2018年04月アーカイブ

Ms漆塗装を行いました 2018年04月21日

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Msの設計スタッフは全員、漆塗装が出来ます

事務所を7時に出発し阪南市の漆工房で、一泊二日の漆塗装

今回は、神戸市S邸で使用する材料を塗ります。

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こちらは、Msの自慢のタモパネルに、名栗加工した上に

建物のイメージに合う下色を塗っているところです。

柿渋と弁柄を混ぜ、塗っています。刷毛で塗った上にウェスで拭取ります厚塗りにならない様に木目が見える工夫です。

弁柄塗りも、漆塗装も厚塗りは厳禁!

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木目が残った、鮮やかな色になります。

塗りムラが無いか、S邸担当の中根さんが厳しいチェックを行います。

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弁柄塗装が乾いたらいよいよ漆塗装を行います。

この日の為に発注した漆を開けます

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漆は「生もの」新しい漆は美しい艶が出て乾燥(硬化)しますが、古いものは艶が出にくく、乾燥(硬化)しにくく使えません。今回も使用分のみを発注し足りるか、内心ドキドキしながら始めました。

IMG_8419[1].jpg漆を刷毛で塗っていきます。

この刷毛は漆を無駄にしない様に、毛先を刈込み塗りやすさを追求し、工夫をしています。

艶と木目が引き立ちます、木材を好きな私達にとっては、材が美しくなっていくこの瞬間が楽しみなのです!

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全ての材料に一度漆を塗ると休憩タイム。漆の乾燥(硬化)を待ちます。

漆塗装の湿度、温度管理には気を使います。

スタッフお手製のムロの中は、湿度温度問題無しです!

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久保さんと中根さんは柿の木荘のお庭のお手入れ、庭好きのオーナーご夫妻にお手入れ方法を聞いているので、将来立派な庭を持っても困りませんね!

夕食は尾崎の美味しいお刺身です。ご近所のMさんより頂いたもの、至福のひととき(漆塗装は、焦らず硬化させる事が大切なんです!)

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早めの夕食の後は、漆塗装2回目

この日は塗ってから就寝。(寝て、乾燥を待つのです)

翌日、3回目の漆塗装を行い全ての材の漆塗装が終わりました。

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ぎりぎりに(使用分のみ)発注した漆も丁度良く一安心。

刷毛に残った漆で、お箸や端材に漆塗り無駄無く使った事に満足♪

一泊二日の漆塗装はこれで終了

ここから数週間、漆工房の蔵の中でゆっくり乾燥(硬化)させます。

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材料の搬出です。

材を慎重に梱包し、S邸に運搬

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Msの木材も良いですが、漆材も自慢の品です

S邸での仕上がり報告は、後日お楽しみに!

スタッフ新井

北沢建築さんの工場棟が話題に! 2018年04月10日

北沢建築さんの工場棟が先日より話題になっております

3月中旬、乃木坂46さんの新曲「シンクロニシティ」の撮影に使われたのです!

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この建物は2009年竣工、北沢建築さんの工場棟です

(その他に研修棟、事務所棟の設計も行わせていただきました)

普段は木材を加工する機械が入っており、北沢建築の職人さん達の加工場として使用されています

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三澤文子さん、Msスタッフ今回の撮影とその後の評判、たいへん驚きました

幅広い皆さまに木造建築の美しさを知っていただければ幸いです。


三澤文子 「北沢建築作品ページ」URL:http://www.ms-a.com/project/facility-no25.html

(乃木坂46さんの活躍しておられる姿を拝見すると微笑ましくなってしまいます Msスタッフ新井) 

乃木坂46「シンクロニシティ」URL:https://youtu.be/f0wbnQw89J0

光と影が印象的な映像です

谷中の家の地鎮祭がとり行われました。 2018年04月06日

故・三澤康彦設計の谷中の家が、ようやく地鎮祭を迎えました。この日に至るまで長い時間がかかりましたが、三澤さんの仕事に番号をつけるなら、これが本当に最終番号になります。

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この日は私が代わって刈初(かりそめ)の義を行ました。写真、向かって左手には、施工を担当する持井工務店の社長、持井大輔さんがいます。三澤康彦さんが絶大な信頼を寄せていた先代の社長、持井貞城さんも昨年秋にお亡くなりになり、私も大輔さんも、後を引き継いだ者同士の地鎮祭となりました。

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地鎮祭の終了後は、打合せのために手際よく青空会議室が設営されました。見渡せば都心とは思えないほど、樹木に囲まれていることに気づきます。谷中という土地柄、お隣が寺院であるための恩恵になります。

地鎮祭最中は美しい鳥の声が盛んにしていたのに、気がつけば静寂です。

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地盤改良の段取りなど説明をしているのは、持井工務店の苫米地さん。三澤康彦さんとはすでに数件、一緒に仕事をしています。私とは始めてのお仕事になりますが、キチンとした対応を心強く感じています。

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その苫米地さんは、青森県の出身。今回担当の大工・山崎さんも青森の出身だそうです。

私も一昨年、所沢で完成した北秋津のいえが、青森の大工さんに造ってもらったので、「青森は良いな―。」と思わずニコニコ顔になりました。現場で青森弁を聞けると思うと楽しみでなりません。そんなことで(?)持井工務店さんの近隣へのご挨拶のお品は、青森ヒバのまな板でした。こんなのもらうと嬉しいですね。  

三澤文子