2018年06月アーカイブ

北白川環境設計道場  -前期発表会- 2018年06月22日

今月の6/8(金)に北白川環境設計道場の発表会が行われました。

道場はいつもは京都建築専門学校のよしやまち校舎を会場として勉強会を開かれているのですが、

今回は発表会ということで、Ms建築設計事務所が会場となりました。

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まず北白川環境設計道場とはなんぞや ということで、

この道場は、建物の温熱環境について学ぶことのできる場所です。

入門時は基礎コースから始まり、そこで半年間の修業を終えた後、応用コース、そして実践コースへとステップアップしていきます。

勿論、Msスタッフも温熱の知識をより深めていくため、道場に参加しています。

応用コースと実践コースは、半期に一度、それまで学んだことを活かし、発表をする場が設けられています。

今回、応用コースでの発表者は7名、実践コースでの発表は6名の計13名の方が発表を行いました。

応用コースは共通テーマを設け、よしやまち校舎の温熱改修計画します。

断熱部分の断面構成を計画し、建物の全体や部位ごとの断熱性能の算出して、

現状と温熱改修案の性能値を比較し、発表を行います。

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中には一次エネルギーの試算も行っている方もおり、道場での勉強の成果を発揮していました。

実践コースでは、各々で興味のあるテーマを決め、時にはチームを組み、発表を行っていきます。

結露に対しての検討や改修物件の報告など、様々なテーマの発表で、質門も多く飛び交い、質疑応答の時間で白熱した議論が行われていました。

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フリップを使い、シールをめくり、そして参加者に問題を出すという会場を巻き込んだ発表方法を採用した組もあり、それぞれ趣向を凝らしていました。

鮮やかにフリップをめくって見せたのは、Msに月に一回、温熱講師として来ていただいている水の葉設計社の中野さんとMsスタッフの酒谷です!

指示棒も手作りして発表に臨み、気合が入っていました。

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道場参加者の発表も終わり、最後はMsスタッフである中根が、最近竣工した物件の報告を行い、発表会は終了です。

終了後は、懇親会が開かれ、発表に関しての意見交換等、皆さん歓談を楽しまれていました。

同じ温熱を学ぶ者同士が道場に通う中で芽生えてきた疑問、仕事で疑問に思っていたことを一緒に考え合える場所としても、今回の発表会もとても刺激を受けるものとなりました。

現在、北白川環境設計道場は新規参加者を大募集中ですので、興味のある方は一度道場へ訪れてみてはいかがでしょうか。

Msスタッフ 宮本

福島のオグラへ~木材検品の旅 2018年06月16日

5月30日~31日、福島県 南会津町のオグラに行ってきました。三澤康彦さんが買いつけてあった木材を、近いうちに大阪に運ぶことになり、その打ち合わせと、今年2月に、丸太から挽いて頂いた、クリの階段板の検品が目的です。

木材コレクションは三澤康彦さんの、いわば趣味でしたが、今回は初めて私自身が、オグラの渡部さんにお願いして挽いてもらったもの。ただいま設計中の住宅の、階段板のためです。

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階段板は、桟積み乾燥され、いい具合に乾燥中です。

また、Msと記された 柱材もズラリ。H28年のシュリザクラもあります。これもいずれかのお住まいの柱になるよう、じんわり乾燥させて、設計に組み込んでいきたいものです。

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毎年5月の末頃、桜設計集団の安井昇さんが号令をかけてオグラに行きます。今回は

設計者6名でオグラツアー参加。

安井さんの弟子の加來千紘さんは、初めて自分が選んだ丸太を挽くということで、参加者みんなで見守りました。製材機の音が響く中、丸太が帯鋸をとおり、2つに割れます。その時、パッと現れた木の色と木目の美しさに、ワッと声が上がります。

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また、見守る、加來さんの嬉しそうな顔、安井師匠のにんまり顔に、こちらも嬉しくなります。

一方、設計友達の内海彩さんは、先回挽いてあった板をテーブルに加工してもらうということで、オグラの渡部さんと、材をみっちり吟味中です。

Msも、渡部さんに、今後もクリなど、東北の良い材を吟味して頂く約束をしました。

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最後は、オグラのショップに寄ってお買い物。地元の人気木工作家の、胡桃のカットボードが沢山あるなか、私も豆皿を数枚、お土産に買って帰りました。

毎年5月の木材検品の旅。1年後の楽しみができました。

三澤文子

「百年名家」 放送のご案内~金華山に抱かれた岐阜・抱石庵~ 2018年06月06日

6月10日(日曜)抱石庵がTV放送される事になりました!

BS朝日 5CH 時間12:00~12:55

BS朝日番組サイト:「百年名家」知の巨人が造った美の館~金華山に抱かれた岐阜・抱石庵~BS 

Ms三澤文子作品紹介:抱石案(久松真一記念館)再生プロジェクト 

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大正3年に建築された抱石庵は、岐阜出身の哲学者、久松真一氏が晩年を過ごされたお住まいです。2005~2006年Ms三澤文子、岐阜県森林文化アカデミーの木造建築スタジオが、この建物の改修設計・監理を行いました。

内観は、ほとんど変えずに、耐震性を確保し省エネ性も格段に向上させました。

2005年11月23日 こちらは工事前の既存建物「詳細調査」の様子

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2006年 抱石庵 改修工事の様子

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当時より、三澤文子が行っていた「木造建築病理学」に基づく既存建物「詳細調査」や、建物の耐震性や温熱環境を向上させる取り組みがあったことも知って頂き、番組をご覧いただければ幸いです。

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ぜひ、6月10日、放映の「百年名家」をお楽しみ下さい。

Msスタッフ新井

MOKゼミ神戸開催報告「5月 御影の家」 2018年06月02日

一般の住まい手さん向け―木の家づくり勉強会MOKゼミ神戸が行われました。

今回見学した「御影の家」は2007年に完成した建物です。築11年目の様子を見て頂きました。

まずは建物を見学

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築11年目の木材がどの様になるのか見て頂きました。

この家の床材は、場所によって樹種を使い分けしています。

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寝室と廊下は杉のフローリング、暖かく使う程に馴染みます。足ざわりが良いので歩くだけで気持ちが落ち着きます。

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リビングダイニングは、胡桃(くるみ)のフローリングです

椅子を使用する場所の為、杉より固く、木目が上品な樹種です。

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1階の書斎兼仕事場は、楢(ナラ)を使用しています

客人を迎える場にふさわしい木材です。固く耐久性があります。

皆さん歩いて、触って素材の違いをしっかり感じていただきました。

針葉樹?広葉樹?覚えるも良しですが、素材の違いをしっかり知って頂く事が出来ました。

次はお庭について、

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この建物はRC造と木造の混構造、2階のRC部分には屋上庭園が配置されています。

住まい手さんより「11年間、なにひとつ問題の無い屋上庭園」と紹介していただきました。

屋上庭園の計画で希望したイメージ、お世話になっている腕のいい庭師さんのこと。

ダイニングから鳥の観察が出来る事など、植栽があることで、都会の中で豊かな暮らしを楽しんでおられることを感じました。

建物の見学が終わった後は、御影で話題のお菓子屋さんのマカロンと、アイスコーヒーでひと休み

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第二部は、三澤文子「山の木で家をつくること」をテーマにした勉強会です

日本の山の状況とは、国産材を使って家を建てて、山の木は無くならないか?

山から木材が、一般の方に届くまでの流通とコストについてなどなど、木材をテーマにお話させていただきました。

勉強会の後の質疑応答では

「Msの木材提供方法、MOKとは何か?」「木材の乾燥にどの程度の時間が必要か?」など質問も多くいただきました。

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次回のMOKゼミは7月22日(日)

竣工したばかりの「春風の家」の見学です。

阪急 御影駅で待ち合わせしスタートです。

道中にあります三澤文子設計「郡家の家」外観を見学し今回の会場に向かいます!

写真ではわからない感触、展示場ではわからない実際の暮らし方を感じて頂ければ幸いです。

ご参加は、一般の方限定とさせていただきます。

MOKゼミ神戸お申込みはこちら(定員に達し次第締め切りとさせて頂きます)

【開催日・場所】

【終 了】5月27日(日曜)神戸市東灘区「御影の家」 ~山の木で家をつくこと~産地・構造・性能・設備

【受付中】7月22日(日曜)神戸市東灘区「春風の家」快適で居ごこちの良い家とは

【受付中】9月15日(土曜)大阪府阪南市「柿の木荘とMs漆工房」木の家リフォームと漆

【受付中】11月17日(土曜)大阪府吹田市+福島区「Ms千里事務所、三澤邸」+「フクマチヤ」~健康の為のリフォーム~温熱改修とメンテナンス

Msスタッフ新井

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お名前
例 三澤康彦
ふりがな
例 みさわやすひこ
郵便番号
半角入力:例 012-3456
ご住所

例 大阪府吹田市古江台3-18-10
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