2016/02/13

竣工です

昨年9月から着工している豊中市内の小住宅、宅地25坪(一軒家が分筆されていて2分割の1つを住まい手が購入)、2階建の延床20坪ほどの小住宅です。Msの体験型住宅、胡桃山荘の兄弟のようなスタイルです。もちろんこの施主にも「胡桃山荘」に宿泊していただきました。全て履歴のある国産材でできています。DSC_0691

外壁は和歌山 赤杉、格子もです。製材されたままのラフ仕上げです。敢えて何も塗りません。赤味の杉は耐候性が高いのです。10年も経てばいい按配に日に焼けてグレーになってくるでしょう。

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建具の格子、杉柾目は秋田杉、私が現地までゆき購入してきました。一般の設計者、杉と言えば赤白の色目のうるさい節の多い杉を連想しますが、この外壁ピカイチです。何の塗装もかけないでこの美しさ、大工も惚れ惚れです。(Msの支給品です)

左お隣も分割して個人住宅がほぼ同時に立っています。ほとんど新建材で構成された個人住宅でした。(いい意味ですよ!!)

玄関ホールは案外広いのです。土間タイルと床Jパネルの対比が美しい。

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2階が主の居室です。

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西側に空中バルコニー付のLDKです。市内では珍しく溜池に面しています。眺望がとてもいいのです。工事中も西側からの心地よい風が建物の中を通り抜けます。断熱性、気密もとてもよいのでペレットストーブ1台で寒い1月,2月を過ごすことができる住まいです。

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2階の床は岩手県産100年生の唐松を製材し、赤身のみのフローリングに加工してあります。白太が全くと言っていいほどありません。

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住まい手がお好みの業務風のキッチンです。オールステンレスです。壁もヘアラインのステンレスを建築工事で貼っています。

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街路側に格子の出室になっている内部がこれです。仕事机となっています。

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2階が居間なので空中バルコニーから西庭に直接降りられる外部階段があります。デッキの床は木曽五木のサワラです。ほとんど節がありません。

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この階段、これも拘っています。

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屋外なので雨に打たれても強い材、踏板はJパネルです。そしてデッキは長持ちするディテールです。亜鉛メッキの施した角鋼管パイプです。

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三澤康彦