2014年09月アーカイブ

新刊の案内です 2014年09月30日

日経アーキテクチュア 2012年4月から9月まで建て主にも分かる建築用語スクールという連載がありました。編集部から千里Ms建築設計事務所までおいでいただき、Ms三澤康彦、文子の「木造住宅編」というコースがインタビュー形式で始まりました。image

住まい手にも分かるというタイトルではありますが、この本の内容は十二分に専門職の私が読んでも知らなかった知識があります。最近は住まい手も知りたいワードがあればパソコンという瞬時に分かる便利過ぎるものがありますが、困ったことだと感じています。言葉の本当の意味は文章の前と後があってその繋がりの中で活きてきますが、ただワードだけで打った場合とでは違うものなのです。

11の講義があります。

1) 木造住宅は今...まずは現状を整理する

2) 国産材を使うと建設費は高くなる?

3)「適材適所」の基本は木の部位を知ること

4) 乾燥を知ると分かる適材適所の意味

5) 架構と間取りは一体で発想すべし

6) 木と木は強く組め!接合は木造の命

7)金物は接合の名脇役 材質やサイズが重要

8)伝統的な壁の耐力が見直され始めた

9)壁の断熱性向上は内部結露に要注意

10)床や屋根が弱いと力が壁に伝わらない

11)木造住宅に対する2つの誤解を解く

とても分かりやすいです。私たちの章でけではなく、他の執筆者のものもです。

編集者の宮沢洋さんはもう日経でも古株で20年ほどいるのではないでしょうか。イラストがとてもお上手なのです。編集者でありイラストレーターですから、会社としては2人分の仕事をしてくれて1人分で済みますからとても嬉しい人材です。image

この人(左から2番目)が宮沢さんです。イラストと実物がそっくりです。私(三澤)はどうなんでしょうか。こんなにいつも口を開けて、あごがしゃくってますでしょうか。随分デフォルメだと思うのは私だけでしょうか。文子さんは上機嫌です。(かわいくうつっています)


三澤

ある日のお茶の時間 MOK-SOHOの場合 2014年09月22日

MOK-SOHOでは、お昼を共に食事しますが、午後4時のお茶タイムというものも存在します。

昼食の様に皆が集まって、というのは難しいので、私が、ちょっとしたお菓子と共にお茶を入れて
各仕事テーブルへお運びします。

これは、MSD所長の三澤文子の提案で、このあたりで栄養とほっとした休息が入ると、
脳の活性化につながるのではということです。今日の仕事が終わるまで、
より効率的にしていこうと、ここでひと息、仕切り直しです。

しかし、今日は特別に、1階のテーブルに集まっていただき
ケーキとお茶のささやかなお誕生日会を行いました。

IMG_8099 お誕生日

9月8日は、MSD所長、三澤文子のお誕生日でした。
そこでMSDのオープンデスクの二人と所長が、MOK-SOHOで作業する日にあわせ、
日ごろの感謝をこめて、ケーキを買ってきたのです。

写真 1 IMG_8349

写真に写っている所長のデスクが物申すように、
各地のプロジェクトが進行しています。以前、敷地調査の様子をMs日記でお知らせした
   敷地調査の様子→http://www.ms-a.com/2014/05/06/

は、現場説明に向けて図面作成中。軸組模型が制作され、構造の検討、確認が行われています。
住宅医スクールの浜松校や講演の準備、竣工後の雑誌掲載の対応なども重なります。
忙しいからこそのほっと一息。MOK-SOHOの皆様にも時間をとっていただきました。

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ところで、MOK-SOHOのグリーンカーテンですが、上へ上へと伸び、
西日をやさしくガードしてくれています。

涼しくなる前には、キュウリが好調で、しましま設計室西久保さんが
塩コンブと和えたもの、梅シソと和えたものをパパっと作ってくださいました。
これは、ランチタイムに皆でいただきました。

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すごしやすくなったここ最近では、ゴーヤが毎日のように適度な大きさのものが取れています。
こちらは、それぞれ家に持ち帰り、ゴーヤチャンプルなどに変身し、家族にまで栄養を届けてくれています。

スタッフ道越

MOKゼミ神戸9月のご案内【住まいの再生】 2014年09月12日

Ms事務所の"緑のカーテン"ゴーヤネットも片づけて、日々夏の終わりを感じているころです。あと10日もすれば秋分の日。最近朝の出勤途中にランニングする方をよく目にするようになりました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、、、色々なことにチャンレンジしたくなる心地よい気候ですね。そんな初秋に木の住まいについて学んでみてはいかがでしょうか。

一般の方を対象とした木の住まいのセミナーを神戸で開催しています。次回(今年度3回目)は9月27日(土)13:30~16:30 「住まいの再生」というテーマで三澤康彦氏、三澤文子氏がお話し致します。2011年度から今年で4年目を迎えましたが、毎年「リフォーム」「リノベーション」「改修」の回は多くの方に参加頂いています。「毎日住む自分の家のことを知りたい」「これからこの家をどうしていこうか」と思われる方が多いからではないでしょうか。

人間の体と同じように住まいも点検、メンテナンスが大切です。普段から目にする部分(外壁や内壁、床など)はもちろん、目に見えない部分(構造体の腐朽や蟻害など)への点検が大切です。人間の体で言えば、骨や内臓の点検が必要なのは一目瞭然です。表面に見えている皮膚(外壁)ばかり点検していても中の様子は全く分かりません。Ms事務所では改修工事の依頼があれば必ず事前に調査を行い、現状を把握することから始めます。最近の事例をご紹介しながら「住まいの再生」について一緒に考えてみませんか。

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皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

※受講には事前のお申込みが必要です・

お問い合わせ、お申込みは電話またはメールにてお受けしております。

電話)06-6831-5917

メール)info-ms@ms-a.com

MOKゼミ神戸事務局担当 平賀

構造の考え方を教えていただきました。 2014年09月08日

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Ms建築設計事務所では基本的な構造計画・構造計算は自分たちで行い、意匠や室内環境と絡めて総合的に計画を進めていきます。ただ、物件によっては難しい判断が必要になることもあります。専門的な構造計算が必要になる場合は、木質構造の専門家に依頼・相談をしています。この日はそのネットワークの中の一人、下山建築設計室の下山聡さんが千里事務所に来て下さいました。

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吹田市で計画を進めているデーサービスの施設の構造の確認が主な目的です。ただ、事務所に来ていただいて直接打合せをお聞きできる機会も少ないので、物件の担当者以外のスタッフも全員が集合して、打合せのやり取りを拝聴させていただきました。

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メインは基礎の計画についての考え方です。申請業務や机上の計算ではどうしても安全側の計画になってしまい、煩雑な基礎形状になってしまっていたり、地盤改良の杭が無駄な位置にまで配置されていたり、それに伴って不要にコストだけが膨らんでしまう…なんてことに陥りがちです。今回は基本的な力のかかり方、それの受け止め方を教えていただき、コストパフォーマンスのよいシンプルな基礎の考え方を教えていただきました。

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そのほかにも各スタッフが自分の担当物件での相談を行ったりもさせていただきました。基礎だけでなく、梁の大きさの確認や接合部の考えかた、壁の配置や困ったときの対処法など、多岐にわたり質問に答えていただきました。自分だけで構造計算をしていると考え方が偏りがちですが、新しい考え方を知ることができ、とても有意義な時間になりました。下山先生、ありがとうございました。

スタッフ:日野