2017年01月アーカイブ

OMソーラー体感セミナー 2017年01月31日

昨年12月8日と今年1月29日にOMソーラーの体感セミナーが行われましたので

そのご報告をいたします。

会場となったのは太陽熱利用の床暖房(OMソーラー)を採用した

木造公共施設であるデイハウスりぼん

高い断熱性能から、職員の方が出勤される早朝にも関わらず

20℃前後を維持する福祉施設です。

下記リンクより、毎日の温度変化を見ることができます。

https://econaviom.net/om/EconaviOM/omsolar_detail.aspx?category=day&userid=1046

竣工後一年ほどが経過し、床暖房の効果がよくわかる冬場の開催となりました。

昨年12月8日の見学会は朝7:30スタート。(参加者の方は前日入り)

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構造材、Jパネルに大阪府の木材を使い、地域に密着した建物となっています。

この日は外気温7℃に対して室温20℃。

施設の暖かさと木質の暖かさを同時に体感いただきました。

見学会後はMs事務所にて皆さんと一緒に朝食。

三澤夫妻の手料理にみなさん感激されていました。

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見学と朝食の後はMs三澤とOMソーラーさんのパワーポイントにて講習。

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OMソーラーや木造施設に関するディスカッションも熱を帯びました。

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最後は皆さんとMs事務所の前で記念撮影。

次いで、時間を空けて開催された今年1月29日の見学会。

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前回の見学会から学び、内部と外部の2班に分かれて見学いただきました。

拙い解説でしたが三澤と共に、私も建物の説明を致しました。

見学会後は、デイルームを利用しての講演。

Ms三澤康彦によるデイハウスりぼんの詳細な解説と木造で創ることの有意義さについて

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オムロンヘルスケアにいらした小林様から「暮らしの中の健康指標」と題して

健康に関するお話をいただきました。

高血圧や糖尿による健康リスクについてのお話には釘付けに。

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OMソーラー柿崎氏によるOMソーラーの仕組みと健康、今後について

お話しいただき、無事見学会は終了いたしました。

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OMソーラーさんを通じた見学会であったため、告知はほとんどありませんでしたが

多数の方にお越しいただき、実物に触れ、有意義な時間となったことと思います。

デイサービスの利用時間外とはいえ、お掃除や準備などご協力いただいた

ライフサポートりぼん様には大変感謝しております。

ありがとうございました。

今後もこのような見学会が行われると思いますがよろしくお願いいたします。

スタッフ戎野

2017年度MOKゼミ神戸 2017年01月16日

こんにちは。

先週末から日本全国大寒波が押し寄せ、各地に影響を及ぼしています。吹田市でも若干の積雪がありますが、皆さんの地域ではいかがでしょうか。インフルエンザも流行ってきているようですので、体調には十分に気を配っていくと共に、寒波のあとは住まいのメンテナンスもお忘れなく!

2009(小)

さて昨年も全4回の講義で開催させていただきました『MOKゼミ神戸』。こちらは一般者向けのセミナーとなります。現在2017年度に向けて準備を進めております。2016年度は竣工物件見学を取り入れるなど新しい取り組みにも挑戦してきましたが、今年も様々なかたちで勉強して体感していただけるプログラムにしていきたいと考えています。

開催日程・内容につきましては、決定次第順次アップしていきます。本講座は少人数制となりますので、日常とは違った環境の中、ゆっくりと住まいについて学んで頂ける内容です。

本年も皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

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昨年度第四回セミナーでも使用した会場、福島区の事務所『フクマチヤ』。築100年長屋の改修を行い、竣工して早1年を迎えました。こちらにも活動拠点をおいていますので、近くにいらっしゃった際にはぜひお立ち寄りください。

【お問い合わせ】

事務局(Ms建築設計事務所内)にて承ります。

TEL 06-6831-5917

MAIL info-ms@ms-a.com

MOKゼミ神戸事務局担当 中根

新年の木配り(きくばり) 2017年01月16日

2017年はじまりました。

昨年は熊本地震、倉吉を震源とした鳥取地震、糸魚川市の火災と自然災害が起こり、平時の身の振り方を再認識させられる年でした。住宅設計に携わる職能として、各地で安全に快適に過ごせる住まいを創る責任を改めて感じ取りました。

阪神大震災を実際この目で体験した私ですが、何の前ぶれもなく訪れる災害に対して自分自身で対応できる日常を持つことが大事であると思っています。万全でなくても「常におもうこと」が大切です。

1月14日。Msがいつも使用する木材は直接設計側で調達するため、木配り(きくばり)を松阪市:(株)コウヨウのプレカット工場にて行いました。文字通り、木を配る(くばる)のです。

集成材、スチール、コンクリートなどは木材と同じ建築材料ですが、個々の部材の品質が違うということはありません。工業製品ですから。それに比べて木材は1本1本それぞれが異なった顔をしています。


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9時半にコウヨウのCAD担当者と打合せを開始し、11時半で一応終了です。


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木を配る前に、近くで見て、遠目で見て木材全量の姿をどう配ってゆくか作戦を練っている所です。


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その後、約30分ほどで木材を並べてゆきます。当然、Ms・MSDスタッフで並べるのです!!

「ちょっと並べてくれ」など絶対に出来ません。自分達で調達したものは自身でやるのです。


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木材は重いのです。この木材は「フジイチ(天竜杉)」の材料で天然乾燥したものを事前に含水率まで私達が計測しています。

長さ5M・120×300mmの梁:1本で約100kgあります。今回はMSD(福島事務所)の仕事ですが、女性ではこの重さはなかなか辛いです。よって、千里事務所の男性スタッフが助っ人しています。

 

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12時から腹ごしらえです。いつも、「一升瓶」という焼肉店で松阪肉・ホルモンをたらふく食べてエネルギーを蓄えます。そして、午後からまた作業開始です。


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机上で含水率何パーセント・木材の長さを数値で入れてみても、しょせん数字です。実際を想像する人はまだましですが、無機的な記号によるものです。それを実際に現場で大工(職人)が取り付ける。設計者は自身では取り付けられない「もどかしさ」を大切にしなければなりません。


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寒中の中、図面とモノ(木材)との「こんくらべ」です。決して諦めない。とことん吟味する。

しかし、時間は有限です。このせめぎ合いの中、当然だんだん早くやらなければギブアップです。


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木配り(きくばり)が初めての新入社員への指導にも熱が入ります。


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そして終了。この笑顔です。

Ms・MSD、常に自分たちで汗をかき、筋肉痛になりながら住まいを創る。これが絶対に必要なのです。



三澤康彦