2012年07月アーカイブ

MOKゼミ神戸9月号のご案内 2012年07月25日

 2012年度の第4回目のMOKゼミ神戸は、〝少ないエネルギーで暮らす「木の住まい」〟というタイトルで岐阜県森林文化アカデミーの辻充孝氏に講師としてお越し頂きます。

「省エネルギー」とよく耳にはするものの、現在使用しているエネルギー量を把握することが大切です。ご自身の使用量について光熱費明細書をご持参頂き、分析をしてみましょう。その上で、どのような工夫がエネルギー削減に有効かお話し頂けます。エネルギーを減らしながら心地よく暮らすヒントを探しにお越しください。

参加申し込みは下記ご案内をご覧下さい。皆さまのご参加をお待ちしております。

※通常の持ち物に加えて、電卓・光熱費明細書をご持参下さい。

 

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MOK-SOHOの塗装を行いました。 2012年07月21日

大阪市福島区の、㈲MOK[http://www.ms-a.com/mok-mono/gallerypro/gallery.cgi]の事務所のある建物、MOK-SOHOの外壁の再塗装を行いました。この建物は建築してからおよそ10年が経ち、良く陽のあたる東側の外壁の杉板が黒ずんできていました。

 

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東側の外壁の様子です。建築当時にも塗装はしていましたが、直射日光の紫外線で黒くなっています。表面はそぼそぼになっています。

 

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まずは表面の劣化した部分をはがしていきます。電動サンダーを使用して一枚ずつ塗装面の下地を整えていきます。

 

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サンダーをかけると黒ずんだ部分がはがれ、少し明るい色に戻ります。

 

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サンダーの作業を終えると、塗装面以外を養生して塗装に取り掛かります。表面を整えたとはいえ、普段塗装をする杉板よりも塗料を良く吸います。

 

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一度塗りが終わると二度目塗りに入ります。一度塗りの時よりももう少し塗料の色のりがいいです。

 

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こうして無事外壁の塗装が終わりました。遠目に見ても明るくきれいになっています。悪のアジトと揶揄されていたかつての面影はもうありません。

地域の気候や周辺の環境、また庇の有無、方角など建物のデザインによって度合いが違いますが、建物外装の木部は劣化します。しかしこのように定期的なメンテナンスをすれば問題なく使い続ける事が出来ます。

今回、私も再塗装をすることでこの建物にいっそう愛着を持つことができました。

 

スタッフ:日野

夏の便り 2012年07月17日

夏至も過ぎましたが、朝4時過ぎには東の空がうっすらと暗闇から濃いブルーに変わってゆく梅雨明けの大阪です。

Jパネルの耐久性実験を兼ねた「Jパネル花壇(Jパネルなので言うまでもなく木製です!)」にゴーヤを植える習慣になって7年目です。初代のJパネル花壇から、現花壇は2代目です。今年もゴーヤが花を咲かせ、緑陰をつくってくれています。今年初めての収穫をしました。三澤家の朝食はここ3~4年私が作っていますが、夏の朝食の前に野菜ジュースをここ3ヶ月前から飲んでいます。朝風呂に入った後、ミキサーで小松菜・ゴーヤ・ニンジン・バナナ・ハチミツをミックスして飲んでいます。これが一番です。時々、長野の胡桃山荘にゆきJAの野菜市場などで地域の野菜を買って、持って帰っては色々と楽しんでいます。シソジュースも大鍋で作りました。あまりにも簡単においしく出来たので、夏の定番になっています。

DSC_2915 2M程の長さのJパネルBOXにゴーヤの苗木を9本程買って植え込みました。これで植えてから1ヶ月ちょっとです。素晴らしい日よけと風景になっています。

DSC_2913 Jパネルをこんなに過酷に使用しても接着材は剥がれはしません。これで3年目です。

DSC_2914 ガクアジサイが道行く人からもよく見えます。

DSC01248 7月17日12時のMs屋外です。

DSC01247 何と42℃もあります。今日で梅雨明けですが、こんな日は屋外の現場が大変です。

DSC01244 屋内は冷房温度28℃設定で涼しいです。屋内からみたゴーヤの姿です。

DSC01241 実もこんなについています。

DSC01239 ゴーヤと小松菜etc...使って毎日飲んでいる青菜ジュースです。

(三澤)

人工大理石のカウンターってどうやって作るの?? 2012年07月14日

7月に入り本格的な夏の到来・・・ですが、突然の豪雨など不安定なお天気が続き心配です。

そんな雨の中、私たちは住宅のあるパーツを作っている場所へ見学へ行ってきました。

それは人工大理石の加工を行うシンコー建材㈱さん(吹田市)の工場です。

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Msではほとんどの住宅で人大のキッチンカウンターや洗面カウンターを採用しています。それらは全て担当スタッフが発注し現場へ納めています。

人大の品番、外形寸法はもちろん、水栓の穴あけ位置、下地合板の厚み、角の面取りサイズまで指定し発注します。

ですが、いつも現場で見るカウンターはきれいにできあがった「製品」。

実際どうやってつくるのか、分かっているようで分かっていないのが実情です。

そんな時、いつも製作をお願いしているシンコー建材さんに工場の見学のお誘いを受け、お言葉に甘え突撃したわけです。

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社長の阪口さんから直々にご説明いただきました。ふむふむ。。

工場は想像よりコンパクトで、きれいに片付いていて「工作室」といった雰囲気。

流れ作業的にものが作られているのかと思いきや、NCルーター、万力、サンダー、ボンド、多種の型・・・本当に手作業の世界。4,5名の職人さんが黙々と作業をされていました。

全体的に写真がグレイッシュなのは削られた人大の粉が雪のようにうっすら積もっているからなのですよ。

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これは電熱器。

中に人大の板を入れ180度で4~50分加熱するとふにゃふにゃのゴム状になります。型にあて、R形状などの成型できるそう。

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これが型です。デパートのトイレなどにこんな形の手洗いカウンターありますね。

2次元の加工ならなんでもできます!と阪口社長はおっしゃっていました。なんだかいろいろな可能性を感じます。

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百聞は一見にしかず。

設計者としてものづくりの現場を知ることはとても大事なことです。貴重な体験、シンコー建材さんありがとうございました!

(スタッフ:西久保)

「楓の家」 1年メンテナンス 2012年07月10日

昨年の5月に竣工した、大阪府池田市「楓の家」。

竣工から1年が経ち、不具合等がないか伺いに行ってまいりました。

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1年経った楓の家。外部も内部もきちんと手入れをし、とてもきれいに住まわれています。

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工務店さんと設計者で、住まい手さんのお話を伺いながら、不具合のある箇所を確認していきます。

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竣工後1年間で不具合が出やすい木の建具。

木の建具は、製作時に乾燥させても、その後数年間は、伸びたり、縮んだりします。

その伸び縮みが、建具の開閉に不具合を生じさせます。

自然素材だからそこ出てくる不具合。

建具屋さんに削ってもらえば、すぐに治ります。

調整をしながら、ゆっくりと木の動きが止まるのを待ちます。

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内部の梁にも割れがでてきました。木が乾燥することにより、割れが出てきます。

竣工後数年間は、パキパキと音が鳴るほど、木は動きます。

不安に思われる住まい手さんも多いようですが、木がきちんと乾燥している証拠。

これも自然素材である木の家の特徴です。

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床下に潜り、蟻害がないかどうかの確認をしました。

きれいで健全、なおかつとても点検のしやすい床下空間でした。

メンテナンスに点検のしやすさは重要だと実感。

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床下の温湿度も計測。完成後の室内環境を定量的に測定することも大切なメンテナンスの内の一つです。

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住まい手さんお手製「わんちゃんの家」。木の家に馴染んだ素敵な家です。

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雨水を利用した「金魚の家」。雨が降るたびに水が入れ替わるため、お掃除がいらないとのこと。

金魚と浮草がいきいきしています。

 

自然素材である木の家は、動きや変化があり、

手入れ・メンテナンスは欠かせないという事を実感できる半日でした。

また、住まい手さんが、手を加えたり、手入れをしていくことによって、

木の家はより良くなっていくと感じました。

今後も「楓の家」の変化が楽しみです。

 

(スタッフ 佐治)