2012年06月アーカイブ

岐阜市川原町の家・着工しました 2012年06月30日

 

 

以前のMs日記にて、詳細調査の様子などをご紹介しました岐阜市川原町の家。

調査内容を元に設計は進み、現在工事が進んでいます。(上の写真は着工前の様子です。)

既存の建物は元々木材の倉庫であったようです。建てられたのは明治時代のようです。その後、何度か手を入れて住宅として使用されていました。今回はこの建物を改修+一部増築を行い、構造や断熱性を大幅に向上し、長期優良住宅の性能を確保した住宅に再生します。

 

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既存の住宅は屋根、柱・梁、壁を残して解体しました。解体直後は壁が少なく、とても不安定な状態です。倒れないようにサポートを入れながら慎重に解体工事を進めました。

 

 

既存軸組を残したまま、鉄筋コンクリートのベタ基礎をつくります。写真は鉄筋を組んだ状態です。通常は基礎→土台→柱の順番で作っていきますが、今回は既存柱を残したまま→土台入れ→基礎コンクリート打設と逆に進行していきます。古い建物は基礎が無いため、そのままではいくら上部構造を頑丈にしても、現代の強度基準とはなりません。やはり地盤に力を伝える基礎は建物の中でも最重要部分です。

 

プレカット工場にて今回も木配りを行っています。木材は全て岐阜県産の材料です。改修部の床梁、増築部の床梁・小屋梁など、約40本の梁材の中から、きれいな材料、ヤング係数の高い材料などを適材適所に配置しました。

軸組み模型は既存で残す材料(茶色)と新しく入れる材料(白)で色分けをして作りました。既存の構造材も可能な限り残しています。

今回の構造設計は既存部と増築部を分けることなく、構造的にも一体として設計しています。

待望の上棟は7月中旬の予定です。

 

スタッフ 田尻

MOKゼミ神戸2012-7月のご案内 2012年06月25日

2012年度第3回目のMOKゼミ神戸は、昨年もお話し頂きました漆職人の澤田欣也さん(沢幸漆店)と今年初めてお話し頂く名栗加工の橘明夫さん(橘商店)のお二人による講義です。

普段馴染みの少ない「漆塗り」「名栗加工」といった仕上げをについてお話し頂きます。実際の加工の様子を映像でご覧頂く予定です。

通年参加だけでなくスポットの参加も可能ですので、参加をご希望される方は下記申込み先までご連絡下さい。日本の伝統をこの機会に是非知って頂ければと思います。皆さまのご参加お待ちしております。

 

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夏の訪れ~ゴーヤとキューリ 2012年06月23日

台風も過ぎ、今日の大阪は晴れ間が出てきました。

来週は30℃くらいまで気温が上がるようですね。

 

さて、大阪市福島区にあるMSDの事務所では、今年もグリーンカーテンを実施しました。

西側の外壁にネットを張って、プランターにキューリとゴーヤを植えています。

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5月の末に植えたキューリとゴーヤもずいぶん育ってきました。

  

キューリはすでに1回目の収穫を終えて、昼食時にいただきました。

採りたてのキューリはみずみずしくて、元気がでるおいしさです!

  

今日も、花とその根元に小さいキューリができ始めています。

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また、別の株ではキューリがだいぶ大きくなっていました。

葉っぱの緑とキューリの深い緑。

外壁の白も相まって、コントラストがとても美しいです。

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ゴーヤはまだ花が付いていませんが、ぐんぐん成長しています。

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もうすぐ2階に届く勢いです。

これから太陽と水をたくさん浴びて、大きく成長すると思います。

  

今年もゴーヤとキューリのグリーンカーテンと、風を取り込んで、節電に気を付けながら、快適に過ごしたいです。

(スタッフ:葉賀)

住宅建築 2012年 8月号 三澤康彦+三澤文子 木造住宅の立脚点 2012年06月18日


6月19日発売の住宅建築2012年8月号に


三澤康彦+三澤文子 木造住宅の立脚点

「Jパネル落とし込み構法」を素形にした住宅のデザイン


が、約60ページにわたって特集されています。


写真 


木の家を300軒以上作り続けてきた両氏の考えはもちろん。

「Jパネル」の基本知識や設計の詳細図を確認しながら読み進めることができる内容となってます。


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近作である胡桃山荘や竣工後数年経つ住まい、三澤文子さんによる改修事例まで

「Jパネル」を使った木の住まいが幅広く掲載されています。

手に取っていただき、ぜひお求めください。

また、発売を記念して、建築家の泉幸甫さんとの講演会が東京で開かれます。


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日時:6月23日(土)16:00~

場所:東京日建工科専門学校(東京都豊島区)

詳細についてはリンク先をご参照ください。

定員60名となっておりますのでご応募はお早めに。

御来場をお待ちしております。


スタッフ:戎野

木造建築病理学講座に行って来ました。 2012年06月11日

先日、「木造建築病理学講座」の授業を受けるために岐阜県の美濃市にある森林文化アカデミーに行ってきました。

木造建築病理学とは、木造住宅の改修方法を勉強するための講座です。アカデミーでは科目履修生として、この授業のみを履修することが可能です。
春と秋で一年間に二回、一泊二日の泊まりがけで授業を受けに行っています。この授業を受け、また詳細調査の実習をすることで「住宅医」という資格を取得する権利が得られます。

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1日目は昼過ぎにアカデミーに到着し、今年度の開講式が行われました。開講式では新しく入学してきた1年生の方々も加わり、自己紹介も行われました。年齢も出身地もばらばらですが、同じ目的をもった同窓生になります。

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開講式が終わり次第、住宅医になるための検定会が行われました。これは木造建築病理学講座を修了した方が、学んだ手法を使って実際に改修した建物を住宅医の方々の前で発表する場になります。合格をすると晴れて住宅医に認定されます。
今回は、すでに住宅医になられた方が最近改修した物件を発表し、検定会の模擬として行われました。授業や実習で学んだことを実際の仕事で活かしている様子を拝見すると、今年も勉強をする気持ちが高まりました。

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その後、懇親会があるのですが、時間に余裕がありますのでアカデミーの辻先生の案内の元、施設の見学を行いました。新入生の中には初めてアカデミーに来る人もいますので、興味しんしんです。

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これはアカデミーの名物である「自力建設」で今年竣工作品になります。今年は「森のインターチェンジ」という作品です。

建物と建物の間の登り道が、移動には危険な状態だった所に、登りやすく階段を新たに造りました。またその坂の中腹からアカデミーの景色を眺めることができる場所を作ったものです。

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棟梁を務めた学生さんが建物の説明や竣工までの苦労話を聞かせてくれます。

この後、懇親会をし、次の日に授業を受けました。

一泊二日でしたが、充実した時間はあっという間に過ぎてしましました。

今回勉強した内容も、普段の業務に活かせるようがんばります。

スタッフ:日野