2013年06月アーカイブ

暑い夏が来る!Msの断熱2013 2013年06月29日

梅雨入りし、じめじめとした日が続きます。

ぱぁ~っと晴れた方が気持ちはいいですが、今年の夏も猛暑とのこと。

ここ数年は「気持ちいい」などとはとても言えない過酷な暑さ。

「熱中症対策」の文字がいたるところで目につきます。

もちろん住宅でも「断熱」「遮熱」が大きな論点であります。

簡単なところでは事務所で育てているゴーヤの緑のカーテンも遮熱対策のひとつ。

今年もすでに豊作の予感。

DSC00991 DSC00990

引き渡しを終えたお宅にすだれをつけにいく工事(メンテ)もよく行います。

これも意外と遮熱効果の高い対策。

RIMG0089

もちろん住宅本体の断熱性能についても常に最新の情報を集め重点をおいて取り組んでいます。

新築の場合、外壁は間柱の間にパーフェクトバリア(ア)100を充填し、その上からフェノバボード(もしくはネオマフォーム)(ア)35を張っています。

写真 21 写真 31

屋根は物件ごとに異なりますが、

流桟(横桟)の間にPFB(ア)140(70+70)を詰めシージングボードやネオマフォームで押さえ、通気層を取る場合が多いです。

CIMG0087 CIMG0097

DSC_2337

これらの仕様、40坪の家1軒で使う断熱材のコストは70~75万円ほどです。

高いと思われますか?

引き渡しを終えた住まい手さんに家の感想をお聞きすると必ず

「冬でも裸足で過ごしています」

「夏クーラー無しで過ごしました」

というお言葉をいただきます。

総工事費の数%ですが、その結果得る快適性はとても大きなものです。

さて、新築だけでなく改修でも「断熱」は大きなポイント!

今まさに三澤夫妻の自邸が断熱改修中です。

DSC00265 DSC00461

DSC00232

カビてしまったグラスウールを新しい断熱材に入れ替え、新しく断熱区画する壁に断熱材を張り足します。

来週からは外壁にニスクボードという鋼板断熱サンドイッチパネルを張ります。

DSC00992 DSC00993

こちらは最近改修工事で投入している新顔の建材。

耐震性、防火性をあわせもつ優れた断熱パネルです。

その施工性はいかがなものなのか、事務所のすぐ横が工事現場なのでじっくり観察してみようと思います。

(スタッフ:西久保)

W邸建て方~上棟 2013年06月24日

梅雨らしい雨が降るようになってきました。

農作物には恵みの雨ですが、建築工事に関しては工程を左右する悩みの種です。

中でも基礎工事と建て方中には雨に遭いたくありません。

山梨県で進行中のW邸、その建て方から上棟式までをご報告します。

DSC_4180 

構造材は静岡県浜松にある永田木材さんから入れていただいたもの。

柱と垂木をヒノキ、横架材を杉としています。

同じ針葉樹同士相性はよく、凛とした印象を抱きます。

DSC_4176

 

施工は長野県にある北沢建築さん

Msホームページでもお馴染みの胡桃山荘を建てていただいた工務店です。 

大工さんの手で一本一本加工する手刻みの現場は、いくつも建ててきた棟梁でも

棟が上がるまではずっと緊張を伴います。

DSC_4362

総勢10名でテキパキと作業は進められ、気にかけていた雨の影響を受けることなく

二日目にして無事、棟が上がりました。

よかったですね、棟梁!

建て方を終えた翌日夕方頃に台風が接近することもあり、厳重な雨養生を

DSC_4408

平屋に近い2階建てのボリュームがブルーシートで覆い尽くされます。

上棟式は天候による影響を考慮して、建て方から少し時間をあけて行いました。

DSC00775   DSC00778

DSC00800 

住まい手の皆さんに喜んでいただけ、とても嬉しく思っております。

Jパネル落し込みのすまいは、建て方時点で部屋の広さや窓の大きさ等がわかる為、

住まい手のご家族みなさんそれぞれ、いろいろと想像が膨らんだことでしょう。

竣工まで心待ちにしていただければと思います。

上棟式の後、住まい手のWさんに焼き肉をご馳走いただきました。

DSC00806 DSC00812

食事の機会を設けていただき、工務店さん、大工さんとの距離がとても近いものに

DSC00817 

おいしい食事といい雰囲気で、三澤もとても楽しそうです。

Wさん、ありがとうございました!

上棟おめでとうございます!!

 

山梨県W邸:過去の記事

http://www.ms-a.com/post_96.html

http://www.ms-a.com/post_102.html

陶板づくり② 2013年06月19日

4月末に引き続き、奈良県王寺町にある糸井康博氏の工房にお邪魔し、陶板の作成体験のつづきをしてきました。

前回のブログはこちら→ http://www.ms-a.com/2013/05/07/

 

resize1141 resize1144

これは先日、作成した陶板を焼締めしたもの。土の色の違いによって絵柄を表現しています。

焼締めによる陶板は釉薬をかける必要がないので、これで完成です!

 

今回の作業は、釉薬をつける事によって絵柄を表現する陶板の作成。

resize1150

前回、四角に成形した土を素焼し、煉瓦のような色になりました。

 

 resize1152 resize1147

左は素焼きの板に手作りのシール型紙を貼った状態。

右は絵付けの様子。筆による絵付けは緊張の瞬間…。

塗っているのは撥水剤です。

シールを貼ったところ・撥水剤を塗ったところは釉薬が付かず、絵柄のなるのです。

 

resize1151

いよいよ釉薬の出番。今回使用する釉薬は2種類。「黒柚子肌」と「柿」です。

 

resize1153 resize1154

まずは、勢いよくフリフリします。

 

resize1143 resize1145

まるでチョコレートようですが、これを先ほど絵付けをした陶板にかけます。

右写真のように刷毛で釉薬を塗る技法も試してみました。

 

resize1140

resize1155 resize1157

釉薬を掛けた状態です。

色が塗られ、どんな仕上がりになるのか想像が付かない状態になりました。

糸井さん曰はく、焼いてみないと分からないのが陶芸の楽しい所。

色々な技法を試して見るのが良いとのことです。

 

手で土を練ったり、絵付けをしたり…

実際に手を動かす事は、見るだけとは全く違います。

土練りや釉薬掛け等慣れない作業もありましたが、素材に触れる貴重な体験ができました。

焼き上がりも楽しみです。

 

スタッフ佐治

MOKゼミ神戸7月のご案内 2013年06月18日

MOKゼミ神戸、6月に開催した第一回はMs建築設計事務所代表の三澤康彦が「木の住まいの基本」についてお話ししました。

お茶とお菓子を囲んでの和やかな雰囲気の中で、参加された方同士の交流もあり、楽しく学べたひと時でした。

DSC00724

木の家に住みたいという想いが、より具体的になったのではないかと思います。



次回のMOKゼミ神戸は7月20日(土)に開催いたします。

(※開催日の間違いを訂正いたしました。(2013.06.24)ご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。)

徳島県にて何代も続く林業家である和田善行さんを講師にお迎えして、木の住まいに欠かせない「木材」と「樹」についてお話しいただきます。

日本の山で70年育てた樹をつかい70年以上の耐久性に富む住まいを創ることで、日本の山は元気になります。

街に住む「木の住まいづくり」を考える皆さまに、ぜひ知っていただきたいお話です。

image

是非お気軽にご参加ください。

皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。


※受講には事前のお申し込みが必要です。

お問い合わせ、お申し込みは電話、またはメールにてお受けしております。

  (TEL)06-6831-5917

(MAIL)info-ms@ms-a.com

大阪のM邸始動 2013年06月11日

現場にとっては嬉しいカラ梅雨の今年ですが、そろそろ降ってこないと農家さんは大変です。台風がかすめていくようですが、被害がない程度に恵みの雨となってほしいところです。

さて、大阪のM邸は今月末の着工に向けて着々と準備を整えています。M邸の構造材は杉だけでなく、桧の柱に、栗の柱もあります。一部土台にも栗材を使用する予定です。

IMG_7273 栗の柱材(橘商店さん)

先日は構造材を段取り頂いた和歌山の伸栄木材さんに材料検査に行ってきました。検査日和な曇り空のもと、全ての材の含水率と、梁のヤング率を計測していきます。

DSC00023梁の検査風景

DSC00497含水率測定の様子

含水率も優秀です。ヤング率(梁のみ計測)も平均75と高成績でした。

DSC00505 垂木

含水率、ヤング率と色目を見ながら「○」「×」をチョークで書いていきます。この作業は通常「木配り」で行うのですが、材料検査の時点で、既にどの箇所で使うか決めていきます。もちろん日を改めて「木配り」を行うので、その時に再度判断します。同じ寸法の材でも使用箇所に応じて「○」「×」を配っていきます。それが「木配り」です。「×=×」でなくて使い方によっては「○」になるのです。まさに監督です!数ある選手の中から"適材適所"でどのポジションに適しているか判断してチーム(住まい)を作り上げていくのです。 

DSC00513 

査も無事完了し片付けをしていると、三澤はどこからか板を片手に登場です。製材所の奥の方に忘れられていた板を譲りうけ、三澤邸のまな板として活用するようです。新たな選手を見つけ出すのも監督の仕事です!

写真右手に写っているのは伸栄木材の中谷さん。M邸の材料を段取り頂きました。Nさんも無事に検査済んだのを見届けてホッとされたようです。これから「木配り」を経て、お盆明けの上棟予定です。杉、桧、栗のコラボが今から楽しみです。

(スタッフ:平賀)