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私たちの事務所は、日本での快適な木の住まいを作りつづけてきました。
快適さとは,人工的な設備機器を多様する便利さのことではなく、自然の持つ機能(風、光)を生かしながら家づくりを成立させていきます。
自然の素材。昔から歴史の中で積み上げられてきた地球から生まれた素材(木、土、紙)を使用し、住まいが最低でも樹の寿命だけは、住まいとして生きつづけてゆくだけの器にすることを考えています。
素材とは、古びてゆく形のものであり、時間がたってもそれをきたない物として消却するものでなく、生きてきた時間を楽しむことができる唯一のものです。しかし、素材の木1つをとっても同じものもなく、若干の個人としての顔をもつ素材をすべて均一のものとして見ることは不可能なことです。
自然なものは、戦後登場してきた新建材ほど便利にはできていません。
木は曲がり、割れ、ちぢみ、土は水を吸い、ひびわれが生じます。
それを基礎として、そんな手間をかける職人技を期待することは難しくなってきましたが、まだまだ私たちの設計に答えてくれる林業家、大工、左官職のつながりがあります。ただ完全性を求める方々には自然素材の家づくりは成立できません。
自然の形を生産、加工職人の手技をお互い認めあうことで、自然素材の家づくりを創ってゆきます。

住宅の設計者は、世の中無数に存在しますが、Ms建築設計事務所における設計を説明します。
私たちは、常に住まい手から依頼されてから仕事を開始します。その時のデーターとなるのが、「すまい・メモ」です。この「すまい・メモ」は、住まい手の履歴書ともいえるものではありますが、これに記したからといって全て願いが叶うということではありません。
そのメモを見ながら、その地域の環境、法律、住まい方を私たちMsが診断させていただきます。
住まいメモの中で一番大事なことは、もちろん資金、時期、延床面積も重要ですが、なによりも住まい方の骨組みとなるのが、新しい住まいへの夢、生活感を語っていただくのが肝心です。
この「住まい・メモ」は、住まい手のための「オンリーワン」を創造するために、非常に大事なデーターとなります。私たちはまず最初に基本設計契約書をかわし、(1/50平面、断面、1/50模型、スケジュール表、概算予算書)まで含めて提案します。
そののち、基本設計が住まい手が希望する計画であると確認されたのち、本式に監理までMsが仕事として見る建築設計監理委託契約書を交わし、仕事を継続します。
Ms建築設計事務所
三澤 康彦
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