくり!です。

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こちらは配筋の確認を行う木又さん。

木又さんは大工仕事だけでなく、現場管理、設計、経営など多岐の仕事をこなします。

若手大工の育成にも力を注いでおり、四條畷市の家では7年間育てた若手の大工さんに棟梁を任せ、木又さんは管理者として現場を統括しています。

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配筋検査の後、ベースコンクリートを打設しました。

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こちらは土台を上から見たところです。

土台の右側のみ型枠との隙間が広く空いているのがわかるでしょうか。

土台を設置した状態で基礎を打つ場合は、土台がコンクリートを流す隙間を塞いでしまいます。

そこで、巾15cmの基礎を片側に5cm広げて、巾20cmの基礎とし、コンクリートを流し込む隙間を確保しています。

立ち上がりコンクリートを打設して、基礎工事は完了です。

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大黒柱の下部分も、綺麗に打ちあがりました。

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既存柱を利用する場合、新築のように土台を設置してから上に柱をのせるという工程がとれないため、このように柱⇒土台⇒基礎という順番で施工していきます。

曳家(ひきや)などに比べて費用をかけずに基礎をしっかり改修できるので、Msではお馴染みの工法です。

柱の下(柱脚)をカットするので、これを「柱脚カット基礎改修工法」と名付けました。

この工法は木又工務店さんにとっては初めての施工でしたが、難なくこなしていただきました。

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基礎改修工事が完了し、今後の工事について木又さんと三澤が打ち合わせを行っているところです。

2階の上棟を間近に控えており、今後も目が離せません。

Msスタッフ 酒谷明日香

薪ストーブ、始めました 2018年12月15日

皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近は寒さがぐっと増し、自転車通勤をしている身としては、本格的に寒さ対策を考えねばと思っているところです。

さて、もう今年ももうすぐ終わりますね。

終わるものがあれば始まるものもあります。

ということで、事務所では昨年に引き続き

薪ストーブ、始めました。

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今年、初火入れです!

まずはその準備から、

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今年も焚き付けには着火剤と割り箸を使っていきますが、

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今年は木くずも用意できているので、これも使っていきます。

下地を組む際は、薪を井桁や三角形になるように組んでいきますが、

空気の流れができるように隙間などが作れればいいと思います。

組み終わったら、木くずを少々、上からまぶして出来上がりです。

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写真では、針葉樹である杉が多く使ってありますが、

針葉樹を下に組み、中段より上に広葉樹を載せていくことも多いです。

針葉樹は燃えやすく、すぐに燃え尽きてしまいますが、広葉樹は燃え始めるのが遅く、長く燃えてくれます。

ですが、下に組んでしまうと、なかなか火がつかずに煙だけ出る状態が長く続いてしまいます。

なので、針葉樹を下に組むことで、炎を上げて燃えるようにし、その勢いで上に組んである広葉樹を燃やしていきます。

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では、着火。今シーズンの薪ストーブ生活の始まりです。

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Msにアルバイトにきてもらっている学生のS君とO君の二人にも薪足しを手伝ってもらいました。

二人は薪ストーブ作業初めてだそうです。

薪ストーブの虜になるのは時間の問題かもしれません。

乞うご期待です。

スタッフ宮本

『沖本さんとつくる "手刻み"の木の住まい(豊中市Y邸―中間報告-)』 2018年12月07日


12月に入り、冬の訪れを感じる季節になりました。

時の流れは早いもので、豊中市Y邸では、7月30日の着工から約4ヶ月が経過しました。
本日は中間報告を兼ねて、大工棟梁である沖本雅章さんの仕事をレポートしたいと思います。

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沖本雅章さんは、『㐂三郎(きさぶろう)』の屋号で木の住まいをつくる、豊中市在住の大工棟梁です。

実は、沖本さんと知り合ってから、まだ1年も経っていません。
MOKスクールの集まりなどで、『沖本さんという腕の良い大工がいる』という噂話を聞いておりましたが、出会ったのは、2018年の春頃、大阪市内にある材木屋さんでした。

Ms三澤と話しが弾み、その後、沖本さんが過去に担当された物件を見せてもらう機会があり、
大工としての腕の良さに加え、『センスの良さ』・『柔軟な発想』に魅かれて、今回、はじめてお仕事をご一緒することになりました。

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一人親方である沖本さんとは、Ms事務所と二人三脚で仕事を進めています。

思い返せば、夏の基礎工事では、Y邸の特徴の一つである『スロープ付のポーチ』について、何度も現場打合せを重ねて、短工期で、きれいな仕上がりとすることができました。

沖本さんは、大工であり、現場監督であり、
材料の調達から職人さんの手配まで、すべてを一手に引き受けます。

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前回のMsブログにてご紹介した通り、Y邸は『手刻み』の現場です。

10月中旬の建て方では、沖本さん大工チームにとって、はじめてのJパネル×Dボルト工法でしが、
『複雑やな~(沖本さん 笑)』といいつつも、2日間で、見事に組み上げていただきました。

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現在は、屋根工事も無事完了し、外壁まわりの工事を進めています。

Y邸はコンパクトな住まいですが、沖本さんの"キラリ!大工仕事"が随所にちりばめられています。

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上写真は、「破風板」の継手の様子です。

堅木のチギリを、上部から差し込んで、経年変化で材同士がずれない様に工夫しています。

木とお喋りするねん(沖本さん)』が口癖で、
穏やかな口調で、いつも現場では、木の使い方・納め方について話をしてくださいます。

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さて、沖本さんといえば!『チョウナハツリ』です。今では、チョウナハツリの技術を持つ大工さんも少なくなっていると聞きますが、関西には沖本さんがいます。

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上写真は、「建替え前」のY邸の写真です。

沖本さんの目で、「このポーチ柱とピーラーの梁は、良材なので、必ず使える」との話しを受け、解体前に取り出して頂きました。

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左写真は、ポーチ柱を「チョウナハツリ」で仕上げた様子です。

片面は、あえて「面付き」で残しています。ここから、さらにMsにて「漆仕上げ」を施す予定です。
右写真は、ピーラー梁を、カンナ削りで仕上げた様子です。目づまりが良く、赤身で美しい「縮み杢」があわられました。これには、住まい手さんも大喜びです。

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今回は、現場も近く(Msから車で15分)、住まい手さんの仮住まいも、現場の道向かいです。

住まい手。大工。設計士。
3者が近い距離で、お互いに会話をしながら、丁寧に仕事を進めています。

『ワクワクする(住まい手さん談)』気持ちで、全員が、ものづくりの過程を楽しんでいます。
工事は中間地点を迎え、今後、造作工事が本格化していきます。

「沖本さんとつくる手刻みの木のすまい」
完成をお楽しみに!

スタッフ 上野耕市

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