2016年10月アーカイブ

MOKゼミ神戸第四回のご案内(11/12開催) 2016年10月24日

11月MOKゼミ神戸のご案内をいたします。今年度MOKゼミ神戸は11月が最終回となります。

第4回 11月12日(土)

31年後の「木の住まい」

~Ms建築設計事務所訪問と三澤邸31年の今~

最終回はMs建築設計事務所と隣接する三澤邸を見学していただきます

何度か手を加えながら成長してきた三澤邸、30年の歳月を経た木の住まいを実際に肌で感じていただきます。

見学会終了後は今年1月に完成したフクマチヤ(MSD事務所)にて終了パーティーを開催いたします。

講師:三澤康彦/(有)Ms 建築設計事務所

【時間】 講座・・・13:30~16:30(受付13時~

【会場】 三澤邸(阪急電鉄千里線 北千里駅 徒歩10分)

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(フクマチヤ外観)

是非お気軽にお誘い合せの上ご参加ください。

皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

※受講には事前のお申込みが必要です。

お問い合わせ、お申込みは電話またはメールにてお受けしております。

電話)06-6831-5917

メール)info-ms@ms-a.com

MOKゼミ神戸事務局担当 中根

秋の胡桃山荘と見所スポット紹介 2016年10月24日

大阪でも肌寒く感じる今日この頃、長野県の滞在型モデル住宅『胡桃山荘』へ行ってきました。11月~12月に掛けて胡桃山荘の宿泊予約も立て込んできています。胡桃山荘の良さは、なんと言っても暖かさを逃がさない断熱性能の高さと、内外部ともにふんだんに使用した木材の素晴らしさにあります。

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しかし、しばし時間を空けると雑草が目立っていました。心なしか天気もどんより。。。ということで、雑草刈りや建物外周のメンテナンスを行いました。

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まずは雑草刈に併せてアプローチの植栽も見栄えよく刈り込みます。すっきりしたところで日差しも現れ、嬉しい気持ちになります。

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こちらはデッキの下です。デッキ下部は外部にも関わらず湿気が一番滞留しやすいところ。そして日常生活では目が行き届きにくい部分でもあります。ではなぜ見る必要があるのか・・・?

それはシロアリが基礎コンクリートや束石を上って木材を食べにやってくるからです。シロアリは蟻道という道を作り、木材に侵入したのち食べ荒します。

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入隅に見えるものが蟻道。(※参考写真の為、胡桃山荘ではありません。)胡桃山荘の外周部をチェックしましたがシロアリは見つからず・・・ホッと一息です。皆さんも最低1年に1回のメンテナンスは忘れずに行いましょう。建物の寿命は細やかなメンテナンスで決まるといっても過言ではありません。

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さて、長野県は新鮮な野菜や果物が豊富に揃っています。こちらは胡桃山荘付近の産直市場『グリーンファーム』です。

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地元の松茸の香りに圧倒されます。(値段にも圧倒され、手が伸びず・・・)

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近畿圏ではなかなか見ることがない光景もこちらでは普通です。端材の有効活用。

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胡桃山荘まで足を延ばしたら車で20分のこちらが私のお勧めスポット、岡谷市『釡口水門』。諏訪湖唯一の出口であり、長野県→愛知県→静岡県を経て太平洋へと流れる天竜川の源です。川のスタートを見る機会はなかなかありません。

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水門周辺には整備された遊歩道や公園、天然温泉と楽しませてくれるスポットが目白押し。

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無料駐車場のすぐ隣には岡谷名物の鰻専門店も!皮はパリパリ、中はふんわり、香ばしい炭火焼き、PFKの揃い踏み。

スタッフは鰻3枚の特重、所長三澤は2枚の鰻重を注文・・・器の大きさは一緒ですが、器(心)の大きさが違います。

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こちらは今年6月にオープンした岐阜県多治見市の『モザイクタイルミュージアム』。胡桃山荘から近畿・東海圏へ帰られる際には立ち寄ることができます。中はお楽しみということで控えさせていただきます。

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・・・と言いつつも、こんなところにJパネルを発見!!ついつい目が行ってしまう木材への熱視線!モザイクタイルと一石二鳥で楽しめます!

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モザイクタイルの先駆者、山内逸三さんとパシャリ。『モザイクタイルミュージアム』楽しめること間違いなしのスポットです。

さて、胡桃山荘周辺ではまだまだ紹介しきれないほどのスポットが数多くあります。紅葉に併せて宿泊したい、木の住まいでゆっくり家族と団欒したい、そんなときだからこそ胡桃山荘で過ごしてみてはどうでしょうか。宿泊のご連絡をお待ちしております。

スタッフ 中根(胡桃山荘宿泊担当)

南雄三メキシコツアー 2016年10月11日

9月末日から1週間メキシコシティに行ってきました。南雄三ツアー。業界(古い言い方)では、偏見と趣味性の建築マニアツアーとして有名です。(笑)私も5~6年前トルコへ同行いたしました。

バラガンといえば、あの土俗的メキシコのカラーとして「特異まれ」とまでいわれた建築家です。そして彼は生涯メキシコから出て設計してはいません。標高2300Mのメキシコシティ。個人住宅として唯一のユネスコ世界遺産であるバラガン邸。コートハウスの自邸です。

外観はとても地味です。

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本当かどうかはわかりませんが、この町ではお金持ちがいかにも贅沢極みを尽くした住宅は強盗に入られやすいとのこと・・・。お金持ちほどひっそりと住むのがここでのポイントだとか。

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中庭を望む十字のガラス窓。

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壁はRC+ブロック造。小屋組みはこの細かな梁の連続。

 

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そして居間から書斎につながる持出階段。

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2階の書斎からの見返しです。

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バラガンの庭は常に地元の火山岩の石が使われています。

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日本の金屏風にも似たパーティション。約4M近い天井と小屋組。

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バラガンのカラーは同世代のヨーロッパ:コルビュジェのカラーとはまるで違います。コルビュジェは新芸術、キュビズム、アートです。バラガンは土俗的で深遠です。本で見ていたバラガンのカラー。これは決してアートのカラーではないことが現地の風景でよくわかりました。


三澤康彦